軽二輪(126-250cc)クラスは、クラス唯一のクルーザー・ホンダ レブル250が販売台数で独走。クラス唯一の4気筒スーパースポーツ・カワサキ ニンジャZX-25Rが追従する。また油冷エンジンの動向も目が離せない。ジャンルに捉われない独自性が250クラスの人気のバロメーターだ。本記事では軽二輪クラスに属するアドベンチャー/オフロードモデルを紹介する。
●文:ヤングマシン編集部
カワサキKLX230S/SM:新型スーパーモタード“SM”国内登場!
KLX230は、レーサーKLX230Rと同時開発され、低中回転域から力強いトルクを生む空冷単気筒は厳しい排ガス規制にも対応。Sは前モデルよりシート高を55mmも下げて足着き性を大幅に向上。ボッシュ社と共同開発したカワサキ初のデュアルパーパスABSも装備する。
’23モデルとして10月15日にSMが発売。Sからエンジンチューニングが施され、締まった足まわりセッティング、前後17インチホイールによりオンロード走行性能が高められている。ひさしぶりに国内メーカーから登場するスーパーモタードタイプとして注目だ。
ホンダCRF250L/ラリー:選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー
本格オフローダーのLと、12Lタンク&大型スクリーン装備のラリー。’21年のフルチェンジでカム/バルブタイミング/吸排気系など見直し、ギヤ比を最適化。両車ともにサスのストロークを伸ばして最低地上高も高め、走破性をアップした〈s〉を用意する。
スズキVストローム250:安心/安定の2気筒Vスト
GSX250R系の水冷2気筒をGSR250ベースのシャーシに搭載。防風性の高いスクリーン/ナックルカバー/センタースタンド/DCソケットを標準装備し、大型のアルミ製リヤキャリアはオプションのトップ/サイドケースをスマートに装着できる。インド仕様の新型SX(国内未発売)に対し、ツーリング性能で勝負。
カワサキ ヴェルシスX250ツアラー:充実装備のアドベンチャーは’23モデルで終了か?!
ホイールトラベルを確保しながら幅狭の専用フレームでシート高を815mmに抑え、パニアケース/大型キャリア/ガードパイプ/センタースタンドを標準装備する本格ツアラー。’23モデルを最後に国内導入予定を行わない旨が発表されている。
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