
ホンダはインドで、ハイネスCB350/CB350RS(日本名GB350/GB350S)のニューカラーとグレード追加を発表した。さらに、ハイネスCB350×4種/CB350RS×2種のカスタムキットを展開し、3月より発売するという。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
約1万2000円~3万7000円で大変身!
ホンダはインドで、ハイネスCB350/CB350RS(日本名GB350/GB350S)のニューカラーとグレード追加を発表した。
2020年秋に発表されたハイネスCB350は、『DLX』と『DLX PRO』の2グレード展開だったが、2023年モデルではこれに『DLX PRO CHROME』を追加。また、CB350RSは『DLX』『DLXモノトーン』『DLXデュアルトーン』となり、いずれも3グレード構成になる。
さらに、ハイネスCB350×4種/CB350RS×2種のカスタムキットも一挙投入という嬉しいサプライズも。各キットともコンプリートセットで構成され、価格は7100インドルピー(約1万2000円)から……! これは車両の現地価格が約35万円からという点を考慮しても、かなりコスパが高い。
いずれのバリエーションも派生モデルとして発売されてもおかしくないレベルだが、カスタムキットなら従来型ユーザーも後付けで変身を楽しむことができそうだ。インド仕様はセパレートシートが標準なため、ダブルシートの日本仕様GB350だとキャリアやシングルシートカウルは装着が難しいかもしれないが、セパレートシート仕様の国内展開も含め、ぜひ日本でも導入検討していただきたい(日本でも導入するかも、という情報は別記事にて)。
では、ニューカラーと新グレード展開から紹介していこう。
H’ness CB350[2023 India model]
べースモデルにあたるのがDLX。ホンダスマートフォンボイスコントロールシステム(HSVCS)は非装備でホーンはシングルタイプ。前後フェンダーはグレーとし、シート表皮は黒だ。カラーバリエーションはPrecious Red Metallic/Mat Marshall Green Metallic/Pearl Nightstar Black/Mat Massive Grey Metallicの4色展開だ(写真は1色ずつしか入手できず……)。価格は20万9857ルピー(日本円換算約34万5000円・3/11現在)。
H’ness CB350[2023 India model]“DLX” Precious Red Metallic
DLX PROは、デュアルホーンにHSVCS採用、ボディ同色の前後フェンダー、ブラウンのシート表皮を装備する。カラーバリエーションはMat Marshall Green Metallic/Precious Red Metallic/Pearl Nightstar Blackの3色だ。価格は21万2856ルピー(日本円換算約35万円・3/11現在)。
H’ness CB350[2023 India model]“DLX PRO” Mat Marshall Green Metallic
DLX PRO CHROMEは、上記に加え前後フェンダーにクロームメッキタイプを採用。カラーバリエーションはAthletic Blue Metallic/Mat Massive Grey Metallic/Pearl Nightstar Blackの3色を展開。価格は21万4856ルピー(日本円換算約35万4000円・3/11現在)。
H’ness CB350[2023 India model]“DLX PRO CHROME” Athletic Blue Metallic
CB350RS[2023 India model]
ベースグレードのDLXはモノトーン基調でHSVCS非装備。カラーバリエーションはMat Massive Grey Metalic/Athletic Blue Metallicの2色だ。価格は21万4856ルピー(日本円換算約35万4000円・3/11現在)。
CB350RS[2023 India model]“DLX” Mat Massive Grey Metalic
DLX PRO MONOTONEは車体色Radient Red Metallicのみの展開で、燃料タンクの上部にストライプが入る。HSVCSを装備。価格は21万7857ルピー(日本円換算約35万9000円・3/11現在)。
CB350RS[2023 India model]“DLX PRO MONOTONE” Radient Red Metallic
DLX PRO DUAL TONEは車体色Black with Pearl Sports Yellowのみをラインナップ。上記に加えデュアルトーンカラー(いわゆるツートーン)を採用している。価格は21万7857ルピー(日本円換算約35万9000円・3/11現在)。
CB350RS[2023 India model]“DLX PRO DUAL TONE” Black with Pearl Sports Yellow
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
白いボディカラーのGB350、青みがかったタンクのGB350S! 2021年春に発売され、2022年には販売台数ランキングで251cc以上(小型二輪)クラスを制覇したGB350/GB350Sだが、需要[…]
ホンダがやってくれる! 2022年には126~250ccクラス王者の「レブル250」、401cc以上クラス王者の「Z900RSシリーズ」を上回る販売台数を記録したホンダ「GB350/S」。全クラスを車[…]
振動、路面を蹴飛ばす感じ、エンジンで走らせる気持ちよさ バイクはエンジンを懐に抱えて走るような乗り物だ。単純にライダーとエンジンの距離が近いことがエンジンの存在感を大きく感じさせるだけではなく、エンジ[…]
四半世紀ぶりの大台に乗った! 二輪車新聞は、元旦号で2022年の二輪車総需要(需要台数=販売台数のこと)を総括。これは毎年発表されるデータで、どの排気量クラスが盛り上がっているのか、売れた機種はなんだ[…]
GB350は受注一時停止中だが、ロイヤルエンフィールドは供給順調 中型クラス……というか普通二輪免許で乗れる空冷ネオクラシックバイクが大人気だ。ホンダはインドで「ハイネスCB350」として発表したモデ[…]
最新の関連記事(GB350/S)
【特集】エンジン超図鑑 ~往年の傑作&レア機から現代の最新鋭まで~ カーボンニュートラルが声高に叫ばれる昨今。既にクルマの世界ではエンジンに代わって急激に電動モーターが導入されています。もちろんモータ[…]
小沢、バイクを買う おじさん同士、仲がよろしくて……。 スピードワゴンのお二人が連れ立って、バイクを買うためにホンダドリーム新宿へ。 挨拶に時間をかけて、ハンバーグ師匠が小沢さんを呼び込みます。 「ど[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
’24新車特報 2023年も折り返しの7月、早くも2024年モデルが続々登場! 絶大な人気を誇るZ900RSは新バージョンのイエローボールエディションが加わり、ハヤブサは誕生25周年を記念モデルで祝う[…]
エンジン自体は「500」を見越した設計だ GB350に常につきまとう「500cc存在説」。その噂の出元をひも解いていくと、2021年春に開催されたメディア向け試乗会にたどり着く。ホンダの主催で千葉県南[…]
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
ホーネット(250)はなぜ大型バイク並の極太タイヤを採用したのか? CBR250RRをルーツとする250cc4気筒エンジンを搭載し、1996年2月に発売されたネイキッドモデル・ホーネット。2007年に[…]
ビッグ・ホーネットの派生で待望のネオクラが来る! ホンダが2025年モデルとして「CB1000」という名称のバイクを登場させる。本誌が掴んだ最新情報である。……が、事情通の方なら既報のビッグ・ホーネッ[…]
小沢、バイクを買う おじさん同士、仲がよろしくて……。 スピードワゴンのお二人が連れ立って、バイクを買うためにホンダドリーム新宿へ。 挨拶に時間をかけて、ハンバーグ師匠が小沢さんを呼び込みます。 「ど[…]
ホンダモーターサイクルジャパンは、は、 2023 FIM MotoGP™ 世界選手権シリーズ 第14戦 MOTUL Grand Prix of Japan (日本グランプリ)の開催期間に、モビリティリ[…]
円安って言っても約14万6500円ですよ! これ日本でも発売してくれないかなぁ……。そう思わずにはいられないカワイイヤツが登場した。北米で発表された「モトコンパクト(Motocompacto)」は、1[…]
人気記事ランキング(全体)
突然の交通取り締まり! 違反をしていないときでも… 交通ルールを守って安全運転に努めているのに、とつぜん取り締まり中の警察官に止められてしまった経験がある方は多いはずです。 「え? なにか違反した?」[…]
ビッグ・ホーネットの派生で待望のネオクラが来る! ホンダが2025年モデルとして「CB1000」という名称のバイクを登場させる。本誌が掴んだ最新情報である。……が、事情通の方なら既報のビッグ・ホーネッ[…]
ヤマハ新世代125cc/155ccの先鋒が兄弟そろって登場! ヤマハは、今春のモーターサイクルショーに市販予定車として出展した4車のうち、「YZF-R125」「YZF-R15」を正式発表。大型バイクや[…]
Snap-on(スナップオン):世界初のソケット工具を開発 1本のハンドルにソケットをかわるがわる取り付けられる構造。現在のソケットレンチを発明した創業者によって、1920年にアメリカで設立されたスナ[…]
おお、デカ目! 北米セローはXT250の名で存続、極太タイヤのTW200は懐かしの四角ライト 日本国内では、2020年7月31日にセロー250ファイナルエディションの最後の1台が出荷されてから3年が経[…]
最新の投稿記事(全体)
イベント内容 会場ではご当地グルメや特産品の販売など、9団体が13個のブースを構え、地域の魅力を発信する。地域のお土産が当たる抽選会のほか、イベントブースまたはPAの売店で税込500円以上買い物をすれ[…]
イベント概要 会場内の花壇では触れると様々な音楽を奏でるサウンドガーデニング[1]、店舗内ではソフトクリームを使って楽しむことのできるインタラクティブな光の作品[2]、芝生エリアでは光のインスタレーシ[…]
BMWの特別な称号「M」がネイキッドにも! BMWはクルマのセダンでもスポーツ性の高さをアピールしてきたメーカー。その中でもほぼレース仕様といえる過激なパッケージには「M」という特別な称号が与えられて[…]
ホーネット(250)はなぜ大型バイク並の極太タイヤを採用したのか? CBR250RRをルーツとする250cc4気筒エンジンを搭載し、1996年2月に発売されたネイキッドモデル・ホーネット。2007年に[…]
車名の後ろに排気量の数字が入るのは欧州仕様が初めて カワサキは、北米やインドネシアに続き、欧州でも451cc版エリミネーターを発表した。正式名称は「エリミネーター500」「エリミネーター500 SE」[…]