ホンダ モンキー125 [’22後期 新型バイクカタログ]:ニッポンを代表するレジャーバイク

ホンダ モンキー125

●文:ヤングマシン編集部 ※情報更新日:2022年10月10日

ホンダ モンキー125 概要

乗ってイジって遊べる50ccモンキーは、初代登場の1967年から半世紀以上も世界中で愛され、惜しまれながらも’17年に生産終了。しかし翌’18年にグロムをベースに125ccで見事に復活し、今大人気のホンダリバイバルの先鞭を切った。

そして’21年9月に新型エンジンにバージョンアップ。ユーロ5に相当する平成32年排出ガス規制への対応が主目的だが、従来の4速からファン待望の5速ミッションが投入されたのが大きな魅力。ボディ同色のフォークやリヤショックのスプリングなど、レジャーバイクとしてのファンな佇まいも一線級だ。

’21 ホンダ モンキー125

主要諸元

【’21 HONDA MONKEY 125】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.4ps/6750rpm 1.1kg-m/5500rpm ■車重104kg シート高776mm 5.6L ■タイヤサイズF=120/80-12 R=130/80-12 ●色:パールネビュラレッド パールグリッターリングブルー パールシャイニングブラック ●価格:44万円 ●発売日:’21年9月27日

【カラーバリエーション】パールネビュラレッドとパールグリッターリングブルーはシルバーとのツートーン。パールシャイニングブラックはガンメタと塗り分けられる。

ライディングポジション

前モデルと比べるとシート高は1mmの微増で776mmに。とはいえ足着きはご覧の通り秀逸だ。コンパクトな車体だが、身長170cmを超えるライダーでも窮屈に感じることはない。[身長175cm/体重67kg]

エンジン

【MT5速は燃費もGood!】50.0×63.1mmのロングストロークエンジンは、最高出力9.4ps。4速の前モデルより最高出力発生回転数を下げ、5速化で変速比がクロスしたこともあり、燃費が向上している。

足まわり

’22年から全車ABSを装備。キャリパーは前後ともニッシン製だ。スチール製のクロームメッキフェンダーを前後に採用し、φ31mm倒立式フォークのアウターを車体と同色とする手法は継続。

主要装備

ナンバー灯に至るまで全灯火類にLEDを導入しつつ、デザインはレトロな丸型に統一。ヘッドライトはロービームで上段、ハイビームで上下が点灯する。

ハンドルはやや絞り気味のアップハンドル。反転液晶タイプの丸型メーターは回転計やギヤ段数表示はない。イグニッションオンで速度計がウインクする演出がキュートだ。

【待望の5速ギア】従来型グロムのミッションは3-4速が離れていたため、5速にカスタムするユーザーも多かったが、’21年モデルは5速化によってギヤがクロスし、絶え間ない加速が楽しめる。

台形タンクのデザインはそのまま。容量は5.6Lだ。タックロールシートは70mmの高密度ウレタンで乗り心地は抜群だ。ただし、乗車定員は1名なのでタンデムは不可。


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