〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

2022/10/14 15:00
ヤングマシン編集部

新型バイク(日本車／国産車)ヤングマシン新型バイクカタログ[車両]新型ビジネス／レジャー／ファンバイク新型原付二種 [51〜125cc]スーパーカブC125 ホンダ [HONDA]

〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

●文:ヤングマシン編集部 ※情報更新日:2022年10月14日

1 ホンダスーパーカブC125 概要
2 ’22 ホンダスーパーカブC125 [北米仕様]
3 ’21 ホンダスーパーカブC125
4 人気記事ランキング(全体)
5 最新の記事

ホンダスーパーカブC125 概要

スーパーカブC125は、初代C100の誕生60周年を記念して、’18年に登場したプレミアムなカブ。イージーな操作で乗れるカブならではの自動遠心クラッチ4速ミッションを備えるエンジンは、’21年9月に平成32年排出ガス規制に対応する新型に変更され、燃費も向上。同時に1チャンネルABSも標準装備されて安全性もアップした。“かもめハンドル”に埋め込んだ前ウインカーやレンズが飛び出したリヤウインカーなど、細部まで初代C100をオマージュするが、装備は最新でヘッドライトをはじめ灯火類はフルLEDだ。メーターはアナログ／デジタル併用。

’22 ホンダスーパーカブC125 [北米仕様]

主要諸元

'22 ホンダスーパーカブC125｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ — **【’22 HONDA SUPERCUB C125｜US MODEL】**■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc ■車重108kg シート高30.7インチ(779.8mm) 燃料タンク容量1.0ガロン(3.875L) ■タイヤサイズF＝70/90-17 R＝80/90-17 ●色:マットグレーメタリック ●北米参考価格:3799ドル(日本円換算約43万3000円)

’21 ホンダスーパーカブC125

主要諸元

ホンダスーパーカブC125｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ — **【’21 HONDA SUPER CUB C125】**■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.7ps/7500rpm 1.0kg-m/5000rpm ■車重125kg シート高780mm 3.7L ■タイヤサイズF=70/90-17 R=80/90-17 ●色:パールネビュラレッドパールニルタブルー ●価格:44万円 ●発売日:’21年9月27日

'21 ホンダスーパーカブC125 ｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

【カラーバリエーション】濃淡の青にシートのレッドが映えるパールニルタブルーは、初代C100のカラーがモチーフで、鮮やかなパールネビュラレッドの2色を揃える。

スタイリング

【柔らかな曲線と鋭い直線の絶妙な融合】乗り降りしやすいステップスルー空間からリヤフェンダーにかけ、車体全体でゆるやかな曲線で構成。レッグシールドなどにエッジを持たせ、エレガントなシルエットを演出。

'21 ホンダスーパーカブC125｜ハンドルまわり｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

【ハンドルをカバーしてより美しいフォルムに】初代スーパーカブの魅力である「鳥が翼を広げたような形のハンドル」を再現すべく、成形樹脂にハンドルパイプを内蔵。ハンドルスイッチやメーターの一体化で、立体的なフォルムに。

ライディングポジション

エンジン

現行モデルのエンジンは従来型より0.1psアップし、燃費も向上。オイルフィルターの取り出し口を新設して整備性を向上している[写真左:新型／右:旧型]。

足まわり

'21 ホンダスーパーカブC125｜リヤキャリア｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

'21 ホンダスーパーカブC125｜フロントキャリア｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

【ブレーキ＆サスペンション】ハンドルからフロントフォークまで、可動部すべてを一体の外観として扱う「ユニットステア」構成がオシャレ。安心感が高いリヤサスペンションは、デザインもかわいらしい。

主要装備

'21 ホンダスーパーカブC125｜ヘッドライト｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

'21 ホンダスーパーカブC125｜テールランプ｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

灯火類はオールLEDだが、デザインは初代スーパーカブの造形を最新技術で再現した。ヘッドライト中央にはポジションランプを配置し、上段がロービーム。テールランプは長円タイプで、ブレーキ時には中央が点灯する。

'21 ホンダスーパーカブC125｜ハンドル｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

'21 ホンダスーパーカブC125｜ディスプレイ｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

ハンドルは純正アクセサリーにグリップヒーター(2万900円)が新登場した。メーターは液晶画面の外周部にアナログ式の速度計をデザイン。ギヤ段数表示機能もある。

'21 ホンダスーパーカブC125｜メインスイッチ｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

'21 ホンダスーパーカブC125｜スマートキー｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

ジャケットのポケットなどにスマートキーを入れておけば、本体を取り出さなくてもメインスイッチノブを回すだけで始動できる。

'21 ホンダスーパーカブC125｜シーソーペダル｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

カブの代表装備といえるシーソーペダル。クラッチレスでアップ／ダウンできる。操作フィーリングも向上した。

'21 ホンダスーパーカブC125｜シート｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

'21 ホンダスーパーカブC125｜シート下｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

シートの開閉にもスマートキーシステムを採用。キーを携行した状態でスイッチを押すとシートが開き、燃料タンクにアクセスできる。

'21 ホンダスーパーカブC125｜ヘルメットホルダー｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

ヘルメットホルダーは2つ備わっている。オプションのピリオンシートでタンデムを行うときにはありがたい機能だ。

'21 ホンダスーパーカブC125｜書類入れ｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

【書類入れ】シート下にはさらにボタンがあり、押すと右サイドカバーが開く。中には書類を入れられる。

'21 ホンダスーパーカブC125｜チェーンまわり｜〈アーカイブ〉ホンダスーパーカブC125 [’22後期新型バイクカタログ]：豪華装備のプレミアムなカブ

チェーンはフルカバーされており、アジャスターも装備。細かい気遣いが随所に施されている。

リヤキャリアに加えてピリオンステップも標準装備。純正アクセサリーのピリオンシートを導入すれば、快適に二人乗りが楽しめる。

新型バイクカタログ

Z1、GPz900R、Ninja ZX-9Rから連なる“マジックナイン”の最新進化系カワサキは、948cc並列4気筒エンジンを搭載したスーパーネイキッド「Z900」および上級モデル「Z900 SE」[…]

【ワークマン】まるで穿いてない?! 特許出願中「TSU-KED カーゴパンツ」が夏を変える! 涼感テクノロジーを徹底解剖

涼しさの心臓部。それは「素材」と「構造」の魔法的組み合わせうだるような暑さと、じっとりと肌にまとわりつく湿気。毎年繰り返されるこの季節に、多くの人が少しでも快適に過ごせる服を探し求めている。そんな中[…]

「え、これ全部GB350Sなの?!」ホンダ公式カスタム祭り、今年は欧州7か国・11台の魔改造マシンから世界一を決める！

『Wheels and Wavesフェスティバル』にカスタムマシン×11車を展示 6年目を迎えたHondacustoms（ホンダカスタムズ）、過去にはCB1000Rやレブル、CL250/CL500、モ[…]

水冷V型2気筒エンジンの原付二種、新型登場!! ヒョースン「GV125Xロードスター」7月上旬発売へ

左右2本出しマフラーやベルトドライブ、6速ミッションも採用ヒョースンモータージャパンは、水冷124.7cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV125Xロードスター」を発売する。挟み[…]

【魔改造スポーツ】トヨタエンジン搭載のフェラーリ風カスタム! テキサスの名コレクターが手がけたMGAの正体

アメリカは”英国車マニア”多し! この1956年製MGAはご覧の通り左ハンドルで、最初から北米仕様だったもの。そもそも、アメリカは英国車マニアが数多く存在しており、1950年代どころか1930/194[…]

ヤングマシン編集部

1972年に創刊された日本の老舗モーターサイクルマガジンの一誌。常にその時代の熱いバイク達を追い続け、最新モデル＆アイテムの実証テストに定評がある。また、代名詞となる新車スクープはRG400/500Γ時代（1984年3月号掲載）から30年以上続いている名物企画で、業界内の生情報を独自追跡したものが主となっている。メイン読者層は50代とそのジュニア世代となる20代。ブランドタイトルの“ヤング”という単語はさすがに時代錯誤とはなったが、信条はバイク乗りの多くが持ち合わせている“ヤング・アット・ハート”だ。
※ヤングマシン：YouTube｜X｜Facebook｜Instagram

投稿一覧へ