
大洗町観光情報交流センター「うみまちテラス」を運営する大洗観光おもてなし推進協議と大洗カオス合同会社は共同で、大洗町内における三次交通の課題を解決するために、トゥクトゥクを貸し出すモビリティサービス(レンタカーサービス)を2023年10月1日(日)より開始する。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:大洗観光おもてなし推進協議会
トゥクトゥクレンタルサービス概要
昨年リリース後に約3,000人が利用したトゥクトゥクのモビリティサービス(ショートトリップツアー・ビアトゥク)に追加される新たなサービスだ。
特徴としては、トゥクトゥクをレンタルする際にガイドスタッフが同乗し、街中の観光ガイドを行いながら、運転手の運転サポートを行うことだ。それにより安心安全に運転を行うことはもちろんのこと、大洗の観光を満喫しながらトゥクトゥクの旅を楽しむことができるとしている。
大洗町には複数の観光名所や宿泊施設があるものの、それぞれが徒歩圏外かつ複数エリアに分散していて、町内の公共交通機関を利用するだけでは移動範囲が限定されてしまう。結果として公共交通機関を用いる来訪者の多くは大洗駅と主要な訪問地を往復するだけに留まっており、町の魅力の一部のみしか享受できていない。
非日常な移動手段であるトゥクトゥクを用いて多様なニーズにあわせた地点間輸送をすれば、既存交通手段ではカバーできない柔軟な移動を実現すると共に、移動自体を魅力的な体験できるようになるという。
サービス詳細
- サービス開始日:2023年10月1日(日) ※予約開始日:2023年9月25日(月)
- 利用可能時間:10:00~18:00
- 受付/出発場所:うみまちテラス(大洗駅となり)
- プラン:スタッフ同乗プラン(乗り捨て可)
- 料金:[30分3,000円]、[1時間6,000円]、[2時間12,000円]、[延長(1時間毎)3,000円]
- オプション料金:[免責補償プラン1,500円]、[免責補償+NOC補償プラン2,000円]
- 利用方法:事前にネット予約 ※当日空きがあれば当日現地での受付も可能。
備考
- レンタル当日の18:00までに返却のこと。
- レンタカーサービスのため運転手の提供はない。同乗するスタッフは利用者の運転をサポート、大洗町の観光ガイドを行う。
- 予約した時点で、「貸渡約款」および「利用方法」について理解了承済とする。
- 利用前に運転方法の説明・レクチャーあり。
利用方法
トゥクトゥクのレンタルサービスは公式サイトから詳細の確認と予約ができる。
トゥクトゥクについて
「トゥクトゥク」とは、タイのシンボル的存在の乗り物で、タイヤが3つしかない三輪自動車のこと。見た目が可愛いらしく、旅行気分を存分に味わえる乗り物だ。一度耳にしたら忘れることのない「トゥクトゥク」という名前は、特徴的なエンジン音が由来となっている。乗ってみると本当に”トゥク・トゥク”と音を出しながら走る。
今後の展開
現在は、トゥクトゥクレンタルサービスは「スタッフ同乗プラン」のみだが、利用状況を踏まえ、「利用者のみで利用するプラン」も展開予定だ。将来的には、トゥクトゥクが大洗町内に訪れる観光客や地域に住む方々の移動を支えるモビリティとなることを目指していくという。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
MotoGPライダー使用率No.1は大谷翔平ともコラボしたあのメーカー 新緑が眩しい5月から6月にかけては1年でもっとも過ごしやすい季節だといわれますが、実はこの時期、晴天時の紫外線の強さは真夏とほと[…]
1948年の本田技研工業設立から77年で達成 1948年に創業したホンダは、「技術で多くの人々の生活をより便利にしたい」というブレないコンセプトで多くの国や地域のユーザーニーズに合った製品やサービスを[…]
二輪事業では、世界6000万台の時代に世界シェア5割を狙う! ホンダが発表した2025年3月期における二輪販売台数は、世界シェア約40%の2057万台。37の国と地域において過去最高を達成したという。[…]
空冷Zと日産のL型エンジンに特化したパムス カワサキのZ1やZ2など空冷Zのオーナー、あるいはファンの方にとってパムスは有名すぎるほどのファクトリーに違いありません。 レース畑だった私(今井伸一朗)で[…]
Street VWs Jamboreeの概要 フォルクスワーゲンの祭典、Street VWs Jamboree 2025が6月1日に開催されます。 概要についてはこちらの記事に詳しくまとめてありますの[…]
最新の関連記事(ツーリング)
ツーリングの目的地としても楽しめる「日本の峠」たち ツーリングの醍醐味にはいろいろあるが、バイクならではの「五感で感じる風景」や「季節の移ろい」を楽しむことも大きな魅力。 山/海/川/田園風景など、走[…]
空気圧のチェック。「適正圧」には意味がある タイヤの空気圧管理、ちゃんとやってますか? この「ちゃんと」管理ってとこに、実は落とし穴があるんですよね~。たとえば、空気圧が低いとグリップ力が低下したり、[…]
「ETC専用化等のロードマップ」の現状 2020年に国土交通省が発表した「ETC専用化等のロードマップ」。その名の通り、高速道路の料金所をETC専用化にするための計画書だ。これによると、ETC専用化は[…]
房総半島の意外な魅力「素掘りトンネル」 東京から小一時間で行けるのに意外と秘境感あふれる千葉・房総半島。ここには味わい深い素掘りのトンネルが多数存在する。そんな異次元空間を求めて、半日だけショートツー[…]
2年に一度、世界各国から勝ちぬいたGSライダーが競う祭典への道 BMWモトラッドは、「インターナショナルGSトロフィー2026」に出場する日本代表選手を決定する国内選考会を2025年10月11日(土)[…]
人気記事ランキング(全体)
ネットで注文できる1サイズ&1プライスガレージ。完成状態で運搬されてクレーンで据え置きされる サンデーメカニックなら誰もが知る工具ショップ・アストロプロダクツのホームページ上に「BIKE小屋」という商[…]
バイクライフを変えるスマートナビ「AIO-6シリーズ」 「AIO-6シリーズ」は、従来のバイク用ナビゲーションシステムが「道案内」や「車載モニター」に限定されていたのに対し、4G通信技術を搭載している[…]
昔の日本で大型輸入車に乗れるのは非常に限られた人だけ 現在の日本では様々な輸入車が当たり前のように走っているけど、昔は世界で1番厳しいとされた認証型式の取得や車検制度という高い壁があり、日本を走る外車[…]
完全に消える? それとも復活する? ホンダの名車CB400スーパーフォアが生産終了になって今年ではや3年目。入れ替わるようにカワサキから直列4気筒を搭載する「Ninja ZX-4R」が登場し、唯一無二[…]
バイクは性能だけじゃない。大胆に温故知新を貫いた 1馬力でも高く、0.1秒でも速く…。1980年代後半、そんな熱狂にライダーは身を焦がしていた。レースでの勝利を至上命題にしたレーサーレプリカが世に溢れ[…]
最新の投稿記事(全体)
”最高”のスピードトリプルが登場 スピードトリプル1200RXは、世界限定1200台のみ生産予定。2025年1月に発表されたスピードトリプル1200RSからさらにアップデートされており、「究極のスピー[…]
MotoGPライダー使用率No.1は大谷翔平ともコラボしたあのメーカー 新緑が眩しい5月から6月にかけては1年でもっとも過ごしやすい季節だといわれますが、実はこの時期、晴天時の紫外線の強さは真夏とほと[…]
KRTもグラフィック変更され、オールニューカラー化 ニンジャ250と共通の車体に398ccの並列2気筒エンジンを搭載し、タイヤをラジアルに換装したフルカウルスポーツがニンジャ400シリーズだ。φ41m[…]
佇まいも走りも魅惑的。相棒のようなキャラクター ゼファーはまさに何にでも使える相棒のようなキャラだった。街乗りに旅によし、タンデムもよし、眺めても磨いてもよし。そして、意外にも走りが抜群に楽しかった。[…]
ホンダCB400スーパーフォア試乗レビュー 姿は変わらずとも進化を続けた直4ネイキッド 教習車として多くのライダーを路上に送り出してきたエントリーモデルであるのと同時に、普通二輪免許で手にできるフラッ[…]