
バイクがもっと個性的で、泥臭くも愛らしかった時代。1970年代後半に登場したホンダ「ホークCB250T」は、独特の排気音や愛嬌のあるスタイルで、今もなお多くのライダーの記憶に深く刻まれている。メディアでの露出をきっかけに再注目を浴びたこの伝説的名車が、このたび大人の日常に溶け込む上質なアパレルとなって登場した。本田技研工業公認のもと、CAMSHOPが手掛けたプリントTシャツ。そのタフな作りと、名車CB250Tが歩んだ歴史を重ね合わせ、一枚のTシャツがもたらす所有欲と着心地を紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ホンダ CAMSHOP.JP
「バブ」と親しまれた、ホンダ・ホークCB250Tの系譜と魅力
1977年、ホンダが250ccクラスに投入した初代「ホークCB250T」は、空冷4ストローク並列2気筒OHC3バルブエンジンを搭載し、最高出力26馬力を発揮する意欲作であった。その翌年の1978年には、早くもモデルチェンジを敢行。丸みを帯びた形状から少し角張ったタンクデザインへと刷新され、足元はスポークからスタイリッシュなキャストホイールへと進化した「2代目」へとバトンを繋いだ。
このバイクを語る上で欠かせないのが、昨今の若者からも親しまれている「バブ」という風変わりなニックネームである。これはアクセルを開けた際の「バーーー」、戻した際の「ブーーー」という独特な排気音が重なり、まるで「バブーーーッ!!」と咆哮を上げているように聞こえることに由来する。
かつてその特徴的な吸排気のリズムは、街行く人々の耳を捉えて離さなかった。「東京リベンジャーズ」のような人気メディアミックス作品の作中でも主人公たちの愛機として象徴的に描かれ、現代の若者にとっても憧れの旧車としてのステータスを確固たるものにしているが、この独特な存在感こそが、ホークCB250Tというマシンの最大の個性であり、人々を惹きつけてやまない魔力なのだ。
【HONDA HAWK CB250T[1977model]】
初代「やかん」から2代目「ポーク」へ。愛嬌あふれるデザインと当時の温度感
今でこそ「バブ」の呼称が定着しているホークCB250Tだが、新車当時を知る年配のライダーたちに尋ねると、その反応は少し異なる。初代の丸く膨らんだ愛らしい燃料タンクはその形状から「やかん」と親しまれ、2代目のボリューム感のある少々ボッテリとした佇まいは「ポーク」などと、どこか自嘲気味かつ温かみのあるニックネームで呼ばれていたのだ。
当時は400ccの兄弟車である「ホークII CB400T」がクラス最高峰の40馬力を誇って市場を席巻し、教習車としても広く採用されるなど、ホークシリーズは非常に身近で信頼の厚い相棒であった。少し野暮ったいのに、走らせればどこまでもタフで味わい深い。
そんな人間味のあるスタイリングと高い実用性があったからこそ、ホークはただの移動手段を超え、乗り手の人生に深く寄り添う家族のような存在になり得たのである。その温もりあるデザインエッセンスは、数十年の時を経た現代において、唯一無二のレトロモダンなバイクとして再び輝きを放っている。
本田技研工業公認。CAMSHOPが贈る、公式ライセンスのCB250T HAWKプリントTシャツ
あの頃の胸の高鳴りや、旧車カルチャーの持つ独特の渋みを、ガレージの外でも日常的に纏いたい。そんな大人のライダーやヴィンテージファンの願いを叶えてくれるのが、楽しい乗り物雑貨をプロデュースする「CAMSHOP(キャムショップ)」からリリースされた「HONDA CB250T HAWK プリント Tシャツ」だ。
本作は、本田技研工業公認の正規ライセンス取得商品であり、そのディテール表現の美しさは折り紙付きである。フロントには、ホンダCB250T HAWKのイラストが繊細かつ存在感たっぷりにプリントされており、バイク単体のシルエットが持つ美しい造形美がモダンに表現されている。
キャラクター性を前面に押し出した派手なグラフィックではなく、あくまでバイクそのもののプロダクト美を追求したデザインのため、ジャケットのインナーに挿しても、一枚でサラリと着こなしても、子供っぽくならずに知的で洗練されたバイカーズスタイルを構築できるのが嬉しい。
大人が永く愛せる「5.6オンスヘビーウエイト」と、ストレスフリーな「丸胴仕様」の贅沢
せっかくお気に入りのデザインを手に入れても、数回の洗濯で首元がよれてしまったり、生地が薄くて1シーズンで寿命を迎えてしまっては意味がない。このTシャツは、大人がすっきりと上品に着こなせるよう、しっかりとした「5.6オンス」のヘビーウエイト生地を採用している。
100%コットン素材で作られたこの極厚生地は、繰り返し着用してガシガシ洗濯してもよれることが極めて少なく、常にピシッとしたクリーンなスタイリングをキープしてくれる。さらに、脇部分に縫い目がない「丸胴仕様」で仕立てられているのが大きなこだわりだ。
一般的なTシャツのように脇を縫い合わせるステッチがないため、肌に縫い代が当たる不快感が一切なく、バイクのライディング姿勢をとった際や、日常の大きな動作時にも驚くほど滑らかな着心地を実感できる。このタフさと極上の着心地の両立は、お気に入りの一着を何年も大切に着続けたいという、大人のこだわり派も十分に満足させるクオリティだ。
バイカーズファッションの主役に。選べるサイズ感とスマートな購入方法
カラーバリエーションは、どんなコーディネートにも合わせやすい王道の「ホワイト」と、シックで引き締まった印象を与える「ブラック」の2色を展開。価格は3,960円(税込)と、公認ライセンスアパレルとしては非常に手に取りやすい設定となっている。サイズ展開はM・L・XLの3サイズをラインナップ。詳細なサイズ感は下記の通りだ。
- Mサイズ:身丈69cm、身幅52cm、肩幅46cm、袖丈20cm
- Lサイズ:身丈73cm、身幅55cm、肩幅50cm、袖丈22cm
- XLサイズ:身丈77cm、身幅58cm、肩幅54cm、袖丈24cm
ジャストサイズで品よく着こなすのはもちろん、あえてXLを選んで現代的なオーバーサイズシルエットを演出し、タイトなデニムやバイカーズパンツと合わせるのもおすすめだ。
なお、本製品は3960円(税込)以上の注文で送料無料となるため、このTシャツ1点だけで送料を浮かせることができる。別倉庫からの発送となるため日時指定はできないが、数営業日以内に順次発送され、手元に届くその日を待つ時間さえも、新しい愛車の納車を待つようなワクワク感へと変わるだろう一品だ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ウェア)
宣伝一流、販売三流で経営が悪化 全日本、そして海外でもモトクロスライダーとして活躍していた吉村太一が、レースを引退してライダーズスポットタイチ(以下アールエスタイチ)を創業したのは1975年のことだ。[…]
ツーリング時はもちろんだが、通勤・通学などデイリーユースでも活躍 パックパックは、その利便性から多くの人が愛用するタイプのバッグだ。特に、両手が塞がらないため、バイクに乗る際や登山などのアウトドアなど[…]
連日の酷暑からライダーを救う、ワークマンの次世代ファン付きウエア 梅雨が明け、本格的な夏が到来した。一転して襲いかかる危険な暑さに対し、全国の自治体が補助金制度を拡充するほど、熱中症対策は急務となって[…]
実戦データを基にブラッシュアップ! より完成度を高めた「KUSHITANI RACING SPEC.」ウェア 株式会社クシタニより、「KUSHITANI LIMITED EDITION」の今シーズン第[…]
秋のツーリングに備える「着る疲労回復ウエア」 バイクで長時間同じ姿勢をとり、風圧に耐え続けるツーリングは、思いのほか全身の筋肉を酷使する。特に秋シーズンともなると、日中は暖かくても、夕暮れ時や山間部に[…]
最新の関連記事(バイク用品)
「途切れない会話」が、ツーリングの景色をさらに鮮やかにする 仲間とのツーリング中、美しい景色に感動した瞬間や、ふとした交差点でのルート確認の際、インカムから聞こえるノイズや通信切断にため息をついた経験[…]
夏の猛暑が招く「空気圧高すぎ」のブラインドスポット 多くのライダーは「空気圧は自然に減るもの」と思い込んでいる。そのため、しばらく放置していても「少し減っているくらいだろう」と楽観視しがちだ。しかし、[…]
ツーリング時はもちろんだが、通勤・通学などデイリーユースでも活躍 パックパックは、その利便性から多くの人が愛用するタイプのバッグだ。特に、両手が塞がらないため、バイクに乗る際や登山などのアウトドアなど[…]
連日の酷暑からライダーを救う、ワークマンの次世代ファン付きウエア 梅雨が明け、本格的な夏が到来した。一転して襲いかかる危険な暑さに対し、全国の自治体が補助金制度を拡充するほど、熱中症対策は急務となって[…]
夏の急な豪雨にも備える、コンパクトなイエローフォグ 夏は大気の状態が不安定になりやすく、ツーリング中に突然、雨が激しくなることも珍しくない。近年は局地的な大雨、いわゆるゲリラ豪雨も増えており、走行中に[…]
人気記事ランキング(全体)
7.0リッターV8ツインターボ×軽量カーボンボディ まずは、750馬力を絞り出すエンジンこそサリーンの真骨頂かと。フォード製の巨大な7.0リッターV8エンジンに、ギャレット製のターボをツイン装備。しか[…]
大型の重さと250の非力さに悩むあなたへ贈るスポーツツアラー 普段のツーリングで、愛車の取り回しに苦労したり、高速道路の登り坂や追い越しで「もう少しパワーがほしい」とヤキモキした経験はないだろうか。そ[…]
2026年モデルと同一価格! 物価高に立ち向かう72万6000円の価値 新車価格が上昇し続ける昨今、愛車選びに迷うライダーにとって、この価格据え置きは確かな恩恵だ。 今回の2027年モデルはカラー&グ[…]
レーサーの皮膚と心臓をそのまま移植した「HAYABUSA X-1」 1999年に新設されたS-NK(Xフォーミュラ)クラスにおいて、ヨシムラはデビューしたばかりのスズキ・ハヤブサで参戦し、同年の王座と[…]
EVビジネススクーター「ギアレヴ」発売 ヤマハを代表するビジネススクーター「ギア」のDNAを受け継ぐ原付一種EV「ギアレヴ」と「ニュース ギアレヴ」が、先月17日に発売された。ホンダ製着脱式バッテリー[…]
最新の投稿記事(全体)
「バブ」と親しまれた、ホンダ・ホークCB250Tの系譜と魅力 1977年、ホンダが250ccクラスに投入した初代「ホークCB250T」は、空冷4ストローク並列2気筒OHC3バルブエンジンを搭載し、最高[…]
350cc単気筒から648cc並列2気筒へ!伝統のファミリーに宿る力強い鼓動 2023年に発表された「BULLET 350」は、350ccのJシリーズ単気筒エンジンを搭載したシンプルな空冷モデルだった[…]
軽快さや速さを強調しない従順なグランドツアラー ’71年からスズキが発売を開始した、2スト並列3気筒のGTシリーズを語るうえで、好対照の機種としてよく話題に上るのが、同じ時代に販売され、同様のエンジン[…]
7.0リッターV8ツインターボ×軽量カーボンボディ まずは、750馬力を絞り出すエンジンこそサリーンの真骨頂かと。フォード製の巨大な7.0リッターV8エンジンに、ギャレット製のターボをツイン装備。しか[…]
宣伝一流、販売三流で経営が悪化 全日本、そして海外でもモトクロスライダーとして活躍していた吉村太一が、レースを引退してライダーズスポットタイチ(以下アールエスタイチ)を創業したのは1975年のことだ。[…]
- 1
- 2





































