![[’22後期版] 国産大型アドベンチャー(〜750cc)総まとめ【日常でも扱いやすいミドル|新型バイクカタログ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2022/02/ym2202-064-00-jp-large-adventure.jpg?v=1645849342)
●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司/田宮徹/宮田健一)
ホンダNC750X/DCT:旅から日常まで対応できる万能系
前後17インチホイールを履いたオンロードアドベンチャー。コスト低減を図るため、パラレルツインエンジンや鋼管フレームをはじめとした部品の多くをネイキッドやスクータータイプなどと共通化する設計により誕生した。’21年型でフルモデルチェンジが施され、電子制御スロットルを新採用。同時に、吸排気系やエンジンのピストン/クランクシャフトのカウンターウエイト/バランサー軸径などが見直され、4馬力アップを達成した。この改良によりライディングモード(プリセット3種類とユーザーモード)が選択可能に。モード選択により、エンジン出力に加えてトラクションコントロール/エンジンブレーキの介入度、DCT仕様の場合はシフトタイミングも連動して切り替わる。車体も熟成され、軽量化/前後サスペンションの熟成/収納スペースの拡大も実現。車重は7kg削減された。
ヤマハ テネレ700:オフロード重視のピュアスポーツ
日本では’20年夏に発売開始。MT-07用がベースの水冷パラレルツインエンジンを、専用のスチール製フレームに搭載する。前後21/18インチ径スポークホイールを採用。あえて電子制御を簡略化し、オンオフ式ABSのみとすることで、ピュアな乗り味も追求してある。シート高は875mmもあるが、日本ではローシートとローダウンリンクによりこれを38mm低減できるアクセサリーパッケージも追加料金なしで選択できる。’22年型で最新排ガス規制に適合化され、同時に車体色が刷新された。
スズキVストローム650/XT:熟成が進む伝統の水冷Vツインを搭載
高剛性アルミ製フレームに、20年以上の歴史を持つ水冷90度Vツインエンジンを搭載。2段階+オフのトラクションコントロールや手動3段階調整式スクリーンを採用する。STDは前後19/17インチ径のキャストホイールを装備。XTは同サイズのまま前後ホイールがスポーク化され、アンダーガードとナックルバイザーも標準装備する。
カワサキ ヴェルシス650 [’22後期 新型バイクカタログ]:7年ぶりのアップデートで国内にも導入予定
ニンジャ650&Z650のルーツとなったER-6f/nをベースに開発。前後17インチホイール/ロングストロークの前後サスペンション/適度なパワーのエンジンを組み合わせることで、舗装路での自在性を追求。’22モデルで’15年以来となる大幅刷新。フロントまわりの外観は一新され、灯火類をフルLED仕様化しながらより精悍な雰囲気に。カワサキの649cc水冷パラレルツインエンジン系では初めて、2モード+オフに切り替えられるトラクションコントロールを装備。メーターはスマホ連携機能付きの4.3インチカラー液晶タイプだ。正規販売されていなかった日本にも’22年初夏に導入予定と発表されていたが、新型コロナ禍により延期となっている。
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