まだまだ開幕したばかりの2023年シーズンのMotoGP。土曜日にスプリントレースが開催され、レースのリズムはガラリと変更。観戦するファンも忙しくなった。すでに怪我人続出で、波乱の開幕となっているが、今回は全ライダーのレーシングスーツとヘルメットメーカーをチェック!
●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:ミシュラン
レーシングスーツの最大勢力はアルパインスターズ
今シーズン、装具での注目はアルパインスターズがついにロードレース用のヘルメットを投入してきたことだろう。世界最高峰のロードレースで開発を続け、市販化を狙っているのは間違いなく、2023年シーズンはジャック・ミラー、ホルヘ・マルティン、ジョナス・フォルガー(ポル・エスパルガロの代役参戦)が着用している。
ちなみにヘルメットに関しては、けっこう頻繁にスポンサーが変わるイメージもあり、上記ライダーの他に、2023年はファビオ・クアルタラロがスコーピオンからHJCへ、アレックス・リンスがノーランからスコーピオンへ、アレイシ・エスパルガロがKYTからカブトへ、ラウル・フェルナンデスがHJCからシャークへ、ポル・エスパルガロがHJCからAGVに変更した。
レーシングスーツにおいてはアルパインスターズが11名、ダイネーゼが5名、イクソンが4名、フーリガンが1名、レヴィット1名(レギュラーライダー)となっている。スーツはもちろん、エアバッグの開発も随時行われている。
ただし、今シーズンは開幕戦から怪我人が続出。レギュラーライダーの欠場も多い。装具の重要性がより浮き彫りになっているのも現状だ。
それでは各チームごとにライダーの装具を見てみよう。
ドゥカティ・レノボ・チーム
レプソル・ホンダ・チーム
モンスターエナジー・ヤマハMotoGP
アプリリア・レーシング
レッドブルKTMファクトリー・レーシング
LCRホンダ・イデミツ
LCRホンダ・カストロール
プラマック・レーシング
グレシーニ・レーシングMotoGP
ムーニーVR46レーシング・チーム
RNFレーシング
GASGASファクトリー・レーシング・チーム
今シーズン代役参戦やワイルドカード参戦しているライダーたち
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
防水ポケット付きのメッシュジャケットが豊作! 日差しが眩しく気温の高い日が増えるにつれ、今年こそメッシュジャケットを早めに購入しよう! と思うライダーも多いだろう。事実、夏日になる直前にはお目当てのメ[…]
スプロケットメーカーが手掛けるチェーンだから安心! ワングレードで選びやすく! お財布にやさしい価格も実現 サンスターのチェーンは520/525/530の3サイズを用意。現行スポーツバイクなら250c[…]
ホンダのマシンでリンスが勝ってしまうという面白さ MotoGP第3戦アメリカズGPは、アレックス・リンス(ホンダ)が優勝しました。あまり調子のよくないホンダでの優勝は意外と言えば意外ですが、リンスはこ[…]
フランス のオリジナルデザインを採用したアジアンフィットのレーシングスーツ フランス発のバイクウエアブランドとして1996年に産声を上げたイクソン。2010年にはMotoGPに参入し、中上貴晶やアレイ[…]
出力アップはもちろん、空力&ライドハイトデバイスにより最高速は伸び続ける 最新のMotoGPマシンは、300psに迫る(クランク軸だと超えている?)パワーを出しつつ、そのパワーを空力デバイスと電子制御[…]
最新の関連記事(モトGP)
ブレーキのかけ方だけじゃなく、弱め方が神がかっている 2024MotoGPがいよいよ開幕し、すでに2戦が終了した。第1戦カタールGP、第2戦ポルトガルGPでワタシの目を捉えまくったのは、何と言ってもG[…]
ナンバープレートの様式の見直しと希望ナンバー制導入がほぼ確実に 希望ナンバー制(希望番号制度)の導入について 上記ナンバープレートの様式を見直すことによって同一番号の払い出し能力が拡大されることから、[…]
ファクトリーマシンを活かしきれるかはグレシーニのチーム力次第 開幕戦カタールで、4位になったマルク・マルケス。ホンダからドゥカティに移籍しての初レースとしては上出来なのですが、それは「普通のMotoG[…]
急に失速し、9位でフィニッシュしたアコスタだけど…… ついにMotoGPが開幕しました! ……勢いで「ついに」と書いてしまいましたが、2月初旬のマレーシア公式テスト、そして2月半ばのカタール公式テスト[…]
“RAPIDE NEO HARADA”と“RAPIDE NEO SAKATA”が同時発表!! 1993年、250ccクラスで世界王者になった原田哲也、そして1994年/1998年に125ccクラスで世[…]
最新の関連記事(レース)
ブレーキのかけ方だけじゃなく、弱め方が神がかっている 2024MotoGPがいよいよ開幕し、すでに2戦が終了した。第1戦カタールGP、第2戦ポルトガルGPでワタシの目を捉えまくったのは、何と言ってもG[…]
欧州で公開されたオフィシャルショットを入手!! おかえりスズキ!! おかえり佐原さん!! そんな声が木霊した東京モーターサイクルショー、スズキブースのプレスカンファレンスでサプライズ発表された、スズキ[…]
これぞ“くのいち”レース!? ニンニン! ハットリカンゾウただいま参上! いや、今回は幼馴染のツバメちゃんか。……という昭和ネタはともかく、カワサキモータースジャパンは「Ninja ZX-25R」によ[…]
まずはヨシムラから! ヨシムラは加藤陽平監督(どうしても監督と言ってしまう)が新社長就任の挨拶があり、スズキは何やらレース関連の発表があると言うので東京モーターサイクルショーに行って参りました。 ヨシ[…]
ファクトリーマシンを活かしきれるかはグレシーニのチーム力次第 開幕戦カタールで、4位になったマルク・マルケス。ホンダからドゥカティに移籍しての初レースとしては上出来なのですが、それは「普通のMotoG[…]
人気記事ランキング(全体)
教習所で教わる「サイドスタンドを払ってからバイクに乗りましょう」という指導。皆さん、疑問に抱いたことはありませんか? ルールで定められているからと言ってしまえばそれまでですが一見、教習所専用に見える技[…]
ユーロ圏では400ユーロ差、フランスではEクラッチ仕様のみ発売、英国は100ポンド差……!! 昨秋のEICMAで発表されて以来、注目の高いホンダの新しい技術「ホンダEクラッチ(Honda E-Clut[…]
どうも! ヤングマシンさんで不定期にバイク用品レビューを書かせて頂いております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。 突然ですが皆さん。最近、雨の日多くないですか? 春も近いので、革ジャンを着て颯[…]
Dani Pedrosa, San Marino MotoGP 最高峰のライダーたちだから、今ぐらいのクラッシュで済んでいるが…… 第11戦カタルニアGPは、ショッキングなオープニングラップになりまし[…]
バッテリーの性能を長く発揮できるよう準備を整える バイクや自動車に搭載されているバッテリー(鉛蓄電池)は、充放電を繰り返すことでサルフェーションにより容量低下を起こす。 サルフェーション除去機能つきの[…]
最新の投稿記事(全体)
ブレーキのかけ方だけじゃなく、弱め方が神がかっている 2024MotoGPがいよいよ開幕し、すでに2戦が終了した。第1戦カタールGP、第2戦ポルトガルGPでワタシの目を捉えまくったのは、何と言ってもG[…]
[その1] ヤマハXSR-125 「XSR-125」は、2023年10月に発表された125ccの原付二種車両。ネオレトロなデザインと可愛い見た目からは想像できないスポーツ性能が人気な、XSR900/X[…]
現在と同じ、埼玉県大宮に移転した当時の社屋と工場。ブランド名の「AH」の文字が見える。 アライのヘルメット第1号はオートレーサー用だった 1902年、現在のアライヘルメット社長である新井理夫(みちお)[…]
YSPではおトクなキャンペーンを実施中 2024年春、ヤマハスポーツバイク販売店のトップチャネルである「YSP(YAMAHA MOTORCYCLE SPORTS PLAZA)」では、一般のキャンペーン[…]
ホンダCBシリーズのフラッグシップモデルであるCB1300SF/SB向け、チタンエキゾーストを発売しました。サイレンサー部分にTSR-Technical Sports-のロゴをあしらっています。 適合[…]
- 1
- 2