
北総線・印西牧之原駅から西方向を見下ろした国道464号バイパス(北千葉道路)。見通しが良く、緩い曲率。写真の右が北総線、中央が太陽光パネル、左側がそのバイパス。土手の上に側道がある。
●記事提供:モーサイ編集部 ●レポート:高野栄一 ●写真:青島文化教材社/高野栄一/編集部
松戸市〜成田市を結ぶ国道464号の発展
かつて、千葉県の北総地区は高速道路のアクセスが今ひとつ芳しくなかった。
常磐自動車道・柏インターや京葉道路・原木インターからもちょっとばかり離れているため、例えば出張や旅行等の用事で成田空港に行くにも高速道路/自動車専用道路を使いにくかったのだ。
それを解決してくれたのが、松戸市〜成田市を結ぶ幹線道路・国道464号の整備だ。鎌ケ谷から東は北総線に沿って道は伸びるが、さらに交通の便を良くしてくれたのが、北総線・小室駅と千葉ニュータウン中央駅間の中間地点から印旛日医大駅までの区間のバイパス化だ。
その区間では国道464号は線路同様に低い位置を通る道(信号無しのバイパス)と、側道へと分離する。線路を中央分離帯のような感じにし、北側に東行きバイパス2車線、東行き側道2車線、同様に南側は西行きバイパス2車線、西行き側道2車線が配され、この区間はなんと計8車線という巨大な道路となるのだ!
国道464号のバイパス化「北千葉道路」は外環道から成田空港までをスムーズに!
これは「北千葉道路」と呼ばれるものの一部で、全体像としては外環道から千葉ニュータウンを経て、成田空港まで4車線(片側2車線×2)のバイパスを設け、スムーズに接続しようという計画だ。記事執筆の2025年3月時点で開通しているのは鎌ケ谷市から成田市の区間で、先述のように全道がバイパス化されているわけではない。
「北千葉道路」は全長約43kmの計画で、外環道〜成田空港をスムーズに結ぶのが狙い。図は2025年3月時点で公開されている建設状況
とはいえ、筆者は松戸在住だが、成田方面に仕事がある際、その恩恵を大いに享受している。西から東に行く場合、バイパス並走区間が終わる東端、印西市「若萩交差点」先で側道からの合流があり、通勤時間帯などでは渋滞ポイントとなる。
その先、印西市「吉高交差点」からは片側1車線となるが信号は少なく、印旛沼を横目に現在の終点の成田市「押畑インター」までスムーズに抜けられる。なお、この区間も「北千葉道路」として開通済みという扱いだが、「暫定2車線」ということになっている。
そのバイパス区間に話を戻すと、この道、一般道ながらなんと最高制限速度が70km/hなのだ。舗装もまあまあ良く、けっこう飛ばしている四輪車も……。
バイパス区間が最高制限速度70km/hとなる標識
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