ホンダ最強モデル ゴールドウイングツアー乗ってみた! 決死の街乗り試乗インプレッション
ホンダ二輪のフラッグシップ ゴールドウイングツアー…。 国内バイク最大排気量かつ重量390kgの戦艦級ツアラーです。いつかは乗ってみたい! と思いつつも、 自分なんかが乗りこなせるのか? という不安もありました。心に抱くはまさに畏怖の念! 同じように感じてる皆様に代わりまして、素人ライダーを代表して「ゴールドウイングの不安」を確かめるべく試乗レビューに挑戦してみました~。
●文/まとめ:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ)
ホンダ ゴールドウイングツアー:あわわわわっ…こんなに緊張する試乗レビューがかつてあっただろうか?
ついにこのバイクに乗る日が来ました。国内最大排気量にして、もっとも重いバイク。日本が誇るホンダのフラッグシップマシーン「ゴールドウイングツアー」!
モーターサイクルで唯一無二の「水平対向6気筒エンジン」、7速+リバースのデュアルクラッチトランスミッション(DCT)搭載、二輪車用エアバッグシステム、そんでもってダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションとかとか。
豪華装備満載で、果たして自分なんかがお近づきになっていいものかと遠巻きに見ておりました。ずっと憧れてました、センパイ!
高校生の16歳で2輪免許を取得しまして気がつけばバイク歴30年の筆者ですが…「乗れる気がしねぇ…」と躊躇してました。
だって、排気量1833ccで、重量390kg…サンビャクキュウジュッキロですよ!? 軽トラックで運んだら法律違反になっちゃうバイクってどんだけ? って言いたい。力士の平均体重二人分より30kgも多いのだから推して知るべし。
乗ってみたい。だけど、扱いきれずにフラついて、最後に立ちゴケしそう…。
憧れているけどもそれ以上に不安もある。心に抱くはまさに「畏怖の念」。 きっと同じように思っている同志もたくさんいるはず。ですよね、ねっ?
そんなわけで、 ゴールドウイングを遠巻きに見ている皆様を代表(?)して、自分史上もっとも無謀な試乗レビューにチャレンジしてみました!
ホンダ ゴールドウイングツアー ライディングポジション:意外と足着きはいい。そんでもって低重心
改めてじっくりレビューしてみましょう。平らなところでしっかり両足をついてみると、予想に反して足つきが良い印象でした。
ちなみに筆者は身長169cm、足の長さはまぁ平均値だと思いますが、御覧の通りべったりとはいかないまでも、ちょっとだけかかとが浮くくらい。両足にしっかり体重がかけられる上に、流石は水平対向六気筒エンジン。驚くほどの低重心で、少しくらいだったら車体を左右に振っても全然大丈夫でした。
おや? 意外と楽勝パターンなのかな…?
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ゴールドウイングツアー)
レンタルバイクの『料金』が気になるのは私だけじゃないはずだ 寒さも厳しさを増してきた冬のある日のこと。Hondaから『冬でもバイクは楽しいって証明できるようなツーリングをしてきてください。レンタルバイ[…]
エンジンカバーにブラウンのディテールを配したニューカラー ホンダが欧州でゴールドウイングシリーズの2024年モデルを発表。バガー仕様のスタンダードモデル「ゴールドウイング」はマットアーマードグリーンメ[…]
「あんこう鍋」を食べてみたい! ゴールドウイングで大洗までツーリングに行くのです 国内最大排気量(1833cc)、そして最も重くて大きい(390kg)バイク。名実ともにホンダ二輪のフラッグシップマシン[…]
トランクレス仕様の「ゴールドウイング」は廃止され「ゴールドウイング ツアー」のみに ホンダは、1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載する大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング ツアー(GOLD […]
トランクレス仕様の「ゴールドウイング」は廃止され「ゴールドウイング ツアー」のみに ホンダは、1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載する大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング ツアー(GOLD […]
最新の関連記事(DIY道楽テツ)
※2024年3月にWEBヤングマシンで大きな反響を呼んだ記事をあらためて紹介します。こちらは第2位の記事です(初公開日:2023年9月27日)。 ペットボトルがあればオイル交換に勝てる! いきなり結論[…]
「Tマークの合わせ方」で検索したのが事の発端 ホンダのスクーターTODAY(トゥデイ AF61)の エンジンを分解しようとして、 「Tマークの合わせ方」で検索したのがことの発端でした。 ネット検索で出[…]
【超音波洗浄啓蒙活動】今回のターゲットは燃料コックです! どもども。「超音波洗浄の無限の可能性」を確信して布教活動をしているDIY道楽のテツです。 今日のターゲットはこれ「燃料コック」です! 燃料コッ[…]
「硬化したゴムを復活させる計画」の続報をお届けします 「オイルに浸けたら、経年劣化でコチコチに硬化したゴム部品が柔らかくなる?」という実験をしております。 前回は、フォロワー様から「オイルと灯油をブレ[…]
あえて言おう「エンジン単体始動テスト」は男のロマンであると! 最近、リトルカブのエンジンをオーバーホールしたんですよ。 実は今回はオーバーホールだけが目的だったので、このまま倉庫の奥に仕舞うつもりだっ[…]
人気記事ランキング(全体)
※2024年3月にWEBヤングマシンで大きな反響を呼んだ記事をあらためて紹介します。こちらは第2位の記事です(初公開日:2023年9月27日)。 ペットボトルがあればオイル交換に勝てる! いきなり結論[…]
最短2日間で修了可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付を除い[…]
気筒あたり8バルブ、2本のコンロッドを備え、シート下2本出しマフラーはタンブリーニも参考にしたという…… ホンダのドリームバイクといって思い浮かべるのはどの機種だろうか。2015年のRC213V-Sも[…]
見晴らしがいい! オンロードバイクとアドベンチャー/オフロード/クロスオーバーなどの大きな違いのひとつは、走破性をよくするために車高が高くなっていること(最低地上高も同時に高まる)だろう。加えて、ステ[…]
どうも、アイキョウです。今日はワークマンの防水シューズハイバウンスレインをご紹介します。 ワークマンシューズ限定で販売されているトレックシューズアジムが注目されていますが、全国で40店舗ぐらいしか取り[…]
最新の投稿記事(全体)
コンプレッサー:100ボルトで3馬力モーター!! 大容量タンクで連続作業も余裕 大容量ながら省スペースに設置できる縦型タンクもさることながら、ストレートの100V仕様で最大の3馬力コンプレッサーを搭載[…]
世界的に見ても、信号機や自販機などの公共物が多いと言われる日本。内閣府が公開している内閣白書によれば、信号機だけでも約20万800基が設置されている。 つまり、クルマやバイクを運転しているかぎり、人だ[…]
ネモケンにかかってきた“1本の電話”からドラマが始まった 1986年の秋、ボク(根本健)のところへ、世界GPで闘うHRCワークスチームのボスである尾熊さん(以下 クマさん)から、電話があった。 「来春[…]
燃焼効率アップのため、2スト特有の自己着火現象を活用した“AR燃焼” 原付スクーターからスポーツモデルに至るまで普及していた2ストローク車は、1990年代後半からが減少し、2000年を迎える頃には大半[…]
レンタルしてみた『乗ってみたかったバイク』の感想は? それぞれが自分で選んだバイクをレンタルして臨んだ4人のマスツーリング。ツーリング自体も大成功でしたが、今回借りたのは「それぞれが乗ってみたかったバ[…]