ドゥカティ パニガーレV4R [’23新型バイクカタログ]:SBKの走りを公道に。MAX240.5psだ!

ドゥカティ パニガーレV4シリーズ

●まとめ:ヤングマシン編集部 ●情報更新日:2023年6月25日

ドゥカティは、モトGPやスーパーバイク世界選手権(SBK)で活躍する純血スポーツモデルを筆頭に、テイスティなマシンまで揃えるイタリアンブランド。パニガーレV4RはSBKのベース車にして同社のハイエンド機だ。排ガス規制の影響で姿を消していたが、’23モデルで復活。排気量はレース規則に適合した999ccながら、1103ccのV4を上回る218psを発生。リッターSSでトップタイの出力で、さらにレース管や専用オイルによって驚異の240.5psを叩き出す。

【DUCATI PANIGALE V4 R】■水冷4ストV型4気筒DOHC4バルブ 998cc 218ps/15500rpm 11.4kgm/12000rpm ■193.5kg シート高850mm 17L ■タイヤF120/70ZR17 R200/60ZR17 ●色:ドゥカティレッド ●価格:499万9000円

ドゥカティ パニガーレV4R:詳細解説

(文:ミリオーレ編集部・小川勤/2022年10月15日公開)

ドゥカティがMotoGPマシンで培ってきたノウハウで開発したV4エンジンを搭載した初の市販量産車であるパニガーレV4シリーズは、2017年のEICMAで登場。ドゥカティのレーシングDNAを感じさせてくれるマシンとして、毎年アップグレードを重ねている。

そんなパニガーレV4シリーズをベースにスーパーバイク世界選手権(WSB)を戦うホモロゲーションマシンとして、2018年のEICMAに登場したのがパニガーレV4Rである。エンジンは、排気量をレースレギュレーションに合わせた998ccとし、大幅にチューニングが施された。

パニガーレV4Rは、ユーロ5規制などもあり、しばらくラインナップから消えており、それが2023年に待望の復活となった。

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