
ホンダの原付二種レジャーモデルとして不動の地位を築くCT125ハンターカブ。充実の装備とタフなスタイリングで人気を集める一方、800mmのシート高による足つきに不安を覚えるライダーも少なくない。そんな悩みを解消しつつ、クラシカルな外観へとドレスアップできるアイテムがSP武川から登場する。乗り心地を犠牲にしない専用設計の「カスタムシート」だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:SP武川
アースカラー復活のハンターカブ。唯一の悩みは足つきか
2026年モデルで初代のアースカラー「マットフレスコブラウン」が復活し、新色のブラックも追加されたCT125ハンターカブ。大型リヤキャリアや前後ディスクブレーキなど充実した装備を備え、街乗りからキャンプツーリングまで幅広くこなす懐の深さが魅力だ。
しかし、タフな走破性を確保するための最低地上高165mmと、800mmに設定されたシート高は、小柄なライダーにとって足つきへの不安材料となっている。
初代CT125ハンターカブにあったマットフレスコブラウンが復活 ホンダ「CT125ハンターカブ」の2026年モデルが登場した。変更点はカラーリングで、上質感のあるアステロイドブラックメタリック、落ち着[…]
ノーマル比約15mmダウン。えぐれ形状で安心の足つきを実現
SP武川が開発した新作シートは、新設計のオリジナル形状シートベースを採用している。車両側とのクリアランスを極力抑えることで、ノーマルシートと比較して約15mmのシート高ダウンを実現した。
さらに注目すべきは、シート両サイドのえぐれを大きくとったスリムな形状。足をスッと下ろしやすくなるため、数値以上の足つき性向上を実感でき、信号待ちや不整地での停車時における安心感が大きく高まる。
クッション性を犠牲にしない特殊スポンジとホールド感
ローダウンシートで懸念されるのが、スポンジが薄くなることによる乗り心地の悪化。しかしこのカスタムシートは、スポンジ厚をしっかりと確保しながらロースタイルを作り上げている。内部にはクッション性に優れた特殊スポンジを採用。滑りにくく柔らかな合皮製の表皮生地と、立体的なタックの膨らみがライダーの体にフィットし、走行中の不快な前滑りをしっかりと防いでくれるのだ。
車体の雰囲気を引き立てるクラシカルなステッチと3色の表皮
機能面だけでなく、ドレスアップパーツとしての完成度も高い。表面にはクラシカルなステッチが施され、CT125のアウトドアテイストに上質な雰囲気をプラスする。
カラーバリエーションは、シックな「ブラック」と「ダークブラウン」、そして質感を高めた「スウェード調(ブラック)」の3種類を用意。さりげなく配置されたTAKEGAWAタグも、所有する喜びを満たしてくれるワンポイントとなっている。
スウェード/ブラック
作業はわずか6分。急な雨に備える専用キャップも付属
取り付けはノーマルシートと交換するだけの手軽さで、メーカー指定の取付時間は0.1H(約6分)に設定されている。特殊な工具や大規模な分解作業を必要とせず、初心者でも簡単にカスタムを楽しめるのが嬉しい。また、製品には被せて使用する専用の雨除けキャップが付属。シート自体は縫い目から水が染み込む可能性があるため、屋外駐車時や天候が崩れそうなシーンで活用したい実用的な装備だ。
適合車種と注意事項。ポジション変化も考慮を
適合車種は、CT125ハンターカブの初期型(型式:JA55)および現行型(型式:JA65)の両方に対応する。注意点として、シート自体の防水性は完全ではなく、特にスウェード調モデルは生地が水分を含みやすい特性があるため、洗車時や雨天走行後は適切なケアが必要だ。また、シート高が下がり着座位置の形状が変わるため、ライディングポジションの変化にはあらかじめ留意しておきたい。
発売は2026年6月を予定。手頃な価格で乗りやすさを手に入れる
CT125のルックスを引き締めつつ、実用的な足つき性向上をもたらすSP武川の「カスタムシート」は、2026年6月の発売予定。価格はブラックとダークブラウンが15,180円(税込)、スウェード調モデルが18,480円(税込)に設定されている。毎日の通勤から荷物を満載したキャンプツーリングまで、ハンターカブとのバイクライフをさらに快適で安心なものへと変えてくれる心強いアイテムだ。
スウェード/ブラック
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(スペシャルパーツ武川)
走りの良さで支持を集めるNMAXとシグナスグリファスの不満を解消 NMAXは「MAXシリーズ」のDNAを受け継ぐクールなデザインと安定した走行性能が魅力。一方のシグナス グリファスは、俊敏でスポーティ[…]
ステンレス製ボディと独自構造で排気効率を向上 CT125は125ccの空冷単気筒エンジンを搭載するホンダの人気レジャーバイクで、アウトドア志向のスタイリングと扱いやすいパッケージングで根強いファン層を[…]
スペシャルパーツ武川 モーターバイク エアフローシートカバー ブラック Sサイズ スペシャルパーツ武川のエアフローシートカバーは、立体メッシュと伸縮メッシュを組み合わせた汎用シートカバーです。座面に細[…]
今回はSP武川製ハイパーチューニングセットのハイカムを交換 筆者がホンダの4ミニのエンジンを開けるのは初めて。今回はカムシャフト交換のみなので、カバーを外したぐらいの軽作業ですが。今までは、エンジンチ[…]
2022年に引き続き2023年夏も北海道に上陸!! 広大な大地でテスト走行 ホンダCT125ハンターカブのエンジンは1万回転以上回るらしい、という話を聞いた。ノーマルエンジンのレブリミットは8500回[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
絶妙な25mmダウン&角落とし! これぞ足つき革命 「ローダウンするとシートが薄くなって速攻でケツが痛くなる……」 そんな従来の常識を覆すのが、今回登場した『快適ローダウンシート』だ。 ノーマル比 約[…]
レプリカブームの始祖が放つ魅力と、夏のガレージで進める愛車リフレッシュ 1980年。排出ガス規制の波により4ストローク全盛となりつつあった時代に、ヤマハが放った水冷2ストロークパラレルツイン、RZ25[…]
2018年の登場から熟成を重ね、電子制御を獲得したZ900RSの魅力 カワサキZ900RSは、名車Z1を彷彿とさせるティアドロップタンクや火の玉カラーなど、往年のスタイルを現代に蘇らせたモデルだ。現行[…]
「絶妙なちょい足し」が効く! 純正の良さを引き立てる EFFEXの真骨頂といえば、車体が本来持つ設計思想を壊さずに「最小にして、最大の効果」を生み出す絶妙なポジション設定。 今回のイージーフィットバー[…]
1. リアビューを一新! スタイリッシュ&安心の保安基準適合 LEDフェンダーレスキット(ナンバー取り付けステー) 野暮ったくなりがちな純正リアフェンダーを取り外し、レーシーで引き締まったスタイルを演[…]
人気記事ランキング(全体)
激動の物価高を乗り切る「価格据え置き」の価値 世界的なインフレによってあらゆるパーツや原材料が高騰するなか、スズキは2026年8月発売の新型でも、2025年7月18日発売の前年モデルの価格である98万[…]
7.0リッターV8ツインターボ×軽量カーボンボディ まずは、750馬力を絞り出すエンジンこそサリーンの真骨頂かと。フォード製の巨大な7.0リッターV8エンジンに、ギャレット製のターボをツイン装備。しか[…]
カフェレーサーから市販レーサーへの変化 今後の主役はイレブン。ヤマハが’78年に発売したXS1100が、欧米で大ヒットした時点で、おそらく他の国産3社はそう感じたに違いない。 事実、当時のスズキとカワ[…]
スマートさでエレクトロタップを圧倒するのがギボシ端子による接続 スマートフォンより大きな画面で情報が読み取りやすく、ドライブレコーダー一体式の製品もあり、価格的にもスマホよりリーズナブルなものも多いこ[…]
時代を先駆けた動力性能と信頼性の歴史を辿る:『カワサキ650-W1の系譜』 最初の紹介記事は、約9年間に及ぶ販売期間の中で生産されたW1シリーズの変遷を体系的にまとめた「W1の系譜」だ。W1の人気が最[…]
最新の投稿記事(全体)
オイルフィルターとフィルターレンチのラインアップが豊富 メンテナンスの第一歩で最も重要な項目が、エンジンオイル交換とオイルフィルター交換だ。潤滑や放熱によって劣化するオイルと、エンジン内部のゴミや異物[…]
4スト4気筒に匹敵する扱いやすさを目指して ’69年末から開発が始まった新世代のGTシリーズは、同年10月の発表と同時に世界を震撼させた、ホンダCB750フォアを仮想敵に設定していた。 もちろん、直接[…]
「稲妻の閃光」と偉大なる総帥へのオマージュ カウンタックから連綿と続くウェッジシェイプは、誰がどう見てもランボルギーニそのもの。社内のスタイリスト、ミティア・ポルケルトによると「もちろん、ガンディーニ[…]
【1950〜60年代】初任給の15倍!? 有力チームだけに許された伝説の「CRシリーズ」 市販レーサーではあるものの(CR110/93は保安部品付きも存在)、この4台を入手できたのは有力チームのライダ[…]
スマートさでエレクトロタップを圧倒するのがギボシ端子による接続 スマートフォンより大きな画面で情報が読み取りやすく、ドライブレコーダー一体式の製品もあり、価格的にもスマホよりリーズナブルなものも多いこ[…]
- 1
- 2











































