
●レポート:モリバイク ●編集:モーサイ編集部(中牟田歩実)
バイクのエンジンは単気筒や2気筒、4気筒がメジャーとなっていますが、3気筒というのはどちらかというと稀有な存在として認知されています。しかし数は少ないものの、3気筒エンジンの現役モデルも確かに存在しています。
そこでこの記事では、3気筒エンジンの特徴や、他のエンジン形式との違いについて詳しく解説していきます。
デメリット克服のためには専用設計や長い開発期間が必要な3気筒
2気筒と4気筒の良いとこ取りをしていると言える3気筒エンジンは、中途半端なエンジンと言われることもあるようです。
軽くて低速からのトルクを求めるのであれば、単気筒や2気筒エンジンで十分であるし、反対に高回転域までしっかり回りきるようなエンジンが欲しいのであれば、伸びのある4気筒エンジンがある。確かに「トルク重視」か「高回転重視」か問われると、どちらつかずのエンジンと言えなくもない。
さらに3気筒のようにシリンダーの数が奇数列のエンジンは、ピストン運動の際に生じる振動を打ち消す運動方向が無いため、回転を上げるとエンジンから余計な振動が生まれやすいデメリットもあります。
このネガティブな部分を克服するには、新たに3気筒用エンジン専用の開発が必要であるため、設備投資費や開発期間が必要になります。
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