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[画像 No.6/17]コーケン72歯Z-EALラチェットハンドル解剖【多ギアでも引きずらない空転トルクの軽さが魅力】

|コーケン72歯Z-EALラチェットハンドル解剖【多ギアでも引きずらない空転トルクの軽さが魅力】
【爪がヘッドを押さないよう、クサビ部分で力を受ける構造を発想】多ギヤ化により爪の山が低くなるのなら基本構造はクサビ式が妥当とした上で、その弱点を克服する新たな2ピース式を開発。2年間の検証を経て製品化した技術は現在特許出願中で、コーケン製品の基幹技術になる可能性も高い。
ラチェットハンドルはバイクや自動車のメンテナンス用工具として不可欠な存在だ。昨今は多ギヤ化がトレンドとなっているが、ギヤ数が多いだけで作業性が向上するというわけでもない。ソケット工具専門メーカーの山下工業研究所(コーケン)では、歯数競争を追うことなく独自の理想を追求した製品を開発。5年の歳月を掛けて生まれた72歯の新型ラチェットハンドルに込められた専業メーカーのこだわりとは? 目次 1 空転トルク […]