●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年7月11日
カワサキ メグロK3 概要
昭和39年に川崎重工の前身・川崎航空機工業に吸収された、戦前最後のオートバイメーカー・目黒製作所。最後のモデルである「500メグロK2」は、カワサキWシリーズの先祖となった。そのメグロブランドを時を越えて復活させたのが、このマシン。W800シリーズをベースに、燃料タンクには銀鏡塗装や小傷を自動修復するハイリーデュラブルペイントを施し、車体各部を熟練工の手作業で塗られたエンブレムや美しいクロームメッキなどで装飾した。’22モデルでは美しい車体色をそのままに新排出ガス規制に適合した型式認定を取得。グリップヒーター/ETC2.0車載器/センタースタンド/ヘルメットロックといったものは引き続き標準装備だ。
’22 カワサキ メグロK3
主要諸元
エンジン
主要装備
あなたにおすすめの関連記事
伝説のメグロ大復活から1年、その姿を変えずに2022年モデルへ 2020年11月に一葉の写真が公開され、メグロ復活が高らかに宣言された。「伝統ト信頼ノ メグロ」の大看板はこの復活劇のためだけに制作され[…]
メグロ×カワサキが辿った数奇なヒストリーメグロK2試乗インプレ:50年以上前の先代に丸山浩大感激新型メグロK3×旧型K2 丸山浩試乗比較インプレ W800を選んだのは必然。高性能の象徴が令和に蘇る カ[…]
メグロ×カワサキが辿った数奇なヒストリーメグロK2試乗インプレ:50年以上前の先代に丸山浩大感激新型メグロK3×旧型K2 丸山浩試乗比較インプレ こんなによく走るとは! 尊敬に値するメーカーだ 北米進[…]
’24年創業の目黒製作所が’60年代に川崎航空機株式会社に吸収後、メグロブランドとして最後に生産されたビッグバイク=500メグロK2。このマシンがカワサキW1の基となり、その後の隆盛の礎となった。その[…]
ただの衣装替え?! いやいや破壊力は抜群だ! 独特なエンブレムに、シルバーとブラックが織りなす格調高い雰囲気。まさしく"メグロ"の再来だ…。カワサキが'20年11月17日に発表した「メグロK3」は、W[…]
最新の記事
- 2025年「56レーシング」チーム体制発表! 13歳の富樫虎太郎は全日本J-GP3フル参戦、新たに9歳の木村隆之介も加入
- Wチャンピオンを手土産に世界に再挑戦!【國井勇輝インタビュー】
- 「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
- 【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 「これを待ってた」ホンダ新型CB400フルカウル「CBR400RR/CBR400R FOUR」スクープまとめ「かっけー!」
- 1
- 2