
ヤマハは北米で、2024年モデルの「XT250(日本でいうセロー250とほぼ同じ)」と「TW200」を発表した。XT250はセロー250よりも大きいヘッドライトなどが特徴で、TWは初代と同じ四角いヘッドライトの200cc版だ。日本でもジャストサイズ・デュアルパーパス車の復活が待ち望まれているが……。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
おお、デカ目! 北米セローはXT250の名で存続、極太タイヤのTW200は懐かしの四角ライト
日本国内では、2020年7月31日にセロー250ファイナルエディションの最後の1台が出荷されてから3年が経った。1985年の初代モデル登場から35年間、2輪2足のマウンテントレール・コンセプトで、初心者からベテランまで多くのファンに支持されたセロー250だが、各種規制への適合などの理由から存続の道が断たれている。
日本国内で1987年に発売されたヤマハTW200は、フロントに130/80-18、リヤには180/80-14という極太タイヤを履いたファットなオフロードスタイルで人気を博したデュアルパーパスモデル。道なき道を走破する絶大なグリップ力と、どこかほのぼのとした雰囲気が特徴だったが、1990年代半ばには“スカチューン”の流行で「ティーダバー」という言葉も生まれるほどカスタムが盛んに。
1998年には丸型ヘッドライトが登場し、2002年にはTW225へと排気量アップ。同時にフロントブレーキがディスク化され、タイヤもロード向けのパターンになった。その後、カスタム人気の陰りもあって、2008年に排出ガス規制への適合などを理由に生産終了となった。
いずれも今はなき名車だが、どっこい生きてたシャツの中……じゃなくて北米では今も生き残り、TW200は2024年モデルでカラーチェンジまで受けている。
セローの北米版はXT250を名乗り、巨大な丸型ヘッドライトや大型ウインカーが特徴的。また、テールまわりのデザインはセロー250前期型の、通常のバルブ式テールランプを採用していた頃のものだ。2024年モデルはカラーチェンジもなく、2021年モデルから継続するカラーリングのまま、価格は5399ドル(日本円換算約79万8000円)になった。
TW200は2021年モデル以降で初のニューカラーを採用。角型ヘッドライトにフロントディスクブレーキという、国内モデルにはなかった組み合わせが特徴だ。価格は4999ドル(約73万9000円)。
日本でも早くこんなジャストサイズのデュアルパーパスモデルが復活……してくれないかなぁ……。
YAMAHA XT250[2024 US model]
■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 249cc 車重132kg ●現地価格:5399米ドル
YAMAHA TW200[2024 US model]
■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 196cc 車重126kg ●現地価格:4999米ドル
その他の写真ギャラリー
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
※2023年10月11日改訂 250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~40[…]
セロー225Wとの出会い&その楽しみ方 堀田修氏(以下堀田):実はこのセロー225W、購入したわけではなく兄の妻から譲り受けたものなんです。だから最初は特に思い入れがあったわけではないんですよ(笑)。[…]
NEW MODEL IMPRESSION[1985年9月号]トレールコース&一般道でテスト これがそう、これが本物のトレール・バイクなのだ。ヤマハから発売されたセロー225は、トレール・バイクの原点に[…]
シンプルなメカニズムとスリムなスタイルが融合。絶版車だから味わえる空冷シングルの魅力 「無事之名馬(ぶじこれめいば)」の格言どおり、発売から40年に渡るロングセールスを記録したヤマハSR400は比肩す[…]
見晴らしがいい! オンロードバイクとアドベンチャー/オフロード/クロスオーバーなどの大きな違いのひとつは、走破性をよくするために車高が高くなっていること(最低地上高も同時に高まる)だろう。加えて、ステ[…]
最新の関連記事(新型軽二輪 [126〜250cc])
欧州の砂漠8000kmを走破した本物。ADX 250が体現する「リアルクロスオーバー」の骨格 SYM ADX 250は、車検のない日本の軽二輪クラス(126〜250cc)の税制・登録メリットに適合させ[…]
R1のDNAとYCC-Tを凝縮。クラス最軽量149kgを掲げたYZF-R2の全貌 インドで世界初公開されたヤマハの新型YZF-R2は、急成長を続ける200ccプレミアムスーパースポーツセグメントに向け[…]
乾燥重量127kgを実現したクロモリフレームとアルミスイングアームの肉体 水冷4サイクル単気筒エンジンがもたらす21.5kWの推進力と本格的な排気系 心臓部には、総排気量249ccの水冷4ストローク単[…]
伝統のスチールモノコックが紡ぐ、ベスパだけの極上ライドフィール プラスチック製カバーを纏った一般的なスクーターとは一線を画し、スチール製のモノコックボディそのものがフレームの役割を果たすのがベスパの伝[…]
20周年の系譜と「アウト・トリン」の意志 ベトナムにおいて2006年に誕生して以来、見た目はスクーターながら中身は歴としたMTミッションという、アンダーボーン型スポーツバイクのジャンルを確立したのが「[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
世界初、独自機構を貫いたキャブレター式ターボの誕生 1981年の東京モーターショーに、XJ650をベースとしたターボ車が出展された。会場には電子制御式フューエルインジェクションとキャブレターの2種類が[…]
R1のDNAとYCC-Tを凝縮。クラス最軽量149kgを掲げたYZF-R2の全貌 インドで世界初公開されたヤマハの新型YZF-R2は、急成長を続ける200ccプレミアムスーパースポーツセグメントに向け[…]
ヤマハ初期型「RZ250」の復刻外装セットが登場 ワイズギアから、1980年の伝説の名車「RZ250」の流麗なスタイリングを蘇らせる「復刻サイドカバー&テールカウルセット」が登場した。当時のニューパー[…]
世界初にして国産唯一の市販ロータリーバイク、スズキ「RE-5」の誕生 ロータリーエンジンは、ドイツの発明家フェリクス・ヴァンケル氏が考案した、おむすび型のローター(ピストン)が回転して動力を生み出す方[…]
約半年遅れて発売の全国版はバッテリー&充電器付き! 本田技研工業(以下ホンダ)とヤマハ発動機(以下ヤマハ)は2024年8月、原付一種に相当するホンダの電動二輪車をベースとした日本市場向けモデルを、ヤマ[…]
人気記事ランキング(全体)
サビて固着したネジやナメて外せなくなったネジを簡単に外せる デイトナから発売されている「バイク用ショックドライバーセット(品番:95392)」は、錆びついて固着したボルトや、ネジ緩み止め剤が塗布された[…]
シリーズ累計5700万部突破!猫猫の「毒と薬」の魔力が現代の読者を惹きつける 架空の中華風帝国「茘(リー)」を舞台に、後宮の薬師・猫猫(マオマオ)が、美形の宦官・壬氏(ジンシ)に翻弄されつつ、王宮の事[…]
R1のDNAとYCC-Tを凝縮。クラス最軽量149kgを掲げたYZF-R2の全貌 インドで世界初公開されたヤマハの新型YZF-R2は、急成長を続ける200ccプレミアムスーパースポーツセグメントに向け[…]
スズキが放つ異色のゲームコンテストが始動 スズキは、ビジュアルプログラミングアプリ「スプリンギン」を展開するしくみデザインとタッグを組み、「第3回SUZUKI×Springin’コンテスト」の開催を発[…]
風も私もバイクと一体化?!氷のアイスバーは即溶け。そんな日にバイクに乗った私。 皆様こんにちは~指出瑞貴です♪ 毎日ジリジリ暑く、蝉の音を聞きすぎて騒がしいなぁーなんて思っていた8月。暑くて乗れないか[…]
最新の投稿記事(全体)
免許不要の四輪特定小型原付サンエンペラー「エルバード」の安定性と利便性 2023年7月の道路交通法改正によって誕生した「特定小型原動機付自転車」は、16歳以上であれば運転免許不要で公道を走行できる新た[…]
レーシングDNAと匠の技術革新!両社が誇る真の強みとは ドゥカティは1926年にイタリアのボローニャで創業し、MotoGPやWorldSBKといった最高峰レースで数々のタイトルを獲得してきた、モーター[…]
雨が降るほど燃え上がる、アドベンチャー乗りのタフな本音 Vストロームオーナーたちが年に一度、浜松に「里帰り」を果たすファンミーティング。前回の2025年大会は開場直前から本降りとなる、イベント史上初の[…]
創立105周年の節目と未来へ繋ぐマンデッロ新拠点の完成を祝福 イタリア・レッコ県マンデッロ・デル・ラーリオにおいて、現地時間の2026年9月3日、モト・グッツィの新しい歴史の扉を開く特別なアニバーサリ[…]
コスパも高い! 新型『CUV e: 』が“シティコミューターの新常識”になる可能性 最初にぶっちゃけて言わせてもらうと、筆者の私(北岡)は『EV』全般に対して懐疑的なところがある人です。カーボンニュー[…]
- 1
- 2

![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-360-1-768x512.jpg?v=1695207655)
![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-360-32-768x512.jpg?v=1695207656)
![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-360-5-768x512.jpg?v=1695207660)
![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-360-23-768x512.jpg?v=1695207662)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/24-TW200-MLNM4-S3-RGB-768x512.jpg?v=1695207675)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/24-TW200-MLNM4-Back-Front-RGB-768x512.jpg?v=1695207677)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/24-TW200-MLNM4-S1-RGB-768x512.jpg?v=1695207679)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/24-TW200-MLNM4-S2-RGB-768x512.jpg?v=1695207681)
![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-Beauty-3137-768x512.jpg?v=1695207727)
![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-Action-4051-768x512.jpg?v=1695207760)
![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-Detail-3139-768x512.jpg?v=1695207775)
![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-Detail-3171-768x512.jpg?v=1695207777)
![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-Detail-3150-768x512.jpg?v=1695207780)
![YAMAHA XT250[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-XT250-Radical-Gray-Detail-3162-768x512.jpg?v=1695207784)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/24-TW200-Raven-Beauty-1562-768x512.jpg?v=1695207795)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/24-TW200-Raven-Action-2983-768x512.jpg?v=1695207814)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/24-TW200-Raven-Action-2240-768x512.jpg?v=1695207813)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/24-TW200-Raven-Detail-1605-768x1152.jpg?v=1695207827)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/23-TW200-Raven-Detail-1622-768x512.jpg?v=1695207828)
![YAMAHA TW200[2024 US model]|ヤマハ「セロー250」「TW200」の2024年モデルが登場! 北米で生き残る、羨ましすぎる空冷オフロード車たち](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/09/24-TW200-Raven-Detail-1624-768x512.jpg?v=1695207830)





























