
●文:ヤングマシン編集部 ※情報更新日:2022年10月8日
ホンダ ダックス125 概要
ホンダのリバイバルシリーズ第4弾「ダックス125」がついに正式デビュー。’69年にモンキーに次ぐレジャーバイクとして登場したダックスホンダが見事に復活した。
胴長短足のダックスフンドをイメージさせる、燃料タンク類を内蔵したT字型バックボーンフレームは、鋼板プレス加工や溶接の美しさをとことん追及。開発時の合言葉に「ファミリー&レジャースニーカー」を掲げ、休日はライダーひとりだけでなく、大切な家族や仲間とともにバイクライフを楽しめるよう、イージーライドやタンデム性能にこだわった。
ホンダ伝統の横型エンジンはモンキー125と共通だが、モンキーのMT5速に対して、ダックスはレバー操作の必要ない自動遠心クラッチの4速トランスミッションを採用。またモンキーはひとり乗りだが、ダックスは座り心地の良いロングシートを装備して、快適なタンデムを実現した。
’22 ホンダ ダックス125
主要諸元
【’22 HONDA DAX 125】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 123cc 9.4ps/7000rpm 1.1kg-m/5000rpm ■107kg シート高775mm 3.8L ■タイヤサイズF=120/70-12 R=130/70-12 ●色:パールネビュラレッド パールカデットグレー ●価格:44万円 ●発売日:2022年9月22日
見るだけで頬が緩むファンなフォルムは、胴長短足のダックスフンドがイメージ。ホイールや1200mmのホイールベースはグロムと同じだが、少し大柄な印象。LEDの灯火類は基本的にモンキーと共通で、倒立フォークはグロム系。サイレンサーが横方向に張り出すが、タンデムを考慮して右側タンデムステップを大きくオフセットする。
【カラーバリエーション】カラーは2色。ダックスといえば赤! というくらい定番のパールネビュラレッドと、もう1色は開発時にかなり迷ったという“今どきの”パールカデットグレーを採用。カラー追加の噂もある。
【カラーバリエーション】カラーは2色。ダックスといえば赤! というくらい定番のパールネビュラレッドと、もう1色は開発時にかなり迷ったという“今どきの”パールカデットグレーを採用。カラー追加の噂もある。
エンジン
【9.4psで元気に走る】ホンダ伝統の横型エンジンは、50.0×63.1mmのロングストロークで9.4psを発揮。モンキーやグロムと共通設計ながら、車両のキャラクターに合わせたチューニングが施されており、タンデムに適した出力特性となっている。
【9.4psで元気に走る】ホンダ伝統の横型エンジンは、50.0×63.1mmのロングストロークで9.4psを発揮。モンキーやグロムと共通設計ながら、車両のキャラクターに合わせたチューニングが施されており、タンデムに適した出力特性となっている。
変速時にクラッチレバー操作の必要がない自動遠心クラッチを採用。シーソー式のシフトペダルは4速リターン式だが、停車時のみ4速から直接ニュートラルに入れられるロータリー式になる便利な構造。
フレーム
デザイン
ダックスフンドがイメージなだけに、’69年モデルをオマージュした“首輪”のグラフィックを採用。ロゴマークも従来モデルに似ているが、ゴーグルを目にかけ、疾走感を高めたデザインに変化した。
主要装備
メッキリングの丸型メーターは、モンキーと共通の反転液晶を採用。キーをオンにすると、速度表示の“00”が瞬きするウェルカムアニメーションも踏襲。
メッキリングの丸型メーターは、モンキーと共通の反転液晶を採用。キーをオンにすると、速度表示の“00”が瞬きするウェルカムアニメーションも踏襲。
車体左のメッキカバーには電装パーツが収まる。’79年の通称“アメリカンダックス”のエアクリーナーカバー(当時のハーレー風)を模したデザインだ。
車体左のメッキカバーには電装パーツが収まる。’79年の通称“アメリカンダックス”のエアクリーナーカバー(当時のハーレー風)を模したデザインだ。
ロングシートは実測で長さが63cmもあり、クッション性も抜群。掴みやすい形状のグラブバーや固定式のタンデムステップ(カブ系はスイングアームに装備)との組み合わせで、パッセンジャーも快適に過ごせる。
ロングシートは実測で長さが63cmもあり、クッション性も抜群。掴みやすい形状のグラブバーや固定式のタンデムステップ(カブ系はスイングアームに装備)との組み合わせで、パッセンジャーも快適に過ごせる。
新型バイクカタログ
- ADIVA[アディバ]
- APRILIA[アプリリア]
- BENELLI[ベネリ]
- BIMOTA[ビモータ]
- BMW MOTORRAD[BMWモトラッド]
- BOSS HOSS[ボスホス]
- BRIXTON[ブリクストン]
- BROUGH-SUPERIOR[ブラフシューペリア]
- BRP
- BULLIT[ブリット]
- DUCATI[ドゥカティ]
- ENERGICA[エネルジカ]
- FANTIC[ファンティック]
- F.B MONDIAL[F.Bモンディアル]
- FELO[フェロ]
- GASGAS[ガスガス]
- GOWOW[ゴーワオ]
- GPX
- HARLEY-DAVIDSON[ハーレーダビッドソン]
- HUSQVARNA[ハスクバーナ]
- HYOSUNG[ヒョースン]
- INDIAN[インディアン]
- ITALJET[イタルジェット]
- ITALMOTO[イタルモト]
- KTM
- KYMCO[キムコ]
- LAMBRETTA[ランブレッタ]
- LEONART[レオンアート]
- MAGNI[マーニ]
- MOTO GUZZI[モトグッツィ]
- MOTO MORINI[モトモリーニ]
- MUTT[マット]
- MV AGUSTA[MVアグスタ]
- NORTON[ノートン]
- PEUGEOT[プジョー]
- PHOENIX[フェニックス]
- PIAGGIO[ピアッジオ]
- ROYAL ALLOY[ロイヤルアロイ]
- ROYAL ENFIELD[ロイヤルエンフィールド]
- SCOMADI[スコマディ]
- SWM
- SYM
- TRIUMPH[トライアンフ]
- URAL[ウラル]
- VESPA[ベスパ]
- VYRUS[ヴァイルス]
新型バイクカタログ
- ADIVA[アディバ]
- APRILIA[アプリリア]
- BENELLI[ベネリ]
- BIMOTA[ビモータ]
- BMW MOTORRAD[BMWモトラッド]
- BOSS HOSS[ボスホス]
- BRIXTON[ブリクストン]
- BROUGH-SUPERIOR[ブラフシューペリア]
- BRP
- BULLIT[ブリット]
- DUCATI[ドゥカティ]
- ENERGICA[エネルジカ]
- FANTIC[ファンティック]
- F.B MONDIAL[F.Bモンディアル]
- FELO[フェロ]
- GASGAS[ガスガス]
- GOWOW[ゴーワオ]
- GPX
- HARLEY-DAVIDSON[ハーレーダビッドソン]
- HUSQVARNA[ハスクバーナ]
- HYOSUNG[ヒョースン]
- INDIAN[インディアン]
- ITALJET[イタルジェット]
- ITALMOTO[イタルモト]
- KTM
- KYMCO[キムコ]
- LAMBRETTA[ランブレッタ]
- LEONART[レオンアート]
- MAGNI[マーニ]
- MOTO GUZZI[モトグッツィ]
- MOTO MORINI[モトモリーニ]
- MUTT[マット]
- MV AGUSTA[MVアグスタ]
- NORTON[ノートン]
- PEUGEOT[プジョー]
- PHOENIX[フェニックス]
- PIAGGIO[ピアッジオ]
- ROYAL ALLOY[ロイヤルアロイ]
- ROYAL ENFIELD[ロイヤルエンフィールド]
- SCOMADI[スコマディ]
- SWM
- SYM
- TRIUMPH[トライアンフ]
- URAL[ウラル]
- VESPA[ベスパ]
- VYRUS[ヴァイルス]
人気記事ランキング(全体)
【ご注意】本記事は、エンジンオイルの過剰注入がエンジンに与える影響を確認するための実験であり、一般使用車両での実施や再現を推奨するものではありませんのでご了承ください。 オイルの規定量は守らなくちゃイ[…]
その姿、まるでGB400TT MkIIの正統後継者! 欧州ホンダは、2025年も例年通りカスタムコンテスを開催。これは正規ディーラーがホンダ車をベースにカスタムを手がけ、オンライン投票で最優秀マシンを[…]
実は”ホンダエンジン”時代からの愛車だった マンセルがF1のパドックで乗っていたのは、ホンダのダックス70(CT70)でした。1988年モデルとも、1987モデルとも言われていますが、いずれにしろ当時[…]
フェイスリフトと前後サスペンションの再設定 ホンダが「XL750トランザルプ」の国内2025年モデルを発売する。CB750ホーネットに似た2眼ヘッドライトを新たに採用し、センターダクトを設けたウインド[…]
2ストレプリカの原点にして、TZRへの橋渡し役だったRZシリーズ 最後の2ストロードスポーツを作るという情熱が込められ、1980年に登場したRZ250。同車が「最後」と言われたのは、環境問題も絡めて今[…]
最新の記事
- ヨンフォア/2スト黄金時代/CB1000F解説etc…ヤングマシン人気記事ランキングTOP10【2025年5月前半版】
- 最新中古相場もわかる! 人気バイク歴代モデル図鑑:ヤマハXSR900【初代2016~2025年モデル】
- カワサキZ900RSと徹底比較!「ホンダCB1000Fコンセプト」詳細解説(7)〈ライバル対決編〉
- 最新中古相場もわかる! 人気バイク歴代モデル図鑑:ホンダCBR600RR【記念すべき初代2003年モデル】
- “MT夜会”今年も開催!! ヤマハ『The Dark side of Japan Night Meeting 2025』イベントレポート
- 1
- 2