
アウトドアや災害対策グッズを展開する「PowerArQ(パワーアーク)」ブランドから、水冷循環式の冷却ベスト『PowerArQ Cooling Vest』が登場。各種オンラインストアで販売中だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:PowerArQ
静かに全身冷却&最長10時間のひんやり感を実現
ライディングジャケットのインナーとしても使えそうな『PowerArQ Cooling Vest』。その特長は、ファンやブロワー、ペルチェ式ヒートシンクを一切使わない水冷循環式であることだ。加えて冷却に凍らせた500mLペットボトル2~3本と水600mLを使うため、動力は小型ポンプのみで消費電力はわずか3.6W(ECOモード)という省エネ設計。
1万mAhのモバイルバッテリーを使えば、最長10時間の連続稼働が可能。日中の活動中もひんやり感を長時間キープできる点が魅力的だ。
さらにS字の一体型水冷プレートを採用したことで、従来のチューブタイプに比べて冷却面積が広く、ムラのない均一なひんやり感を広範囲に実現している。
作動音がポンプのみなため、極めて静かという点も見逃せない。深夜作業や就寝前といった静けさが求められる環境でも、周囲を気にせず快適にクールダウン可能だ。
アウトドアや現場作業といった過酷な環境での使用を想定し、タフさと快適な着心地を両立させた素材を採用しており、猛暑の夏でも安心して活動できる待望のアイテムだ。
タフさと快適さを追求した素材とフィット感
加えて、その機能性だけでなく、着用感と耐久性にも配慮が行き届いている。表面と裏地にはポリエステル生地が採用されており、屈曲しても裂けにくく、長期着用でもへたりにくい。
水冷プレート表面は熱可塑性ポリウレタン (TPU) 生地で仕上げられているため、引っかき傷や摩耗に強く、高い耐久性を実現しながらも優しい肌当たりを両立させた。さらにS字型の一体型水冷プレートは身体のラインに沿って柔軟にフィットし、チューブ型のような部分的なごわつきがなく、背中や腰回りまで冷却プレートがしなやかに密着。動きやすさと快適な着心地が追求されているのだ。
ウエスト部分には伸縮性のあるゴムバンドが採用されており、体型に合わせてサイズ調整が可能。XLのワンサイズ展開ながらも、幅広い体型にフィットする。さらに、ポンプを取り外して配線を収納ポケットに収めた上で手洗いができるため、お手入れが簡単であり、連日の使用でも清潔さを保ちやすい。
本製品の価格は1万6500円(税込)。また、『PowerArQ Cooling Vest』と合わせて使用できる、PowerArQ純正のモバイルバッテリーの最新型『PowerArQ PowerBank3 A10000』も同時発売された。このモバイルバッテリーは、約200gの手のひらサイズで、従来モデルより約40%コンパクト化されており、ベストのポケットにもすっきりと収まる設計だ。
Type-A×2とType-C×1の計3ポートを搭載し、最大3台までの同時充電が可能。スマートフォンであれば約2~3回分の充電が可能と一台何役にも使える。
これらの製品は、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場、PowerArQ Directといったオンラインストアで購入可能。これから本格化する夏の暑さに備えていかがかな。
PowerArQ Cooling Vest製品概要
- 冷却方式:水冷循環式
- サイズ:XLサイズ(周囲44cm着丈64cm肩幅39cm)
- 重さ:700g(ベスト本体)
- 素材:
表地:ポリエステル
裏地 : ポリエステル
水冷プレート:熱可塑性ポリウレタン (TPU) - 消費電力:通常モード 約 5 W|Ecoモード 約 3.6 W
- 生産国:中国
- 価格:1万6500円(税込)
- 発売日:2025年6月18日
- 流通:Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場、PowerArQ Direct
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ウェア)
異常気象に対応したウェアを考えるワークマン 「夏が長く、秋が短い、すぐに冬が来る」という極端な環境変化が当たり前となってきた近年。気象庁の観測データ(東京)を見ても、最高気温25℃以上の『夏日』の最終[…]
プロテクター標準装備の冬用ライディングジャケット 一見するとカジュアルなパーカスタイルだが、中身は本格的なウインタージャケットである。本商品は、胸/肩/ひじ/背中の4部位にプロテクターを標準装備してお[…]
着る季節を選ばない設計と、高速走行を意識したディテール 春から冬まで対応できる点が、このモデルの大きな魅力だ。表地には防風性とストレッチ性を備えたソフトシェル素材を使用しており、ライディング時の冷たい[…]
今回は、BMCの最新モデル「防風ジーンズ・ボア」2025年モデルがターゲットだ!! 先日、弊誌が「週刊○○」のようにBLUE MONSTER CLOTHING(以下:BMC)のローリー青野氏を追尾して[…]
老舗の叡智が凝縮された「もちはだ」腹巻き 寒さ厳しい冬ともなると、ライダーにとって、腹部の冷えは大敵だ。体幹が冷えると全身のパフォーマンスが低下し、ライディングにも集中できなくなる。そんな冬の鉄板防寒[…]
最新の関連記事(夏の暑さ対策)
KOMINE プロテクトフルメッシュジャケット ネオ JK-1623 フルメッシュで残暑厳しい秋口のツーリングでも快適さを保つジャケット。胸部・肩・肘・背中にプロテクターを標準装備し、高い安全性も両立[…]
PROUDMEN. グルーミングシートクール 16枚入り×3個セット PROUDMEN.のグルーミングシートクールは、横250×縦200mmの大判サイズと保水力約190%のたっぷり液で1枚で全身を拭け[…]
KOMINE 2025モデル JK-1623 プロテクトフルメッシュジャケットネオ KOMINEの「JK-1623」は、フルメッシュで高い通気性を持ち、春夏のライディングで快適に使えるプロテクションジ[…]
3つの冷却プレートで最大-25℃を実現 2025年最新モデルの「ペルチェベスト」は、半導体冷却システムを採用し、背中に冷たい缶ジュースを当てたような感覚をわずか1秒で体感できる画期的なウェアです。小型[…]
税込4400円! リーズナブルなメッシュグローブ 今回紹介するのは、ゼロスシリーズでも人気のグローブシリーズのひと品「ゼロスグラブエア」。その名の通り、走行風を取り込むメッシュ仕様のサマーシーズン用グ[…]
人気記事ランキング(全体)
3気筒と変わらない幅を実現した5気筒エンジンは単体重量60kg未満! MVアグスタはEICMAでいくつかの2026年モデルを発表したが、何の予告もなく新型5気筒エンジンを電撃発表した。その名も「クアド[…]
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
冬ツーリングを快適に! デイトナの防寒アイテム デイトナ(Daytona) 防風インナー バイク 冬 防寒 ハーフジップ ウェア DI-001FA ブラック Mサイズ 31948 [デイトナ] バイク[…]
APトライク250って高速道路で通用するの? チョイ乗り系トライクとして知られるAPトライク125は、125ccという排気量ながら「側車付き軽二輪」という区分のおかげで高速道路を走れます。しかしながら[…]
スマホを固定しながら充電まで。カエディアのバイク用充電スマホホルダー Kaedear(カエディア) バイク スマホホルダー デビルホーン 充電機能付き Kaedear(カエディア) バイク スマホホル[…]
最新の投稿記事(全体)
距離もブランドも関係なし!50人同時通話を実現 EVA Rモデルは、EVANGELION RACINGをモチーフとした特別デザイン(初号機A/B、2号機A/Bの全4モデル)をまとい、ナイトランでも存在[…]
防寒着に求められる3要素を網羅 真冬のバイク乗りにとって、防寒は死活問題だ。アウターで風を遮断しても、その内側、つまりミドルレイヤーやインナーの選択次第で、ツーリングの快適度は天と地ほど変わってしまう[…]
QIK-MESH2.0で繋がり続けるインカム体験 H6は、従来の直列式インカムのように前後の並び順に依存しない通信方式を採用している。QIK-MESH2.0により、グループ通話中に隊列が乱れても通信の[…]
APトライク250って高速道路で通用するの? チョイ乗り系トライクとして知られるAPトライク125は、125ccという排気量ながら「側車付き軽二輪」という区分のおかげで高速道路を走れます。しかしながら[…]
高額モデルが多いドライブレコーダーはブラックフライデーで賢くアップデート MAXWIN バイク用 スマートモニター ドライブレコーダー Kaedear (カエディア) バイク ドライブレコーダー バイ[…]
- 1
- 2










































