ドゥカティ パニガーレV4シリーズ [新型バイクカタログ]:ドゥカの駿馬はツバサを授かった電脳サラブレッド

ドゥカティ パニガーレV4シリーズ [新型バイクカタログ]:ドゥカの駿馬はツバサを授かった電脳サラブレッド

※情報更新日:2022年7月4日

多彩なジャンルを展開しながら、根底に熱いスポーツマインドが息づくイタリアンブランドのドゥカティ。V型エンジンへのこだわりも特徴だ。同社のフラッグシップ「パニガーレV4」は、動力性能を追求した自慢のスーパースポーツシリーズ。

’22では、STDと上級版のSが全身を熟成し、よりレース向けの特性を強めると同時に、疲れにくいマシンを目指した。マフラーなどの改良で、ユーロ5に適合しつつ従来より1.5㎰増の215.5psに到達。最大トルクは同様ながら中低域が厚くなり、扱いやすさも増している。車体面では、スイングアームピボット位置を4mm上げ、加速時の安定性をアップ。モトGPマシンのノウハウを注入した新形状ウイング、容量を+1Lとした燃料タンクも採用した。電子制御も最新版で死角なしだ。

’21で新登場したSPは、’22で新板の”SP2″に進化。1万4500rpmの超高回転域で2.5ps向上する出力特性としたほか、専用のギヤ比とパワーモードも備える。V4Sより1.4kg軽いカーボンホイールなど足まわりも豪華で、レバーなど細部まで手を加えた。オプションのレースマフラーで最高出力を228psに高めることも可能だ。

’22 パニガーレV4SP2

【’22 DUCATI PANIGALE V4SP2】■水冷4ストV型4気筒DOHC4バルブ 1103cc 215.5ps/13000rpm 12.6kg-m/9500rpm ■194.5kg シート高 850mm 17L ■タイヤF=120/70ZR17 R=200/60ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン)/ブルートゥース※オプション ●色:ウィンターテスト ●価格:465万円(公道走行不可)

’22 DUCATI PANIGALE V4SP2

各部にカーボンパーツを与え、伝統のSP=スポーツプロダクションを名乗る。

ブレンボ製スティルマRや乾式クラッチを採用。

’22 パニガーレV4S

電子制御式オーリンズサスとアルミ鍛造ホイールで武装した上級グレード。’22で新形状ウイングを採用したほか、最新のNPX 25/30フォークでトラベルを5mm増加して動作がより滑らかに。

【’22 DUCATI PANIGALE V4 S】■水冷4ストV型4気筒DOHC4バルブ 1103cc 215.5ps/13000rpm 12.6kg-m/9500rpm ■195.5kg シート高 850mm 17L ■タイヤF=120/70ZR17 R=200/60ZR17 ■クイックシフター(アップ&ダウン)/ブルートゥース※オプション  ●色:ドゥカティレッド ●価格:358万円

’22 DUCATI PANIGALE V4 S

電子制御式オーリンズサスと鍛造ホイールで武装。最新のNPX25/30フォークでトラベルを5mm増加し、動作がよりスムーズに。

ウイングはコンパクトにしつつ高効率化。SBKスタイルのギアシフトインジケーターを採用。

’22 パニガーレV4

機械調整式のショーワ製BPFフォークとザックス製Rモノショックを組み合わせるSTD仕様。ホイールは鋳造の5本スポーク仕様だ。

【’22 DUCATI PANIGALE V4】■クイックシフター(アップ&ダウン)/ブルートゥース※オプション ●色:ドゥカティレッド ●価格:290万円


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