
扱いやすい車格とタフなデザインで、軽二輪アドベンチャー市場を牽引し続けるスズキの「Vストローム250」。前モデルからどのように進化したのか気になっているファンも多いことだろう。そんな期待に応えるべく、各部をアップデートした2026年モデルが発表され、7月23日に発売されることが決定した。ツーリング性能の高さはそのままに、より現代的な洗練を手に入れた最新モデルがどう変わったかお伝えしよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:スズキ
前モデルからの進化:丸形LEDヘッドランプとABSユニットの刷新
「アドベンチャーモデルらしいタフな顔つきは好きだが、灯火類は最新のLEDが欲しい」。そんなライダーの要望を、2026年モデルは鮮やかに叶えてみせた。
最大の変更点は、フロントフェイスの印象を決定づけるヘッドランプだ。新たに「現代風にアレンジされた丸形LEDヘッドランプ」を採用することで、よりスタイリッシュで先進的なルックスを手に入れている。さらに、ブレーキシステムの要となるABSユニットも変更。見えない部分の安全性とコントロール性もしっかりとアップデートされている点は、長距離を走るツアラーとして高く評価できるポイントだ。
前モデルからの継承:長距離を快適に走り切る充実の専用装備
前モデルで多くのライダーから支持を集めた、アドベンチャーモデルとしての盤石な基本構成はしっかりと受け継がれている。
心臓部の248cc並列2気筒エンジンは、フリクションの低減と燃焼効率の向上により、低中速域での扱いやすさを徹底的に追求。アップライトなハンドル位置とアドベンチャーモデルながら800mmに抑えられたシート高がもたらす安心感は、長時間のライディングでも疲労を軽減してくれる。
防風性の高いコンパクトなウインドシールドやナックルカバー、フルデジタル表示の多機能メーター、そして12Vのアクセサリーソケットやセンタースタンドに至るまで、旅に必要な装備はすべて最初から揃っている。オプションのケース類を装着しやすい大型アルミ製リヤキャリアも健在で、どこまでも走り続けたくなる冒険心を掻き立ててくれるのだ。
新色「黒×白」を追加した4色展開。価格は68万5300円に
カラーバリエーションは全4色。前モデルからお馴染みのVストロームらしい「黒×黄(パールネブラーブラック/ソリッドダズリングクールイエロー)」、「赤×黒」、「マット黒×黒」の3色は継続して設定された。そして2024年モデルのシルバーに代わり、新たにクリーンな印象を与える「黒×白(パールネブラーブラック/パールグレッシャーホワイト No.2)」がラインナップに加わっている。
メーカー希望小売価格は、前モデルの66万8800円から少し改定され、68万5300円となった。LEDヘッドランプの採用など装備の充実度を考えれば、十分に納得のいく戦略的なプライスと言えるだろう。初めてのアドベンチャーバイクとしてはもちろん、ベテランの旅の相棒としても、新型Vストローム250は最高の体験を約束してくれることだろう。
SUZUKI V-STROM 250 (2026model) COLORS
SUZUKI V-STROM 250 (2026model) SPECS
| エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒SOHC2バルブ |
| 総排気量 | 248cc |
| 最高出力 | 18kW(24PS)/8000rpm |
| 最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m)/6500rpm |
| 全長×全幅×全高 | 2150×880×1295mm |
| シート高 | 800mm |
| 車両重量(装備重量) | 191kg |
| 燃料タンク容量 | 17L (無鉛ガソリン) |
| トランスミッション | 常時噛合式6段リターン |
| サスペンション(前/後) | テレスコピック / スイングアーム(7段階調整式) |
| ブレーキ(前/後) | 油圧式シングルディスク(ABS) / 油圧式シングルディスク(ABS) |
| タイヤ(前/後) | 110/80-17M/C 57H / 140/70-17M/C 66H |
| メーカー希望小売価格 | 68万5300円(税込) |
| 発売日 | 2026年7月23日 |
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