
ハーレーダビッドソンにとって、“カスタム”は切っても切れない楽しみのひとつ。『ウィズハーレー』誌が、多くのオーナーの参考となりそうな最新カスタム車両を紹介する。今回はSSK(茨城県)が仕立てたパンアメリカだ。
●文:青木タカオ(ウィズハーレー編集部) ●写真:宮下豊史 ●外部リンク:SSK
量産車ではこだわりきれないパーツを独自の技術で高品位化。完全ボルトオン設計によりパーツ装着が容易で、ユーザー自身によってアップグレードを図ることができると好評を博しているのが、スピードラのカスタムパーツ群だ。
ハーレー用もラインナップを拡大するばかりだが、今回はパンアメリカで見てみよう。
アッパーカウルやフロントフェンダーなどのドライカーボンパーツは、航空機やレーシングマシン向けに開発された、超軽量かつ超強度を誇るプリプレグ(炭素繊維に樹脂を含浸させたシート状のもの)を採用している。
バキュームパッキング処理を経て、オートクレーブで焼き上げるドライカーボン製法で生産され、綾織またはフォージドカーボン(平織)にて、それぞれさらに艶ありと艶消しが選べる。
レバーやステップは、高強度アルミニウム合金素材A6061-T6より高精度切削加工が施され、独自のアルマイト処理で仕上げられた。鮮やかな発色を維持するだけでなく、変色や腐食を防ぎ耐摩耗性を向上。操作性もこだわり抜いた!
アッパーカウル(6万8200円)/ハンドガード(左右セット4万7300円)/アンダーガード(4万7300円)/エキゾーストヒートガード(1万9800円)など、軽さと強度を最大限に引き出す最新のカーボン加工技術を用いた外装パーツたちは、UVカット加工済みで紫外線にも耐えられる。高強度アルミニウム合金素材6061を精密加工したアジャストレバー3D可倒式(2万2000円)は、6段階アジャスターにより手の小さな女性でも快適な操作性を確保。
アルミ削り出しフットペグ(1万9800円)はレッド/ブラック/ゴールド/ブルーが選べ、確かな存在感を発揮するミニフットボード(3万7400円)もデリバリー開始が間近になった。
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