
北海道の果てしない直線道路や、九州のやまなみハイウェイ。本州から遠く離れた絶景道を目指すライダーにとって、愛車とともに海を渡る「フェリー」はもはや定番の移動手段だ。体力を温存しながら目的地へワープできるこの王道ルートが、今年の夏はかつてない癒やしの空間へと生まれ変わる。商船三井さんふらわあが『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』とのコラボを発表したのだ。定番の船旅を最高のエンタメに変えるサプライズの全貌を紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:さんふらわあ、映画ちいかわ 人魚の島のひみつ
北海道・九州ツーリングの「大定番」が進化する
自走で何百キロも走り続け、疲労困憊で目的地に辿り着く。そんな過酷なツーリングもまたロマンだが、北海道や九州を目指す多くのライダーにとっては、商船三井さんふらわあのような長距離フェリーの利用が一般的。
夕方に港へ向かい、船内で大浴場や食事を満喫して、ふかふかのベッドで眠る。翌朝目覚めれば、体力100%の状態で憧れの絶景道へすぐに走り出せるからだ。そんなライダーの強力な味方である「いつものフェリー旅」に、2026年夏、思いがけないサプライズが起こった。
ヘルメットを脱げば、そこは『映画ちいかわ』の世界
それが、2026年7月24日公開の『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』とさんふらわあのコラボレーション企画「ちいかわとのんびり船旅」である。辛いことも味わいつつ、それでも日々の幸せを見つけながら懸命に生きるちいかわたちの健気な姿に、日常のストレスを癒やされている隠れファンも多いのではないだろうか。
今回の映画で描かれるのは、ファン待望の長編エピソード「セイレーン編」。ちいかわたちが船に乗って島へと向かう大冒険のストーリー。さんふらわあとのコラボは、映画の中で未知の島へ向かう彼らのワクワク感と、これから見知らぬ大地へツーリングに向かうライダー自身の高揚感が、見事にリンクしているというわけだ。
船内には「ちいかわ」の世界観に浸れる装飾が施され、さんふらわあオリジナルのコラボグッズも販売予定だという。長時間の移動を快適に過ごすための「手段」であったフェリーが、大好きなキャラクターたちに囲まれる「目的地」へと昇華されるのだ。ヘルメットを脱いで緊張を解いた瞬間、ちいかわたちがあなたを癒やしの世界へと誘ってくれるだろう。
ライダー想いの充実した設備はそのままに
もちろん、さんふらわあが長年ライダーに愛されてきた「手厚いサポート」は健在だ。乗船時、大切な愛車はスタッフによって頑丈なラッシングベルトでしっかりと固定されるため、航行中の揺れで転倒する心配はない。
また、船内にはヘルメットがすっぽり入る返却式コインロッカーや、客室により異なるものの、かさばるライディングジャケットを掛けておけるハンガーも完備されている。こうした「ライダー目線」の細やかな配慮もあるので、フェリー旅中は心置きなくちいかわの世界に没入できるだろう。
予約は争奪戦必至。ちいかわたちと夏の冒険へ
この夢のようなコラボ企画「ちいかわとのんびり船旅」は、2026年8月6日(木)から10月31日(土)の出港便で実施される。
対象となるのは、ライダー憧れの地へ向かう2つの航路だ。大隅半島の絶景と食を堪能できる「大阪~志布志航路(さんふらわあ さつま/きりしま)」は2026年5月6日(水)から予約がスタート済み。そして、雄大な大地を目指す「大洗~苫小牧航路(さんふらわあ さっぽろ/ふらの)」は6月6日(土)から予約開始となる。
限定グッズがもらえるSNSキャンペーンも予定されており、ちいかわファンとツーリングシーズンのライダーの双方から予約が殺到することは想像にがたくない。
定番のフェリー旅だからこそ味わえる安心感と、ちいかわたちがくれる最高の癒やし。今年の夏は、愛車とともに、忘れられない「のんびり船旅」へ出かけてみてはいかがだろうか。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(イベント)
免許不要で転ばない。4輪構造がもたらす「圧倒的な安心感」 「ブレイズ イーカーゴ」の最大の魅力は、自転車にはない「転倒の不安からの解放」と、自動車のような「免許の縛りがない」という2点を両立しているこ[…]
ドゥカティしか実現できない豪華絢爛なゲストライダー陣 WDW(イタリア語ではヴーディーヴーと発音する)は、ドゥカティにとってホームともいえるミサノ・サーキットで行われる。ここは「ミサノ・ワールド・サー[…]
歴代モデルが浜松に集結する「KATANAミーティング」の魅力 「KATANAミーティング」の最大の魅力は、新旧様々な排気量のKATANAが一堂に会する圧倒的な光景にある。昨年開催された「KATANA […]
時代を超えて響く1000cc空冷Vツインの美学「XS-V1 Sakura」 ヤマハが企業理念である「感動創造」をモーターサイクルという形で具現化し、アートの世界観で乗り物の楽しさを表現したコンセプトモ[…]
再現という行為の本質 第18回モンキーミーティングの会場には数多のモンキー系カスタムが集まり、綺羅星のごとく会場を埋め尽くしたカスタムモンキーの中に一際目を惹く1台があった。 それは伝説的名車であるホ[…]
最新の関連記事(ツーリング)
安宿での睡眠不足はツーリングの大敵。音の悩みを和らげる専用設計 宿泊費を極力抑え、その分をガソリン代や現地の美味しい食事に回したい。そう考えるライダーにとって、カプセルホテルやネットカフェは非常にあり[…]
時代を超えて響く1000cc空冷Vツインの美学「XS-V1 Sakura」 ヤマハが企業理念である「感動創造」をモーターサイクルという形で具現化し、アートの世界観で乗り物の楽しさを表現したコンセプトモ[…]
走行風を最大の冷却力に変える、新発想の次世代アンダーウエア 真夏のバイク走行において、メッシュジャケットを着ていても「涼しさを感じない」という経験を持つライダーは多い。それは汗が乾ききってしまい、気化[…]
「リアル峰不二子」が魅せる、相棒との優雅な休日 トライアンフのブランドアンバサダーを務めるダレノガレ明美さん。2026年1月の就任以来、彼女のバイク愛は深まるばかりだ。今回、InstagramとXに投[…]
独自の拡張システムで“自分仕様”に育てる新型ドラム「サイクロン」 バイクを降りたらバックパックに早変わり! 週末のキャンプツーリングから、フェリーを使った日本一周まで、旅の相棒として大本命になりそうな[…]
人気記事ランキング(全体)
熊の出没が急増する季節、ライダーに求められる「万が一」への備え 熊の被害や出没件数は、これからの夏から秋にかけてまさに「本番」のピークを迎える。特に秋は冬眠に向けた過食期に入り、熊の行動が活発化するた[…]
SHOEIの美しいフォルムを損なわない完全専用設計 空力を徹底的に追求したSHOEIのヘルメット。そこに汎用インカムを外付けすると、どうしてもシルエットが崩れて風切り音の原因にもなる。「PACKTAL[…]
子育て世代の送迎・買い物ニーズが追い風に急増中 神奈川県伊勢原市に本拠を置く株式会社バブルが展開するEVトゥクトゥク「ビベルトライク(VIVEL TRIKE)」シリーズが、2026年7月時点で累計販売[…]
ワークマンプラス上板橋店で実地調査! 今年の夏もいよいよ本格化。連日、全国各地で35℃を超える猛暑を記録しており、今後40℃を超す「酷暑」となる地域も出ることになるだろう。 そんななかライディングを楽[…]
“魅せる”だけじゃない! 走りの相棒を優しく労わる機能美 このアイテム、とにかくシンプル極まりない。スチール製の骨組みで構成された無駄のないデザインで、「ただ置くだけ」でヘルメットを宙に浮かせたように[…]
最新の投稿記事(全体)
A-FORCE RRはなぜチタン製Dリングを採用したのか [Q] 今回、A-FORCE RRにはDリングを採用していますが、その理由を教えてもらえますか? 今までウインズではラチェットベルトを採用して[…]
免許不要で転ばない。4輪構造がもたらす「圧倒的な安心感」 「ブレイズ イーカーゴ」の最大の魅力は、自転車にはない「転倒の不安からの解放」と、自動車のような「免許の縛りがない」という2点を両立しているこ[…]
小型ボディに必要な情報を凝縮したデジタルメーター 「電気式スピード&タコメーター CUBE」は、縦横約50mmというコンパクトなスクエアボディを採用した電気式メーターである。 スピードメーターはデジタ[…]
ドラムブレーキの固着がレベチだった件 古いバイクのレストアってまったく同じものはなくて、それぞれ車体ごとの「テーマ」みたいなものがあるようなのですがこちらのヤマハのポッケは、どうやら「固着」がテーマら[…]
海の至宝「アメリゴ・ベスプッチ」とベスパの共鳴 1931年に進水し「世界で最も美しい船」と称えられるイタリア海軍の練習帆船、アメリゴ・ベスプッチ。一方のベスパは、そこから15年後の1946年に誕生し、[…]
- 1
- 2



































