台湾ヤマハは、伝統の「BW’S(ビーウィーズ)」をマイナーチェンジし、2023年モデルとして発表した。2020年10月に登場した現行型に加え、新たにLEDフォグランプなどを標準装備としている。エンジンは水冷ブルーコアVVAだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
左右非対称デザインの“Call of Ambition”
台湾ヤマハは、アウトドアスタイル・スクーターの先駆者として日本でも販売されていたBW’Sの2023年モデルを発表。BMWのR-GSシリーズを思わせる左右非対称ヘッドライトやタフな道具を思わせるメーターまわりなど、元々のコンセプトに磨きをかけたデザインと水冷ブルーコアVVAエンジンを組み合わせ、「野心召喚=Call of Ambition」を謳う。
エンジンは、可変バルブタイミング機構により低回転トルクと高回転パワーを両立。搭載するフレームは、前作に対し剛性を25%向上したという“非対称”フレームで、専用の軽量タイヤを装備する。ブレーキは前後ディスクブレーキ、テールランプはLEDだ。
新型となった2023年モデルは、基本的な車両構成を踏襲しながら、新たにQC3.0 USB充電ソケット(タイプA)、ハザードランプ、そしてフロントにLEDフォグランプを追加している。
とはいうものの、日本国内で発売される可能性はこれまで通り薄く、ADV160などに対抗する150ccバージョンの登場もなさそう。日本でもSUVスクーターの人気が高まっているので、検討する価値はあると思います。どうですかー! ヤマハさーん!(猪木風に)
YAMAHA Motor Taiwan BW’S[2023 model]
主要諸元■全長1920 全幅760 全高1150 軸距1340 シート高785(各mm) 車重128kg(装備)■水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 125cc 最高出力/最大トルク未発表 Vベルト無段変速 燃料タンク容量6.1L■タイヤサイズF=120/70-12 R=130/70-12 ※諸元は台湾仕様
BW’S(ビーウィズ)を様々なアングルで見る
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