〈ヤマハミニミーティング〉3年ぶりの開催でも楽しさ全開! ’70s&’80sヤマハミニが聖地に大集合

〈オーナー車紹介#5〉ヤマハ フォーゲル:30年前のカスタムペイントは未だ健在。ビッグタンクが魅力のフォーゲル

ホンダ ゴリラの9Lを上回る容量10Lの燃料タンクを持つフォーゲルが登場したのは1980 年。ホンダMBX50F/ヤマハRZ250RRを乗り継いだ“ケロ”さんがこのフォーゲルを中古で購入したのは30数年前で、決め手はこの10Lタンクだった。穴が空きそうだったタンクは、当時新品が手に入ったので、サイドカバーやフェンダーと一緒に浜松第一塗装(現バイクペイントドットコム)でカスタムペイント。XT600テネレをモチーフとしたグラフィックは今も鮮やかだ。

YSP店で4万5000円だった車両をスターレットに積んで帰ったというケロさん。大型車も所有するが、普段乗るのはフォーゲル/カブ70/モンキーRTと小排気量ばかり。

〈オーナー車紹介#6〉ヤマハ ポッケ:タンク修理のつもりが極上2号機をゲット。親子で楽しむノーマルスタイル

上のフォーゲルと同じ1980年に登場したポッケは、折り畳み式ハンドルと国内最小の前後6インチタイヤを装備し、レジャーユースを強く意識したモデルだった。“スーさん親子”の父であるスーさんは、2ストエンジンでミッション、6インチの直進性の悪さに魅力を感じ、息子さんが誕生した時にもポッケで駆けつけたそう。そんな英才教育のおかげで、家族全員が最初のバイクをポッケで経験し、立派な大人に育ったスーさんJr.もポッケのオーナーとしてその血を受け継いでいる。

オーナー◎スーさん親子

燃料タンクに穴が空き、部品を探している最中に見つけたのが走行数百キロの極上車だった。当然この車両をゲットした上でタンクも入手。息子さんが受け継いだ2号車は今も走行700km台!!

〈オーナー車紹介#7〉YAMAHA RD125&GT80:現行ビッグバイクからヤマハミニに路線変更。RD125は1973年カラーがお気に入り

1967年に登場したAS1以降、AS2/AX125/RD125と進化したヤマハ125ccツインシリーズ。RDに切り替わった1973年モデルをコツコツとレストアしたFさんは、10年ほど前まではCB1300やハーレーに乗る現行車ライダーだった。その後1970年代のヤマハ車のデザインに魅了され、ミニトレで初めてレストアを経験し、続いてRD125を手がけた。再メッキや再塗装などプロに任せなければできない部分もあるが、ボロボロのバイクを自分の手で蘇らせる過程が楽しくて仕方ないそうだ。

当時モノの未再生車も味があるが、新車同様の姿にして乗り始めたいというのがFさんの考え。今では息子さんも感化され、RX350やXS1に乗るようになったそうだ。

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