
スクーターや原付二種、そして日本でも電動バイクに採用されているバッテリーシステムなど独自のモーターサイクル文化が盛んな台湾。そんな台湾の中でも、一番大きなバイクイベントとして、国中からライダーが集まった「台湾モーターサイクルショー」(2025年夏開催)の様子を紹介しよう。
●文/写真:高橋祐介(ヤングマシン編集部)
大型バイクのカスタムはクルーザーからアドベンチャーまで
台湾から世界的なカスタムビルダーも登場したこともあって、カスタムエリアでは車種を問わずさまざまな仕様が展開されていた。「SPEED&CRAFTS」と呼ばれるエリアでは、Rough Crafts代表のウィンストン・イェ氏によって集められたビルダーによる車両が展示されていた。
「SPEED&CRAFTS」エリアでは25年2月に開催されたカスタムイベントで受賞した車両を展示。
XR1200をベースにS.M.F CUSTOM BIKESがカスタムした1台。フラットトラッカー仕様だ。
R9Tベースの1台はKUO CNC DESIGNによるもの。個性的なカラーが特徴だ。
tenere700をスーパーモト風の外観にカスタム。FABER STUDIOによる制作だ。
ベースはDAX125のJZO.CRAFTSによるカスタム。エアサスが仕込まれている1台。
パフォーマンス系カスタムをされたスピードトリプル1200RRはEric氏によるカスタム。
ロケットカウルの『スマートモンキー』
さらに興味深いカスタムマシンは、金箔を外装に貼られたポールスマートのようなモンキーだ。ベースはモンキー125なので車両名も「スマートモンキー125」と呼ばれている。バナナクラブ代表のジンさんからは「とにかく目立つような車両。そして、このうねるようなエキパイとサイレンサーがポイントです」とのこと。
台湾ナップスの協力のもと、アライヘルメットとKOMINEブースの展開や、工具専門店のファクトリーギアから「DEEN」ブースも初出展。さらにSHOEIやRSタイチなど日本でもおなじみのブランドは注目されていた。
台湾でも需要が増えている「スマートモニター」や「ドラレコ」はブランドが群雄割拠しており、日本でも入手できるブランドも増えてきている。またVLOG系ではInsta360など、ツーリング人気もあるようだ。そして、ヘルメットブランドも多く、アウトレット販売などアイテムを購入する来場者も多かった。
ASTONヘルメットは複数のブランドを展開している。
ヨシムラブースも!
YOSHIMURAブースでは、モンキー125やハンターカブのカスタム車両を展示。マフラーからビレットパーツ装着はもちろん、日本ではあまり見られない旧車系カスタムで展示されていた。
日本でおなじみののDJIから、台湾ローカルのデジタルガジェットブランドなど、カスタムよりも、便利アイテムの出店も目立っていた。
「旅人」や「レンタル819」は台湾ライダーが日本を観光しながらツーリングできるプランなどを展開していた。親日国ともあって、現在でも九州や北海道はツアーとして人気のエリアとのこと。逆に日本から台湾へのツーリングプランもあるようなので、気になるライダーはぜひチエックしてみてほしい。
台湾から日本へのツーリングを行っている「旅人」。九州方面のツーリングが人気とのことだ。
日本からはMoto Tours Japanとレンタル819が出店している。各地にある拠点からバイクをレンタルして楽しんでいるのだそう。
今年の台湾モーターサイクルショーでは、電動バイクの方はかなり少なくなり、ガソリンエンジンモデルが多い傾向があった。台湾はバイクの流行期間が早いため、バイクの入れ替わりも早いとのこと。今後も、台湾は原付二種クラスをはじめ、ガジェット系でも目を離せない。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(モーターサイクルショー/モーターショー)
前回は過去最高の4万5000人超! “女性&ファミリー層”の熱気も激アツだ 2026年に開催された前回の第5回では、国内外メーカー12社・14ブランドをはじめ、カスタムパーツやギアの関連企業など135[…]
合計19万5000人の大混雑!ネット時代に人々がわざわざ会場に並ぶ理由 ネットを開けば新型車のスペックや動画が手に入る時代。それにもかかわらず、なぜモーターサイクルショーはあれほど人を惹きつけるのか。[…]
カフェレーサーの聖地イギリス ロンドンのACE CAFE LONDONをはじめRIDEZ、BSA等クラシックスタイルアパレル・バイクブランドが出展。 カフェレーサーのアイコンとも言うべきエースカフェロ[…]
スズキ伝統のVツインがクロスオーバーモデルに! SV-7GXの国内発売はいつだ!? 注目モデルの筆頭は2025年秋に開催されたミラノショーEICMA 2025で発表されたSV-7GX。兄貴分とも言える[…]
新色ライトグリーンの爽やかボディが目を引いたYZF−R3 まず会場で目に入ったのが、ヤマハが誇るスーパースポーツのYZF−R3(市販予定アクセサリー装着車)。ライトグリーンの車体が際立ち、来場者たちの[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
神奈川・三浦半島の観光コンテンツに採用! ブレイズの四輪電動ミニカー「ネクストクルーザーEV」 ブレイズの四輪電動モビリティ「ネクストクルーザーEV」が、神奈川県三浦市で展開されるガイド付き観光ツアー[…]
アドテックとKGモーターズが業務提携! 超小型EV「ミボット」量産とSDV進化を加速 次世代モビリティスタートアップのKGモーターズは2026年10月8日、株式会社アドテックとの間でミニカー規格の1人[…]
「標識がない=60km/h」というドライバーの錯覚 これまで日本の道路交通法では、道路標識等で最高速度が指定されていない一般道路の法定速度は一律で60km/hと定められていた。しかし、主に地域住民が日[…]
SV650/Xが絶版後も評価され続ける理由 スズキのミドルクラスを長年支え、2025年1月発売モデルをもって新規受注を終了した「SV650/X」だが、生産終了後もその価値は色褪せていない。1999年の[…]
Ninja H2 SX SE 2027年型が価格据え置き カワサキは、最高峰スポーツツアラー「Ninja H2 SX SE」の2027年モデルを2026年10月1日より発売。最高出力200馬力(ラムエ[…]
人気記事ランキング(全体)
スペックで勝負する時代の終焉 “スペックの高さこそがスポーツバイクの存在意義”と、多くのライダーが疑わなかったレーサーレプリカブーム。その全盛期ともいえる1989年に、カワサキが発表した「ゼファー」は[…]
普通免許で楽しめる!前2輪リバーストライクが生む圧倒的な安定性と走りの歓び Can-Amの3輪モビリティ(Spyder / Ryker)はバイクともクルマとも違う、自由と走りの歓びを届けるオープンエア[…]
CB1300SF SPをオマージュ! 102万円で登場した「CB500SF クラシックカラーエディション」 ホンダは中国の重慶市で開催された「2026中国摩博会(CIMAMotor)」において、CB5[…]
ここが効く! 「45Bインナーウエイトハンドル」のポイント 絶妙なポジション移動 純正比で約45mm手前にグリップが寄るため、小柄なライダーやロングツーリングで腕や肩が疲れやすい人にベストマ[…]
新色「グラススパークルブラック×メタリックオーオートグレー」が魅せる 2026年型ジクサー250シリーズのラインナップ構成は、マッスルなネイキッドスタイル「ジクサー250」と、エアロダイナミクスを追求[…]
最新の投稿記事(全体)
最新ハーレーにカスタム&グルメも! ブルースカイミーティングの魅力は、ハーレーを中心に、モーターサイクルやライフスタイル、地域ならではの食やカルチャーまで幅広く楽しめること。ライダーはもちろん、家族連[…]
丸型TFTでフルマップナビ表示! ホンダ新型「CM250 / 500」が重慶ショーで登場 ホンダは中国・重慶市で開催された重慶モーターサイクルショーにおいて、クルーザーカテゴリーの最新モデル「CM25[…]
免許不要で20km/h! 特定小型原付「モペロ ミニカーゴ2」が予約特価で登場 スワロー合同会社は、ペダルを一切漕がずに移動できる特定小型原動機付自転車「モペロ ミニカーゴ2」を発表した。公式オンライ[…]
ここが効く! 「45Bインナーウエイトハンドル」のポイント 絶妙なポジション移動 純正比で約45mm手前にグリップが寄るため、小柄なライダーやロングツーリングで腕や肩が疲れやすい人にベストマ[…]
ボルトオンでスッキリ!純正バーエンドと交換するだけの簡単装着 本アイテムは、純正のバーエンドを取り外して付け替えるだけのボルトオン設計。ハンドル周りの面倒な加工は一切不要で、DIYビギナーでも手軽に装[…]
- 1
- 2






























































