“ガソリンが腐る”ってどういうこと? 意外と短い消費期限や対策方法を徹底解説【バイクメンテの疑問】
ガソリンは・・・腐ります! 変な匂いがするようになって、ドロドロになって、やがてはガム状の塊になってしまいます。ガソリンが腐ったらモウ大変! バイクも車も動かなくなってしまうのです。今回は、ガソリンが腐るとどうなるか、そして腐らせないためにどうしたらいいのかについて考えてみたいと思います。
●文:[クリエイターチャンネル] DIY道楽テツ
1分でわかる記事ダイジェスト
「腐ったガソリン」とは、どんな状態のこと?
時間経過とともに燃料の品質が低下して変質したガソリン。放置すると、ドロドロを通り越してガム状の固形物へと変化。軽度の劣化であれば問題なく走行できてしまうため、気づかないことも多い。
ガソリンはこうして腐って(劣化して)いく
劣化してくると新鮮なガソリンとは違って独特の「酸っぱい」臭いになり、ガソリンの色も新鮮な頃の赤っぽい色から、だんだんと濁ってくる。さらに劣化してくると「鼻にツンとくる」刺激臭になる。
ガソリンの使用期限はどれぐらい?
ガソリンの使用期限は3〜6ヶ月で、約1年が目安とされている。冷暗所に保管されているガソリンは半年たっても問題なく使える。条件が良い場合の話で、3ヶ月で劣化が始まるという話も聞かれる。気温が高い季節だと最短で2〜3ヶ月で怪しくなって、6ヶ月超えるとエンジンがかからなくなることが多い。
ガソリンを腐らせないためにはどうするべきか
バイクを長期保管する際の注意点。土地柄、季節柄、または仕事や諸々の事情でバイクを長期保管することもある。キャブレターの中のガソリンは、腐りやすい上に変質するとすぐ詰まるので、できるだけ抜いておいた方がいい。可能であれば、キャブレタークリーナーで洗浄したり、圧縮空気で乾燥させよう。ガソリンを劣化させない対策はしっかりしておこう。
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