ヤマハ テネレ700 [’22後期 新型バイクカタログ]:オフロード重視のピュアスポーツ

ヤマハ テネレ700

●文:ヤングマシン編集部(伊藤康司 田宮徹 宮田健一) ※情報更新日:2022年8月18日

ヤマハ テネレ700 概要

日本では’20年夏に発売開始。MT-07用がベースの水冷パラレルツインエンジンを、専用のスチール製フレームに搭載する。前後21/18インチ径スポークホイールを採用。あえて電子制御を簡略化し、オンオフ式ABSのみとすることで、ピュアな乗り味も追求してある。シート高は875mmもあるが、日本ではローシートとローダウンリンクによりこれを38mm低減できるアクセサリーパッケージも追加料金なしで選択できる。’22年型で最新排ガス規制に適合化され、同時に車体色が刷新された。

’22 ヤマハ テネレ700

主要諸元

【YAMAHA TÉNÉRÉ 700】フラットなロングシート/アルミ製エンジンアンダーガード/ハンドガードなどの装備により、本格的なオフロード走行にも対応。■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 688cc 73ps/9000rpm 6.9kg-m/6500rpm ■205kg シート高875mm 16L ■タイヤF=90/90-21 R=150/70R18 ●色:ラジカルホワイト ディープパープリッシュブルーメタリックC ブラックメタリックX ●価格:128万7000円

【カラーバリエーション】’22モデルではカラー&グラフィックも刷新され、ホワイト/ブルー/ブラックの設定に。ホワイトはヤマハ伝統のストロボグラフィックだ。

エンジン

新排出ガス規制に適合したCP2(270度クランクの2気筒)エンジン。コンパクトな1軸バランサーを備え、メッキシリンダー/鍛造ピストン/オフセットシリンダーなど最新のテクノロジーで開発されている。※写真は欧州仕様

足まわり

【オフ走行を強く意識】インナーチューブ径43mmの倒立フロントフォークは、210mmのストローク量を確保。伸圧減衰力が調整可能で、アルミ鍛造アンダーブラケットとアルミ鋳造ハンドルクラウンで車体に締結される。リンク式の専用リヤモノショックはフルアジャスタブルだ。※写真は欧州仕様

主要装備

特徴的な四ツ目のLEDヘッドライトが睨みを利かせる。ハイマウントのスモールスクリーンがスポーティー。※写真は欧州仕様

マルチファンクションの縦長フル液晶メーター。その上にはGPSなどを装着できるステーもある。


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