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●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年7月30日
CBR650R 概要
100万円弱で買えるフルカウル4気筒として人気のモデル。アッパーカウル左右のダクトから吸気するツインラムエアシステムを採用しており、648ccの直列4気筒は最大95psを発揮。オン/オフ2段階のトラクションコントロールも備えている。車体はスチール製ツインスパーフレームで、フロントにはショーワ製SFF-BP倒立フォークとラジアルマウントブレーキキャリパーを装着。急制動時にハザードを高速点滅させるESS機能も持つ。
欧州では’22年モデルとして新たに2カラーが設定。グラフィックを変更したレッドと、オレンジのハイライトが入ったマットブラックの2色が用意されている。
’22 CBR650R[欧州仕様]
主要諸元
【’22 HONDA CBR650R|EU MODEL】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 649cc 95.2ps/12000rpm 6.4kg-m/9500rpm ■208kg シート高810mm 15.4L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●色:グランプリレッド マットガンパウダーブラックメタリック ※写真は欧州仕様
2色のカラーバリエーションがラインナップ。ブラックはカウルエッジのオレンジアクセントが映える。
’21 CBR650R
主要諸元
【’21 HONDA CBR650R】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 648cc 95ps/12000rpm 6.5kg-m/8500rpm ■206kg シート高810mm 15L ■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●グランプリレッド マットパリスティックブラックメタリック ●価格:105万6000円~108万9000円
軽量化と風防効果を追求したフルカウルを装備。ミッドカウルにはレイヤーが設けられ、整流効果と排熱効果を高めている。ギュッとした凝縮感のあるリヤまわりはマス集中化に貢献。
【カラーバリエーション】国内’21モデルはレーシーなストライプの入ったグランプリレッドと単色ブラックの2ラインナップ。レッドは3万3000円高だ。
ライディングポジション
シート高は810mmだが、前端が絞られているため数字よりもはるかに安定感がある。低めかつ手前よりに設定されたハンドルポジションのおかげで絶妙に扱いやすい。[身長158cm]
エンジン/パワーユニット
シャーシ/足まわり
【考え抜かれたシャーシまわり】剛性バランスを見直したスチール製ツインスパーフレームは、エンジンハンガーとクロスパイプを一体化。軽量化と併せて不快なエンジン振動も低減。シート後端は従来比で60mm短縮。
【フロントブレーキ&サスペンション】フロントフォークは倒立式。ブレーキディスクはφ310mmでキャリパーはラジアルマウントだ。フィーリングは自然で、とてもコントローラブル。
【リヤブレーキ&サスペンション】リヤサスペンションは締結部にピロボールを使い、路面追従性を高めている。リヤブレーキはφ240mmシングルディスクで、シングルポットキャリパーとの組み合わせ。
主要装備
【LEDヘッドライト】ヘッドライトはLEDで、ロービームでも左右両方が点灯するデュアル方式。
【トルクコントロール】後輪の駆動力を制御するトルクコントロールを採用。左ハンドルのスイッチのオン/オフで任意に設定、路面状態に応じた後輪のスリップを緩和できる。
【メーターは視認性アップ】メーターには反転液晶モノクロデジタルパネルを採用。’21ではバックライトの照射角度や文字サイズの大きさを見直され視認性がアップした。ETCインジケーターも備える。
【マフラー】マフラーはテールパイプ後端角度を上向きに変更し、直4らしい抜けの良いサウンドが楽しめる設計に。
【リヤの素材&形状変更】’21ではシートカウルとリヤフェンダーの素材&形状を変更して、よりエッジの効いた”R”らしいシャープなスタイリングとなった。
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