●記事提供:モーサイ
クルマ用V8エンジン搭載バイク「ボスホス」の魅力に迫る
「ボスホス」は、アメ車のシボレー用5700ccのV型8気筒をはじめ、6200ccや8200ccなどの超巨大エンジンを搭載するアメリカ製バイクです。
クルマ用……しかもアメ車のエンジンを搭載するバイクというと、「重くてちゃんと走らないのではないか?」とも思えますが、実際どうなのでしょう?
ここでは、自らボスホスを所有する筆者のインプレッションや、オーナーズクラブの方々に聞いたお気に入りポイント、コダワリポイントなどを紹介。日本では、あまり知られていないボスホスの魅力に迫ります。
5700cc車と8200cc車を乗り継いだ筆者の体験談
「ボスホス」と聞いてもピンと来ない方も多いかもしれませんが、メイドインUSAのれっきとしたバイクメーカーが生産する量産車です(生産数は少ないですが)。
1990年に誕生し、これまでに5000台ほどが作られたようです。
シボレーの5700cc V8エンジン搭載車を中心にいろいろなタイプがあり、発売当初はクラッチ付き1速仕様、その後2速(+バックギア)セミATとなり、ビッグブロックと呼ばれる8200ccエンジン搭載モデルやスモールブロックでオールアルミ製エンジンの6200cc版も登場。残念ながら、8200cc車は世界的に厳しくなった環境規制をクリアできずに廃版となっています。
日本ではボスホスジャパン(栃木県)が販売しています。国内では恐らく100台前後が登録されているものと見られ、「ボスホスオーナーズグループ」という団体もあり、登録会員数も数十人います。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
モーサイの最新記事
キャストでもスポークでもない独自構造のホイール 国産の2輪車にキャストホイール車が登場し始めたのは、1970年代後半のこと。当初は一部の高級モデルにのみ採用されたこともあり、ワイヤースポークとは違う新[…]
イラスト入りのカントリーサイン カントリーサインとは、正式には「市町村案内標識」といい、町と町との境界に設置されています。 市町村案内標識自体は日本各地にありますが、そのほとんどが都道府県章や市町村章[…]
切符処理されないケースもある?! いきなりパトカーからスピーカーで呼び止められたり、旗を持った警察官に停止を求められたりして「違反ですよ」と言われると、誰でも「やってしまった…」と焦るはず。 ところが[…]
一回の違反で免許取消になる違反 交通違反が点数制度となっているのは、よく知られている。交通違反や交通事故に対して一定の基礎点数が設定されており、3年間の累積に応じて免許停止や取消などの処分が課せられる[…]
マルチフューエルストーブならば、白ガスと赤ガスどちらも使える 本記事のお題は“赤ガス使用可能なアウトドアギア”だが、具体的には「マルチフューエルストーブ」と呼ばれるモノのことである。“ストーブ”と言っ[…]
最新の関連記事(名車/旧車/絶版車)
日本メーカーによる大排気量車ブーム、その先駆けが750フォア 「威風堂々!」 「世界を震撼させた脅威のスペック!」 「日本の技術力を名実ともに知らしめた記念すべき名車!」 1969年デビューのホンダC[…]
フレンドリーさそのままにタフな旅仕様へとカスタム!! フォーティエイトファイナルエディションが2022年の限定販売にて生産を終えて以来、中古車市場でますます人気の高い空冷スポーツスター。長きに渡り12[…]
ホイールでもステムベアリングでもない、シミーの原因はタイヤ!? そんなことある!? “タイヤの偏摩耗やホイールのアンバランス”は、シミーの原因として挙がる2大要因。だがタイヤは新品交換後数百kmで、明[…]
原点はノートンのフェザーベッド 2輪用フレームには、いろいろな形態が存在する。だから安易に一括りにはできないのだが、近年のオートバイの骨格の原点は、1950年にイギリスのノートンが単気筒レーサーのマン[…]
クールスの玉川さんにZ2カスタムを習う バイク雑誌でメカ解説とメンテナンス記事をうん十年と書いてきた私でしたが、その知識の入り口には初愛車だったZ2カスタムがありました。遊びながら構造と機能と効能を学[…]
最新の関連記事(新型バイク(外国車/輸入車))
水冷GVシリーズのGV125S/GV300Sに加え、250モデル×3機種を追加 ヒョースンモータージャパンは、新型水冷250cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV250」シリーズ3機[…]
スタイリッシュな250ネイキッドでのキャンプツーリング記 夏の早朝。日が出る前に、ボクはブリクストンがリリースする「クロムウェル250」で走り始めた。スチール製セミダブルクレドールフレームに空冷250[…]
ライダーを様々な驚きで包み込む、パニガーレV4S 5速、270km/hからフルブレーキングしながら2速までシフトダウン。驚くほどの減速率でNEWパニガーレV4Sは、クリッピングポイントへと向かっていく[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
人気記事ランキング(全体)
タイや欧州、北米で先行発表済みのW230とメグロS1 カワサキモータースジャパンは、新型モデル「W230」と「メグロS1」をタイ、欧州、北米に続き日本でも2024年11月下旬に発売すると発表。これと併[…]
エンジンもシャーシも一気に時代が進む 第1回の記事では、新型CB400がトータルバランス路線を取り、77psを発揮するカワサキZX-4Rのような高性能路線には踏み込まない…という情報に対し、プロは「バ[…]
メグロS1と共通イメージのタンクデザインへ 目黒製作所の創立100周年となる今年、最新モデルのメグロK3が初のデザインアップデートを受けた。昨秋のジャパンモビリティショー2023で参考出品されたメグロ[…]
先代譲りの緻密さは最新電脳で究極化?! 旧CB400はハイパーVTECやABSこそあったものの、従来型(NC42)の登場は2007年だけに、近年の最新電脳デバイスは皆無だった。しかし新型CB400は電[…]
ナチュラルカラーの「パールシュガーケーンベージュ」と「パールスモーキーグレー」を追加 ホンダは原付二種に人気モデル「CT125ハンターカブ」にニューカラーを追加、一部仕様を変更して2024年12月12[…]
最新の投稿記事(全体)
ローライダーSTカスタム:最新トレンドを反映し、パフォーマンスUPの持ち主だ!! スピードクルーザーとしての戦闘力を全面的にアップしているが、キモとなるのはやはり足まわりだ。見た目にも鮮やかなレッドで[…]
ヘルメット着脱の煩わしさ みなさんはバイクに乗る際、どんな種類のヘルメットを着用していますか。ヘルメットと一言で言ってもいろんなタイプのヘルメットがあり、着脱の手間や煩わしさも大きく変わってきます。わ[…]
125ccクラスは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり[…]
汚れならミガキング、点サビならサビトリキング。状態に合った下処理の後に仕上げのメッキングを 金属素材の上に金属クロムを生成するクロームメッキには、マフラーやフェンダーなどのパーツに施される装飾メッキと[…]
接地感とグリップ力は別のハナシ バイク乗りの皆さんなら、「接地感」という言葉を耳にしたり、口にしたりすることも多いと思う。この「接地感」、言葉通りに受け止めれば「タイヤが路面に接している様子を感じるこ[…]