
渡良瀬川の川沿いにある、広大な河川敷を使用したキャンプミート。2023年は5月3日から6日までの4日間という余裕のスケジュールだった。参加者は約2000人。皆それぞれの楽しみ方を満喫していた。●開催日:2023年5月3日〜6日 ●場所:渡良瀬川(群馬県太田市)
●文/写真:ウィズハーレー編集部(森下光紹) ●外部リンク:遠藤自動車サービス
今年は4日間通して最高の天候に恵まれて開催!
「コヨーテキャンプミーティング」の主催は、群馬県太田市にハーレーのカスタムショップを構える遠藤自動車サービス。創業が1974年という老舗で、主に扱う車両はクラシカルなボバーやチョッパーが多い。社長の遠藤さんは、とにかくアメリカンカルチャーが大好きで、17回続くこのコヨーテミーティングも、ハーレーを生み出した本国アメリカのテイストに倣った内容となっている。
バイクミーティング本来の目的は、趣味を同じくするバイカーがお互いの息災を確かめ、その先の安全を祈願すること。そして、共通の時間を楽しく過ごすことにある。
このコヨーテミートの会場は広大で、キャンプミートの会場として抜群だ。幹線道路からのアクセスも容易で、集いやすい環境にある。
参加するのは、もちろん新旧様々なハーレーがもっとも多いのだが、クルマでの参加や国産バイクでの参加もまったく問題ない。そして、キャンプであろうとも、日帰りであろうとも、もちろん自由である。
会場には様々なショップテントが軒を連ねているから、食事に困ることもないし、グッズやパーツなどの買い物という視点で会場を訪れるという魅力も大きい。実際、テントを張ってキャンプしている人々も、自分で持ち込んだ食材以外にも、飲食店のエリアで食事をしたり、お酒の販売ブースやバーで長居を決め込む人も多いのだ。
この数年、会場での音楽ライブ等は開催されていないのだが、参加されている人々の声を聞くと「静かで落ち着いていて、現在のスタイルのほうが良い」という好印象だった。
この会場に来て、久しぶりの顔を合わす友人や、新鮮な出会いの場所でもあるキャンプミーティングの存在は、長く続けることに大きな意味があると思う。
今年で17回を数えるコヨーテミーティングは、2022年から会場を移しての開催となったが、ここで長く定番化していくことを望みたい。
コヨーテミーティングの参加者たち
動画レポートはコチラ
コヨーテミーティングに参加の達人キャンパーたちに、バイクキャンプの“コツ”をご教示していただきましたので、ココからは動画でレポートいたしましょう!!
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