
●記事提供:モーサイ ●文:睦良田俊彦 ●写真:睦良田俊彦、モーサイ編集部
1.「裏ペタ」という不思議なカスタム
SS系やストリートファイター系のカスタムバイクで、時折見かけることがある「裏ペタ」。要はナンバープレートを、リヤフェンダーの内側に貼り付けるカスタム(!?)のことです。いつ頃から現れたのかは定かではありませんが、ナンバープレートをリヤフェンダーの奥のほうに装着して、後輪で隠すように走行しているカスタムバイクですが、これは違反になるのか? ならないのか? どうなのでしょう。
2.もちろん違反です
ネットや動画サイトでは「年式によってはセーフ」「ギリギリ大丈夫そう」という画像投稿やコメントを見かけたりしますが、マシンの画像を見る限り、そのほとんどが違反に抵触するものとなっています。
裏ペタにより、ナンバープレートにリヤタイヤの一部が被っていたり、そもそも標示されているナンバープレートが傾斜していることで番号等の読み取りが困難となってしまっています。
ナンバープレートは本来、道路運送車両法により取り付ける位置等を定められています。なので、ナンバープレートを見えづらい位置に装着したり、あえて見えなくする装着方法等を行うと「番号標表示義務違反」となってしまいます。
また、裏ペタと同様に、ナンバープレートを被覆(ナンバープレートカバーやガムテープ等の貼り付けで隠すなど)してナンバープレートの識別を困難にしている場合も違反となります。
そのほか、ナンバープレートを水平に装着したり、ナンバープレートを折り曲げたり、ナンバプレートに袋を被せたり、ペンキや泥等を塗り付けたり、雨降りに付着した泥をこびり付かせたままにしていたり、番号を見にくくすることも同様です。
そして、裏ペタの様にそもそもナンバーの装着方法に疑義が生じる恐れがあるバイクは、そもそも車検が通りません。車検のない軽二輪や原付一種/ニ種のバイクに関しても、車検がないから大目に見てもらえるということはありません。
バイクではありませんが、四輪車の字光式ナンバーの配線を切って番号を見にくくすることも違反となりますし、車内ダッシュボード上にナンバープレートを置く(いかに前方から登録番号が判別出来る場合であっても)行為も「確実に取り付けた」ものとは解されないので「番号標表示義務違反」となります。
余談ですが、夜間、ナンバー灯(番号灯)のライトの部分のみをガムテープなどを貼ってその光を遮り、結果としてナンバープレートを読み取りにくくした場合は、ナンバー灯(番号灯)の無灯火の違反となります。
イメージ画像(※本文とは関係ありません)
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