●まとめ:ヤングマシン編集部 ●情報更新日:2023年8月4日
目次
カワサキ メグロK3モデル概要
カワサキWの先祖となる「メグロ」ブランドを吸収合併から半世紀以上の時を超えて復活させたネオクラシックモデル。W800シリーズをベースに、燃料タンクに銀鏡塗装や小傷を自動修復するハイリーデュラブルペイントを施し、熟練工の手作業で塗られた立体エンブレムや車体各部を光沢を放つクロームメッキで装飾するなど「走る美術工芸品」といった質感を放っている。走らせるのがもったいないほど美しいが、ツーリングで役立つグリップヒーターやETC2.0車載器、センタースタンドも標準装備となっており、ちゃんと味わい深い旅を楽しめるようになっているのも忘れてはならないポイントだ。W800同様に最新の排ガス規制にも適合している。
カワサキ メグロK3試乗インプレッション
「重たそうなクランク」や「穏やかな反応」は、いわゆる旧車のエンジンフィーリングにも通じるものなのだが、W800はそういった味を残しながらも、快適性を損なうような振動はしっかり抑制するなど、旧車とは比べ物にならない快適性を備えている点も素晴らしい。旧車の魅力は再現しつつ、現代に必要なものはしっかり備える。言葉にすれば簡単だが、そのバランスの取り方が絶妙なのだ。
カワサキ メグロK3の主要諸元
車名(通称名) | MEGURO K3 | 一次減速比/二次減速比 | 2.095 (88/42) / 2.466(37/15) | ||
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型式 | 8BL-EJ800E | フレーム形式 | ダブルクレードル | ||
全長×全幅×全高 | 2,190mm×925mm×1,130mm | 懸架方式 | 前 | テレスコピック(インナーチューブ径41mm) | |
軸間距離 | 1,465mm | 後 | スイングアーム | ||
最低地上高 | 125mm | ホイールトラベル | 前 | 130mm | |
シート高 | 790mm | 後 | 107mm | ||
キャスター/トレール | 27.0°/ 108mm | タイヤサイズ | 前 | 100/90-19M/C 57H | |
エンジン種類/弁方式 | 空冷4ストローク並列2気筒/SOHC 4バルブ | 後 | 130/80-18M/C 66H | ||
総排気量 | 773cm³ | ホイールサイズ | 前 | 19M/C×MT2.50 | |
内径×行程/圧縮比 | 77.0mm×83.0mm/ 8.4:1 | 後 | 18M/C×MT3.00 | ||
最高出力 | 38kW(52PS)/6,500rpm | ブレーキ形式 | 前 | シングルディスク 320mm (外径) | |
最大トルク | 62N・m(6.3kgf・m)/4,800rpm | 後 | シングルディスク 270mm (外径) | ||
始動方式 | セルフスターター | ステアリングアングル (左/右) | 37°/ 37° | ||
点火方式 | バッテリ&コイル(トランジスタ点火) | 車両重量 | 227kg | ||
潤滑方式 | ウェットサンプ | 使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | ||
エンジンオイル容量 | 3.2L | 燃料タンク容量 | 15L | ||
燃料供給方式 | フューエルインジェクション | 乗車定員 | 2名 | ||
トランスミッション形式 | 常噛5段リターン | 燃料消費率(km/L)※1 | 30.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)※2 | ||
クラッチ形式 | 湿式多板 | 20.9km/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)※3 | |||
ギヤ・レシオ | 1速 | 2.352 (40/17) | 最小回転半径 | 2.7m | |
2速 | 1.590 (35/22) | カラー・メーカー希望小売価格 | ミラーコートブラック×エボニー 1,353,000円 (本体価格1,230,000円、消費税123,000円) | ||
3速 | 1.240 (31/25) | ||||
4速 | 1.000 (28/28) | ||||
5速 | 0.851 (23/27) |
カワサキ メグロK3関連リンク
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