BMW K1 1989~1993model

「えっ、これBMWなの?」「イタ車かと思った」K1はBMWが夢に描いた1990年代のスーパードリームバイクを具現化、市販したもの

「えっ、これBMWなの?」「イタ車かと思った」K1はBMWが夢に描いた1990年代のスーパードリームバイクを具現化、市販したもの

●記事提供: ライドハイ編集部 ●文:根本健 ●写真:BMW

フロントフェンダーのロゴが乗車すると一体化する空力最優先のデザイン!

1988年秋、BMWはIFMA(ケルンショー)でK1と呼ばれる衝撃的な1,000ccドリームバイクを発表した。

ベースは1983年に市場投入されたK100RS。空冷ボクサアーが、将来の排気ガス規制をクリアするにはあまりに非力と2輪撤退を検討、けれどもクルマメーカーとして成功したBMWのルーツは残そうということになり、水冷DOHC4気筒のフューエルインジェクション・エンジンを縦置きで90°シリンダーを寝かせる独自の設計思想で誕生したバイクだ。

このK100RSを発表したまさに同時期、BMWは独自のスーパースポーツというか、四輪でいうとスーパーカーに相当するフラッグシップを模索、そのデザイン・スタディで思い描いたフォルムを5年後に実際のカタチにしたのだ。

大きなカウルは、ライダーが乗車した1G’状態にサスが縮むと、大きく描かれたK1のロゴが、カウル側面とフェンダー側面とで繋がるようグラフィックに工夫を凝らしたこだわりデザイン。

エンジンはK100RSをベースに気筒あたり4バルブ化、67mm×70mmの987ccから100ps/8,500rpmと10.13kg-m/6,750rpmへチューン。

また駆動系を空冷ボクサーで採用していた平行リンクを介したパラレバーで、加速時のテールリフトを抑えるシステムも組み込まれている。

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