〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

2022/09/25 17:30
ヤングマシン編集部

新型バイク(日本車／国産車)ヤングマシン新型バイクカタログ[車両]新型アドベンチャー／クロスオーバー／オフロード新型軽二輪 [126〜250cc]CRF250L/ラリーホンダ [HONDA]

●文:ヤングマシン編集部 ※情報更新日:2022年9月25日

1 ホンダCRF250L/ラリー概要
2 ’21 ホンダCRF250L/[s]
3 ’21 ホンダCRF250ラリー/[s]
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ホンダCRF250L/ラリー概要

本格オフローダーのLと、12Lタンク＆大型スクリーン装備のラリー。’21年のフルチェンジでカム／バルブタイミング／吸排気系など見直し、ギヤ比を最適化。両車ともにサスのストロークを伸ばして最低地上高も高め、走破性をアップした〈s〉を用意する。

’21 ホンダCRF250L/[s]

主要諸元

'21 ホンダ CRF250L｜エクストリームレッド｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — **【’21 HONDA CRF250L/[s]】**■水冷4スト単気筒DOHC4バルブ 249cc 24ps/9000rpm 2.3kgm/6500rpm ■車重140kg シート高830/880mm 7.8L ■タイヤサイズF=80/100-21 R=120/80-18 ●色:エクストリームレッド ●価格:59万9500円 ●発売日:’20年12月17日

'21 ホンダ CRF250Ls｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

【バリエーションモデル:CRF250L[s]】前後サスペンションのストロークを伸ばし、厚みのある専用シートを採用。シート高はSTDの830mmに対して50mm高い880mmに、最低地上高はSTDの245mmに対して40mm高い285mmに。価格は同じだ。

'21 ホンダ CRF250L｜スタイリング｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — ホンダ・モトクロッサーの最高峰＝CRF450RWのレーシングイメージをダイレクトに継承。シャープさと力強さを備えたデザインは、軽量スリムさをも存分にアピールする。

ライディングポジション／取り回し

'21 ホンダ CRF250L｜ライディングポジション｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — **【ライディングポジション】**いかにも本格的オフロードモデルだが、足着き性はまずまずで、軽量ボディと相まって安心感がある。ハンドル幅も広すぎず、街乗りも余裕だ。

'21 ホンダ CRF250L｜取り回し｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

【取り回し】何しろスリムだし、ハンドルが遠くなりすぎることもなく車重も軽いので、取りまわしはラク。

エンジン／パワーユニット

'21 ホンダ CRF250L｜エンジン｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

【細部を徹底的に見直してオフの走りやすさを向上】オフロードモデルにふさわしいエンジン特性とするため、専用インテークカムシャフトを採用しバルブタイミングとリフト量を変更。エアクリーナーやエキゾーストパイプを新設計し、点火時期も最適化。

'21 ホンダ CRF250L｜出力特性｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

【街乗りもオフロードでも扱いやすい出力特性】最高出力、最大トルクともに全回転域で従来モデルより向上。ストリートやオフロードで多用する低中回転域の出力向上も果たし、低回転域からスロットルワークに呼応する駆動力を発揮。

シャーシ

【ジオメトリーを見直して走破性アップ】エンジン位置を20mmアップしたことに伴い、メインフレームやエンジンクランクケースの形状などを変更。最低地上高を従来モデルに比べて35mm高い245mmとして、オフロードでの走破性を高めている。

足まわり

ホンダ CRF250L｜ブレーキ｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

ホンダ CRF250L｜サスペンション｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

【ブレーキ＆サスペンション】走破性の高いロングストロークなサスペンションだが、しなやかさと剛性感のバランスは非常に良好。ブレーキング時の姿勢変化も適度に抑えられる。

主要装備

ホンダ CRF250L｜LEDヘッドライト｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

【軽量薄型LEDヘッドライトは明るさと配光性も向上】コンパクトでカッコよくなったLEDヘッドライトは、明るさと配光性能に配慮されている。従来モデル比で前後長を約40mm短縮すると同時に110gの軽量化も達成。配光性能も向上し、より広域を均一に照らす設定になり、夜間の安心感を高めている。

ホンダ CRF250L｜メーター｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — **【デジタルメーター】**オフロード走行時もパッと見やすいよう、白背景に黒文字。速度計の文字も大型化している。

ホンダ CRF250L｜ABS｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — **【後輪のみカットできるABS】**標準装備されているABSだが、オフロード走行時などにはOFFにすることもできる。

ホンダ CRF250L｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

【軽いクラッチ】アシストスリッパークラッチが従来比でクラッチレバーの操作力を20％も低減し、シフトダウン時の急激なエンジンブレーキを抑制して後輪のホッピングを防ぐ。そのおかげでクラッチ操作がとにかく軽い。指1本でラクに扱える。

ホンダ CRF250L｜シート｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — **【体重移動しやすいシート】**座面前方をスリム化し、燃料タンクとのつながりも滑らか。おしりも痛くなりにくい。

ホンダ CRF250L｜荷掛けフック｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — **【荷掛けフック】**シート後端には荷掛けフックが4ヶ所も。これがあるとツーリングの荷造りが超ラク。

ホンダ CRF250L｜ウインカー｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — **【転倒にも強いウインカー】** LEDウインカーはフレキシブルラバーマウントを採用。万一転んだ時も壊れにくい設計だ。

ホンダ CRF250L｜ヘルメットホルダー｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — **【ヘルメットホルダー】**プッシュ式で使いやすいヘルメットホルダーを装備。バイクを降りての街歩きに便利だ。

ホンダ CRF250L｜サイドスタンド｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

【接地面が広いサイドスタンド】サイドスタンドは接地面積が広くなるよう設計されている。細かい気配りがありがたい。

’21 ホンダCRF250ラリー/[s]

エンジンやフレームといった車体の多くの部分はCRF250Lと共通であるが、12Lの大容量タンク／ウインドスクリーン／振動軽減を目的とするハンドル内インナーウェイトなどを備え、ツーリング時の快適性を高めてある。

主要諸元

'21 ホンダ CRF250ラリー｜エクストリームレッド｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー — **【’21 HONDA CRF250 RALLY/[s]】**■水冷4スト単気筒DOHC4バルブ 249cc 24ps/9000rpm 2.3kg-m/6500rpm ■152kg シート高830/885mm 12L ■タイヤF=80/100-21 R=120/80-18 ●色:エクストリームレッド ●価格:74万1400円

主要装備

'21 ホンダ CRF250ラリー｜ヘッドライト｜〈アーカイブ〉ホンダCRF250L/ラリー [’22後期新型バイクカタログ]：選択に迷う!? 走破性のLと長距離のラリー

ヘッドライトには左右非対称の二眼LEDを採用。標準装備のウインドスクリーンが長距離走行時における快適性と巡航性能を実現した。

ラリーの燃料タンクは前モデルもLより大型(10L) だったが、新型はさらに12Lに拡大して航続距離を大幅アップ！

新型バイクカタログ

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ヤングマシン編集部

1972年に創刊された日本の老舗モーターサイクルマガジンの一誌。常にその時代の熱いバイク達を追い続け、最新モデル＆アイテムの実証テストに定評がある。また、代名詞となる新車スクープはRG400/500Γ時代（1984年3月号掲載）から30年以上続いている名物企画で、業界内の生情報を独自追跡したものが主となっている。メイン読者層は50代とそのジュニア世代となる20代。ブランドタイトルの“ヤング”という単語はさすがに時代錯誤とはなったが、信条はバイク乗りの多くが持ち合わせている“ヤング・アット・ハート”だ。
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