
「ブルースカイミーティング」の記念すべき初回は、2023年4月22日に福岡市ヨットハーバーで開催され、1000人以上の来場者があり大盛況だった。ハーレーダビッドソン ジャパンは、大型連休後の5月13日(土)、関東地方での初開催となる「BLUE SKY MEETING in NIKKO,TOCHIGI」を開催。その模様をお伝えしよう!!
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:井上 演 ●外部リンク:ハーレーダビッドソン ジャパン
新イベント『ブルースカイミーティング』とは?
今年からスタートした新しいイベント『ブルースカイミーティング』は、「モーターサイクル(主役はライダー)」「ライフスタイル(音楽やアウトドアなど)」「ローカル(地域の食とカルチャー)」の各要素を会場ごとの魅力を最大限に活かしてハーレーダビッドソンがプロデュース。4月22日の福岡を皮切りに、年間を通じて各地で展開されていく。
関東初開催となった5月13日(土)の日光(栃木県)では、H-Dの焼印を刻んだ大笹牧場オリジナルハンバーガーがキッチンカーで販売されたほか、会場併設の山カフェにてスペシャルコーヒーを販売。H.O.G.(Harley Owners Group)会員には無料で振る舞われた。
また、入場無料ながら、H‐D純正アパレルをはじめ、ジンギスカンランチやソフトクリームの無料券などが当たるハズレなしの大抽選会も好評を博した。
福岡同様、バイクの免許を持っていなくてもハーレーに跨って擬似運転ができる「ジャンプスタート体験」や、女性ライダーが集まってのトークショーも開催。これには、声優/マルチタレントとしてさまざまなメディアで活躍中のバイク女子・夜道雪ちゃんも参加。初めてのハーレーイベントをファンらと一緒に楽しんだ。
また、インフルエンサーの秋田ライダーえむちゃんも愛車のスポーツスター1200で会場入りし、ハーレー女子トークショーなどを大いに盛り上げてくれた。
栃木県警に寄贈されたばかりの“白バイハーレー”との撮影体験や、お子様向けの「ストライダー体験会」、ミツバサンコーワのハーレーダビッドソン用ドラレコが装着されたデモ車の展示など、バイクに興味を持つ人なら誰でも楽しめるプログラムが多数用意された。
イベントを一緒に作り上げるブルースカイミーティングのパートナーたち。
ミツバサンコーワ
日本ミシュランタイヤ
ストライダージャパン
今後も各地のイベントを盛り上げてくれる。これらのパートナー以外にも、開催エリアのハーレーダビッドソン正規販売網のディーラーやご当地グルメのフードカーなども多数参加。もちろんWITH HARLEYチームも一緒にがんばるぞ。 [写真タップで拡大]
次回は7月8日(土)、苫小牧(北海道)にて開催。ウィズハーレー編集部とともに夜道雪ちゃん、秋田ライダーえむちゃんも参加するので、ぜひ会場へ足を運んでほしい。
夜道雪オフィシャルサイト https://yomichi-yuki.com
秋田ライダーえむ Instagram https://www.instagram.com/akita_emuchan/
充実のローカルフード
ローカルフードが楽しめるのがブルースカイミーティングならでは。パンにH-Dのバー&シールドロゴが焼印された大笹牧場オリジナルハンバーガーは大好評。
ファンの視線を集めた白バイハーレー
栃木県警に寄贈された白バイハーレーが展示され、注目を集めた。ベースはミルウォーキーエイト114を心臓部としたストリートグライドスペシャルで、ポリス仕様を間近に見ることのできる貴重なチャンスであった。
気になるモデルは見て触って確かめられる!!
最新モデルの展示が豊富なのもブルースカイミーティングの魅力のひとつ。夜道雪ちゃん&秋田ライダーえむちゃんのペアが、ディーラーブースをそれぞれ回りつつ紹介していく。ギャラリーたちが多く集まった。
2つのハーレー専門誌編集長によるトークステージも
WITH HARLEY青木タカオ編集長とCLUB HARLEY高田編集長によるエディターズトークもおこなわれた。エンスージアストコレクション ローライダーSTファストジョニーと、アイコンコレクション第3弾エレクトラグライド ハイウェイキングについて語られた。
取り回し講座で学ぶ
福岡でも好評だった取り回し講座を体験する夜道雪ちゃん。ナイトスタースペシャルが用意され、オートバイの引き起こし方法など基本的な扱い方をインストラクターから学んだ。見ているだけでも学べることが多い。
WITHHARLEYブースも賑わった
福岡に続き、我々ウィズハーレーもブースを出展。最新号やバックナンバーのほか、イベント限定グッズも販売。ゲストに招いた夜道雪ちゃんや秋田ライダーえむちゃんがファンと交流する姿も見られた。
ハーレー女子 in 日光|ハーレーファミリーの渡部さん、アニバーサリーモデルを乗り継ぐユキナさん!
あいにくの雨模様だったものの、写真をご覧いただければおわかりの通り、路面は乾いており、終盤にさしかかるまでは雨がふらず、前半は天気がもった。
さて、福岡もそうだったが、ブルースカイミーティングはメイン会場だけでなく、パーキングスペースのバイクたちを見て回るのも楽しい。会場となった日光大笹牧場の駐車場でひときわ目立っていたのは、Wさん御一家。ご家族みんなでハーレーに乗る鐵馬ファミリーなのだ。
アニバーサリーモデルをひととおり所有しており、この日はユキナさんが登場したばかりの120周年アニバーサリーのファットボーイに乗ってきたから注目の的である。すでにハンドルを交換し、カスタムにも着手。聞けばなんと、115周年限定モデルのフォーティーエイトからお乗り換えとのこと。貴重な限定記念モデルを乗り継ぐハーレー女子である。
そして、ユキナさんのご主人とご家族のリーダーであるお父さまが、威風堂々のフラッグシップ・115周年モデルのCVOリミテッドと100周年記念の2003年式ウルトラクラシックサイドカーに乗ってきているのだから、羨望の眼差しが向けられっぱなしだ。
夜道雪ちゃんが、人生初のサイドカー体験にトライ! 乗り方を教わってカー側に着座してみると「なんだか、家族の一員になれた気分。このままもう降りたくないです!!」と、乗り心地の良さと一家でハーレーを愉しむ和やかなムードに惚れ惚れし、仲間入りを志願。
着ているものまで、家族みんなでH-D。可愛らしい赤ちゃんが身を包むベビー服も、バー&シールドのロゴが入っているから、夜道ちゃんも頬が緩みっぱなしだ!!
夜道雪ちゃんもビックリ! 家族入りを志願!?
「伝統あるバットウイングフェアリングが魅力です」と胸を張るのは、105周年アニバーサリーのエレクトラグライドウルトラクラシックに乗るTさん。H.O.G.茨城北チャプターに所属し、グループでのツーリングを楽しみにしていたものの、天気予報の降水確率が高かったためチャプターは中止に。それでもレインウェアをキングツアーケースに入れて、ブルースカイミーティングに来場した。
スペシャルゲストは夜道雪ちゃん!!
声優/マルチタレントとしてさまざまなメディアで活躍中のバイク女子・夜道雪ちゃんが、我々ウィズハーレーとともにBLUE SKY MEETINGに参加。初めてのハーレーイベントをファンらと一緒に楽しんだ。
スポスタで参加した秋田ライダーえむちゃん
WITH HARLEYアンバサダーとして、SNSやYouTubeでイベントの告知活動にも協力してくれたインフルエンサーの秋田ライダーライダーえむちゃんも、愛車のスポーツスター1200で会場入り。ハーレー女子トークショーなどを大いに盛り上げてくれた。
7月はブルースカイミーティングが北海道・苫小牧で開催! そして8月はいよいよブルースカイヘブンだ! !
誰でも参加できるオープンなバイクミーティングイベント「BLUE SKY MEETING」はいよいよ北海道へ! 最新モデル展示や地元グルメなどコンテンツが盛りだくさん!! そして、音楽/キャンプ/モーターサイクルが融合した日本最大級のライフスタイルフェス「BLUE SKY HEAVEN」は夏休みに開催されるぞ!!
■ブルースカイミーティング 苫小牧、北海道
【7.8 SAT.10:00-15:00 TOMAKOMAI, HOKKAIDO】
苫小牧キラキラ公園(北海道苫小牧市入船町3丁目1 )
ハーレーオーナーズグループ(H.O.G.) 設立40周年を機に、ブルースカイミーティングは公式オーナーイベントプログラムを家族連れも含めた地域のお客様など誰でも楽しめる、よりオープンな催しへとアップデート。7月8日(土)は北海道苫小牧市にて開催。ウィズハーレーも福岡/日光に続き参加するので、会場でぜひ会おう!!
詳しくはこちら
■ブルースカイヘブン2023
【8.26 SAT. – 8.27 SUN. FUJI SPEEDWAY】
富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)
1万台ものモーターサイクルが集う日本最大級のライダースイベント。24時間以上の滞在が可能なCAMPエリア、人気アーティストが集結するLIVEステージ、アパレルから雑貨まで多数の出店があるSHOPPINGエリアほか、毎年恒例のパレード走行や試乗体験、BLUE SKY FIRE WORKSなど、バイク好きはもちろんキャンパーや家族連れなど誰でも楽しめる滞在型ライフスタイルフェスだ。
特設ホームページには、随時新しい情報が掲載されている。チケット購入情報も含めまずはこちらで確認を。
ブルースカイミーティング日光のイベント当日の動画はコチラ
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
ストリートボブ114:装飾を削ぎ落としたシンプルなボバースタイル 拳を突き上げて乗るような感覚がワイルドなストリートボブ。ブラックで仕上げられたミニエイプハンドルバーは、風を感じるクラシックなライディ[…]
取り扱う車両は一度外装を外して点検/整備してから販売 HSCは、静岡県下の沼津市/静岡市の2店舗でアメリカンモーターサイクルの販売とカスタムを中心に展開している。今回紹介する静岡店は、7年前に静岡駅東[…]
ショベル用4POTビレットバナナキャリパー:’70sムードで性能は現代のハイパフォーマンス! サンダンスは約2年前に「ミニバナナキャリパー」(-1999用/2000-用)をリリースし、最高の制動力とコ[…]
ファットボーイ114|クロームパーツを効果的に用いたファットカスタム ファットボーイは、1990年のデビュー以来、長きに渡ってラインナップに欠かせぬ存在として名を馳せるロングセラーモデル。最新式は18[…]
バイク好きなら誰でも参加できる ハーレーダビッドソン創業120周年、さらにハーレーオーナーズ グループ(H.O.G.)設立40周年となる2023年、H.O.G.オフィシャルイベントが、より盛大に、誰で[…]
最新の関連記事(イベント)
クシタニが主宰する国内初のライダー向けイベント「KUSHITANI PRODAY 2025.8.4」 「KUSHITANI PRODAY」は、これまで台湾や韓国で開催され多くのライダーを魅了してきたス[…]
「バイクを文化に」を共有する 日本自動車工業会(自工会)と日本二輪車普及安全協会(日本二普協)は、共催で「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY 2025」イベントを開催する。このイベ[…]
茂原ツインサーキットのコース外で基礎練習に特化 そもそもモトコネ秘密特訓は、元全日本シリーズチャンピオンの辻本氏が主催するミニバイクレース「カフェ耐」のエントラント向けに考案されたもの。 このレースに[…]
北海道という「ハードルの高さ」 ライダーにとってのひとつのあこがれ、北海道ツーリング。しかしフェリーの予約が面倒だったり、北海道までの移動で疲れてしまったり。 そういったライダーの悩みを解決し、「手ぶ[…]
真夏の激闘を前に意気込みを聞く! ヨシムラの『ツーリングブレイクタイム』はその名のとおり、ツーリング中の立ち寄りスポットとしてヨシムラジャパンが主催しているイベント。2009年の初開催以来、すでに60[…]
人気記事ランキング(全体)
脇を冷やすことで全身を効率的にクールダウン 「THERMO-GEAR BELT」の最大の魅力は、なんといっても「冷暖対応デュアルペルチェ搭載」という点だ。一台で夏場の猛暑対策はもちろんのこと、冬場の厳[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
新作GSX-8T/8TTに足並みを揃えて2026年モデルに スズキ独自のクロスバランサーを採用した最新776cc並列2気筒エンジンを搭載するモデルのうち、フルカウルスポーツとスポーツネイキッドとしてシ[…]
脇を冷やすことで全身を効率的にクールダウン 年々暑さが増している夏。冷感シャツやメッシュジャケットなど様々な冷却アイテムが普及して久しいが、半端な対策ではツーリングが快適とはいかなくなってきた。 そこ[…]
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
最新の投稿記事(全体)
冷却効果だけでなく疲労の緩和も実現したお役立ちインナー スポーツウェアブランド「ZEROFIT」と、ボディケアのパイオニア「ファイテン」が強力タッグを組んで生み出した「ICE WEAVE ナノメタック[…]
あの頃の中型 青春名車録「2気筒の時代」(昭和51~53年) 昭和50年(1975)10月1日、免許制度が改正され401cc以上のバイクに乗るためには大型免許(=限定なしの自動二輪免許)が必要になった[…]
白線が滑りやすいのは事実。その原因は? まず、道路の白線が滑りやすいのは紛れもない事実だ。路面標示用塗料メーカー10社で構成される路面標示材協会によると、白線の滑り抵抗性は湿潤時で40〜5[…]
零戦と同じサムライ魂が成し遂げた「究極」の直4 時代を決定的に「それ以前」と「以降」に画してしまうエポックメイキングなモデルはいくつか存在する。中でもZ1は紛れもない革命児である。 量産車として世界初[…]
ある日チョークが折れてた エンジン始動でチョークを引っ張ったらいきなり「スポッ」と抜けた。何事かと思ったら・・・折れてたんですよ、チョークケーブルのアウターが。 アクセルやクラッチ、スロットルやチョー[…]
- 1
- 2