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【6/37】【Q&A】1950年代から続くバイクと空気の戦い【流行りのウイングはどう進化してきた?】

モト・グッツィは1950年に風洞実験設備を設け、レーシングマシンの空力を研究&開発していた。前輪まですっぽりと大きなカウルで覆った1954年のGP500マシン、V8エンジン搭載の「オットーチリンドリ」が有名だが、前年53年の縦置き4気筒のGP500レーサー「クアトロチリンドリ」では、風洞実験で開発したクチバシ状のカウルで前輪まわりの整流効果を狙っていた。