
●文:ヤングマシン編集部 ※情報更新日:2022年10月16日
ホンダ クロスカブ110/くまモンバージョン 概要
スーパーカブ110をベースにSUV的なモディファイを加えるが、ハンターカブCT125よりどことなく緩やかなフォルムで人気を二分するクロスカブ。スーパーカブ110同様に平成32年排出ガス規制に適合する新型エンジンを搭載し、ブラックのキャストホイールにワイドなセミブロックのチューブレスタイヤを装着。前輪がディスクブレーキになりABS(フロントのみ)も装備。最低地上高はスーパーカブ110より25mm高い163mm。刷新したメーターは液晶パネルを内蔵し、トリップメーターの他にギヤポジション/時計/燃料計/平均燃費を表示する。
’22 ホンダ クロスカブ110
主要諸元
【’22 HONDA CROSS CUB 110】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7500rpm 0.90kg-m/5500rpm ■車重107kg シート高784mm 4.1L ■タイヤサイズF=80/90-17 R=80/90-17 ●色:マットアーマードグリーンメタリック パールディープマッドグレー プコブルー ●価格:36万3000円 ●発売日:2022年4月14日
ライディングポジション
スーパーカブ110より大柄で、テスターの体格でも窮屈感がない。シートはスーパーカブより46mm高く、前方が幅広な形状のため、足着き性はスーパーカブの方が良好。[身長177cm 体重66kg]
エンジン:2次減速比の変更で独自の味付けを施す
横置きエンジンはスーパーカブと同様の新設計。レッグシールドがないため、エンジン音がよく聞こえるのがポイントだ。ロングストローク設定やギヤ比などの変更点もスーパーカブと同一。ただし、2次減速比はスーパーカブの2.500に対し、2.642とローギヤードだ。
足まわり:ダートでの操縦性を狙って差別化
スーパーカブの1ポットに対し、2ポットキャリパーで不整地でのコントロール性を向上。様々な状況を想定し、フロントサススプリングはスーパーカブより62.4mmロング。内部にブッシュを追加し、減衰力を変更した。
主要装備
旧型メーターは速度計/燃料計/オドのみだったが、新型では液晶付きの新作に。表示内容はスーパーカブと同様で、ギヤポジなどを表示する。アップハンドルは専用で、スタンディングも考慮したポジションだ。
フレームマウントしたLEDヘッドライトにパイプガードの組み合わせは、クロスカブならではの装備。ガード上にはシュラフなど軽量な荷物を積載可能だ。
スリット入りマフラーガードやリヤドラムブレーキは継続。新型では、乗り心地向上と前後ピッチングの抑制を目的にリヤスプリングレートを変更済みだ。
三角シートはスーパーカブより厚く、ツーリングでも疲れにくい設計。ハイシート的な役割だ。下部にあるカギ付きのメットホルダーは従来型から継続採用する。
積載性に優れるリヤキャリアは従来型と同じブラック仕上げ。形状も踏襲しており、センタースタンド掛けに便利なグリップ、荷掛けフックを完備する。
’22 クロスカブ110 くまモンバージョン
主要諸元
【’22 HONDA CROSS CUB 110 くまモン VERSION】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7500rpm 0.90kg-m/5500rpm ■車重107kg シート高784mm 4.1L ■タイヤサイズF=80/90-17 R=80/90-17 ●色:グラファイトブラック(くまモンバージョン) ●価格:37万4000円 ●発売日:2022年4月14日
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