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少し前傾されたエンジンは、空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒。時代に応じて必要な改良を必要な時にだけ施し、これまで生き長らえてきたヤマハの名機だ。左前方に備わる黒い筒状のパーツは、気化したガソリンの大気放出を抑えるキャニスターで、2018年モデルの登場時に追加された。