
今年もこの季節が来ましたね、スギ花粉症シーズンど真ん中。目はかゆいし、鼻は詰まるし、くしゃみは出るし。ひどい時には視界がぼやけるし、頭もボーッとしてしまう。しかも今年は飛散量が多いそうで、そのニュースを聞くたびにくしゃみしてます。ハックション!! そこで今年も花粉症ライダーへのおすすめとして「オフロードヘルメット+スキーゴーグル+高性能マスク」をご紹介します。一見するとちょっと変わった装備ですが、理屈で考えると めちゃくちゃ合理的(な、ハズ!)。ぜひ一読してみてくださいませ~!
●文:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ)
(個人的)最強の花粉対策装備がコチラ
「花粉ナニソレ?」今年の花粉飛散量は全国平均で前年比1.2〜1.4倍とも言われていますが、ワタシ(筆者)はお構いなしに外出できます。
それはなぜかって? こんな格好(↓)してるから!
最強(級)マスク&スキー用ゴーグルのフル装備!! どんなに花粉が飛んでいても余裕で走れるスタイルとして、齢四十九にして辿り着いたのがこの装備です。まずはマスク。
N95規格という、とにかく高性能で気密性の高いマスク。しかも立体構造なので呼吸がしやすい。ペラペラのマスクも気楽でいいのですが、やはり気密性を考えるとこのタイプが最高でした。
次にゴーグル。
スキーで使っているゴーグルです。磁気式の交換レンズで、晴天・ナイター・雪など状況に応じてパカッと交換可能。…でもそんなことはここではどうでもいい。大事なのは 二層式レンズ という点。つまり、とても曇りにくい。ていうかほぼほぼ曇らない。これが大切!!
普通のメガネやゴーグルだと、マスクをすると曇ってしまうことが多いんですよ。気密性を高めてもけっきょく曇る。ですがこの二層レンズは違う。坂道登ってハアハアしても曇らない。スキーでも曇らないのだから、その性能は推して知るべしです。・・・で、チャリンコに乗る時はこうなります。
花粉の季節以外だったら通報されそう
スキー用ヘルメットと組み合わせれば防護性能も文句なし。花粉症対策もガチで万全。実際これで走っても涙なし鼻水なしくしゃみなし。マジ神装備です。・・・え、恥ずかしくないのかって? そりゃもう恥ずかしいっすよ。でもね、顔が見えないからヨシ!!
オンロードヘルメットが「最強」ではない理由
ここからが本題です。この装備のバイク版がこちら。オフロードヘルメット!!
まず多くの人が考えるのが「フルフェイスが一番花粉を防げるのでは?」という説。たしかに密閉性は高そうに見えます。普通に考えれば花粉も入らず快適そう。ですが実際に花粉対策をしてみるといくつか問題が出てきます。
高性能マスクが使いにくい! 花粉対策を本気でやるならマスク性能はとても重要です。
代表的なのがN95(アメリカ)、KF94(韓国)、FFP2 / FFP3(ヨーロッパ)。こういった防塵規格マスク。
これらはフィルター性能だけでなく顔との気密性を確保するため「立体構造」になっています。つまり、性能を求めるほどマスクは「ぶ厚く立体的」になる。ところがフルフェイスヘルメットだと、この「ぶ厚く立体的なマスク」を装着できるだけの内部スペースが意外とタイト。ていうか入らない。
せっかくの高性能マスクも潰れてしまっては本来の性能を発揮できません。ここがオンロードヘルメットが花粉対策としては意外と不利になってしまうポイントなのです。
シールドでは花粉は防ぎきれない
「じゃあシールド閉めればいいのでは?」
そう思うかもしれません。たしかに正面からの花粉は防げます。ですが問題はそこではありません。バイク用ヘルメットは完全密閉ではないのです。シールド周囲のベンチレーションや、顎の下などから空気が出入りします。これは快適性や曇り防止のため。つまり外気が入る=花粉も入るということ。
さらに問題になるのが、目。オンロードヘルメットでは多くの場合裸眼、コンタクト、メガネになりますが、メガネは花粉対策としてはかなり弱い。上下や横はほぼノーガード。風を受ければ花粉は普通に目に入ります。
花粉対策用に目もとにフィットする高性能メガネ(医療用とかも便利♪)がありますが、やはりバイクに乗ると風の流れがあるので、眼鏡のすきまから入る花粉は防ぎきれないのが現状です。つまり、シールドだけでは目の防御が弱い。メガネでは花粉を防げないというのがオンロードヘルメットの弱点です。
そこで!オフロードヘルメット
ここで登場するのがオフロードヘルメット。泥や砂の環境で使うヘルメットですが実は花粉対策としてもかなり優秀。理由はシンプルです。
口元のクリアランスが広い! オフロードヘルメットはチンガードが前に突き出た構造。つまり口元の空間が広い。
そのため、N95規格などの「立体」で「ぶ厚い高性能」マスクなどを装着してもまったく干渉しないどころか、余裕があります。これはフルフェイスでは難しいポイントです。さらにバイザーが花粉を減らす!
オフロードヘルメットの特徴、バイザー(ひさし)本来は泥よけですがこれが走行風や花粉の直撃をワンクッション弱めてくれます。意外にも目元に風が当たらないのですよ(こればかりは実際に走ってみないと想像しにくいかもですが)
そして最大のポイント目の防御は「スキーゴーグル」。ここで先ほどの話に繋がります。オフロードヘルメットはゴーグル装着が前提。つまりスノーゴーグルが使える。
このゴーグルが優秀で二重レンズで曇らない、レンズ交換が簡単、気密性が高い。まさに「パーペキ」なのです!!
体験したことがない方にもぜひ一度試してほしい装備です。ほんとにすごいですよ。マジで!
結論:花粉症ライダーの最強布陣
というわけで筆者が行き着いた結論はこちら。
最強装備
- オフロードヘルメット
- スキーゴーグル
- N95マスク
この組み合わせのメリットは完成度が高い装備だということです。花粉シーズンでもかなり快適に走れます。見た目の好みはあるでしょう。バイクとの相性もあります。それでも、機能重視なら理にかなった装備。筆者はこの装備にずっと助けられっぱなし(実体験)なのです。
花粉症でバイクに乗るのがつらい皆様へ。今年はぜひ「オフメット+ゴーグル」戦法を試してみてはいかがでしょうか?意外なほど快適ですよ~! この記事が皆様の参考になれば幸いです。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました~!
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
2025年9月16日:新型CBティーザー画像が中国で公開 ホンダが中国のSNS『微博』にて、新たなネオクラシックネイキッドのティーザー画像を公開したのは、2025年9月16日のこと。 新型の登場は、2[…]
バイクのシートに「ちょい掛け」する遮熱カバー MotoBrellaは、「車にサンシェードが当たり前になったように、バイクにはMotoBrellaが当たり前になる」というコンセプトで合同会社maaDef[…]
長時間のライディングで生じる手のひらへの摩擦・負担に対応した保護具 JOOVパームプロテクター(JOOV Palm Protector)は、伸縮性キネシオロジーテープ素材を採用した使い捨て型の手のひら[…]
長期の準備期間を経てついに実現 二輪車の希望ナンバー制を導入するためには、システムの改修や設備の導入といった多くのハードルがあった。自動車登録検査業務電子処理システム(MOTAS)や希望番号システムの[…]
ドゥカティに3冠をもたらした栄光のマシン 2007年にケイシー・ストーナーがファクトリーライダーになるまで、モトGPにおけるドゥカティは苦戦を強いられていました。直線は速いが、曲がらないというレッテル[…]
人気記事ランキング(全体)
※画像はイメージです 配線不要で取り付けが簡単。クラファンでも大人気のドラレコ クルマはもちろんだが、バイクなどもドライブレコーダーで走行中の動画を記録するのは必須とも言える。未搭載の車両やバイクでの[…]
世界中のカスタムアワードを総なめしてきた有名ビルダー 2013年、ベルギーで開催されたブリュッセル・モーターショーのホンダブースは異様な熱気に包まれていたといいます。 ジャパン・トリビュートのタイトル[…]
ドゥカティの手法とよく似た展開で登場 レーサーレプリカ=クローズドコースでの運動性能を徹底追及したモデル。世の中にはそう考える人がいるけれど、レーサーレプリカを直訳すれば、競技車両の複製だから、必ずし[…]
昭和は自分でバイクを直せた時代? 筆者の肌感ですが、昭和の頃は、バイクも車も自分で直してしまう人が今よりずっと多かったものです。ドライブ中にエンジンが故障しても道端で直したり、ツーリング先でトラブルが[…]
2025年9月16日:新型CBティーザー画像が中国で公開 ホンダが中国のSNS『微博』にて、新たなネオクラシックネイキッドのティーザー画像を公開したのは、2025年9月16日のこと。 新型の登場は、2[…]
最新の投稿記事(全体)
高回転高負荷に耐える強力な油膜を形成 オイル交換自体は難しい内容ではないが、以前整備したのがいつなのかわからない放置車や友人からの預かり車両、購入したばかりで初めてオイルドレンボルトを外す際は、いろい[…]
スズキ伝統のVツインがクロスオーバーモデルに! SV-7GXの国内発売はいつだ!? 注目モデルの筆頭は2025年秋に開催されたミラノショーEICMA 2025で発表されたSV-7GX。兄貴分とも言える[…]
3年計画の3年目、好調ぶりに誰もが長島哲太に期待を抱く 長島哲太が今シーズンの開幕戦(4/5モビリティリゾートもてぎ)を2位でフィニッシュした。このプロジェクト(DUNLOP Racing Team […]
継承されるスポーティDNA 第7世代に進化した「CYGNUS X」は、思いのままに操れる洗練されたスポーティモデルの実現を目指して開発された原付二種スクーター。新型には幅広いユーザーの「通勤とスポーツ[…]
苦しんだ1984シーズンに決断したダブルタイトルへの挑戦 1983年のWGP500でチャンピオンに輝いたフレディ・スペンサー。翌1984年のオランダGPでマシンがトラブルを起こしたときに“500と25[…]
- 1
- 2





































