オシャレは足元から。自宅で革靴の鏡面磨き、やってみない?【靴磨きテクニック】

●文:[クリエイターチャンネル] 伊藤由里絵
こんにちは! 愛車のヤマハボルトで日本一周しながら靴磨きしている靴磨き職人のいとです! みなさん、靴磨きの応用技「鏡面磨き」ってご存知ですか?? あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、文字通り鏡のように靴を輝かせる磨き方のことをいいます。
街中で、目を引くスーツ姿のビジネスマンの方がいるな~というときはありませんか? 「なぜだろう?」と足元を見てみると、ピカピカに輝く革靴を履いていることが多かったりします。
あれは、元々エナメル素材というわけではありません。普通の革に鏡面磨きを施すことで、実現出来る輝きなのです!! しかも、この鏡面磨き、コツさえ掴めばなんとお家でも出来てしまいます!!
私自身、初めて鏡面磨きが出来た時はとにかく嬉しくて。靴が輝き出したときのワクワク感は今でも鮮明に覚えています! 普通の靴磨きでは飽きてしまった方や、ちょっと周りと差をつけたい方! 是非ぜひこの記事を読んで、鏡面磨きにチャレンジしてみてください!
鏡面磨きをするメリット
主に下記の3つが挙げられます。
- 第一印象が良い・・・人は足元をよーく見ています。靴が綺麗だと清潔感があるだけでなく、細かいところにまで気を配れる人、という好印象を持たれやすいです。
- 自分のテンションが上がる・・・朝家を出るときにピカピカに輝いた靴で出かけると、新品の靴を下ろした時のようにテンションが上がって、仕事にもやる気が出ます!
- 傷や雨から靴を守る・・・鏡面磨きは革の上にワックスの膜を張ります。それがコーティングのような効果を生み、キズや小雨から革を守ってくれます。
鏡面磨きに向いている靴
ビジネスシューズ
お仕事用のビジネスシューズは最も鏡面磨きに向いています!
ドレスシューズ
スマートカジュアルやフォーマルなシーンで履く革靴には鏡面磨きがよく似合います。
鏡面磨きに向いていない靴
スエード靴
スエード靴は起毛した革が特徴で、鏡面磨きをするとその起毛を固めてしまうためNGです。
柔らかい靴
女性靴に多い、薄い革の柔らかい靴では、作った鏡面が割れてしまう恐れがあります。ほんのりの鏡面ならOK!
ワークブーツの鏡面磨きはアリ? ナシ?
カジュアル要素が強い、ワーク系のブーツにピカピカの鏡面は少々アンバランスです。でも、逆に個性を出したい場合には、素敵な風合いになりますよ!
いざ実践!! 鏡面磨きのやり方
用意する物は、靴用ワックス、水、鏡面磨き用の布(キメの細かいネル生地がオススメ)の3つだけです。
最初の靴の状態がコチラ。鏡面磨きを始める前には必ず靴クリームを塗って、基本の靴磨きを完了させた状態から始めます!
まずは下地作り
指先にワックスを少し取り、靴の光らせたい部分(つま先の芯の入った部分)に円を描くように塗り込んでいきます。このとき、つま先に横一文字のステッチがある場合はステッチに沿って、塗り込んでみましょう。革の凹凸をワックスで埋めて、平らにするイメージで!
下地を重ねていく
1で塗ったワックスが乾燥したら、再びワックスを取って上から重ね塗り。乾かす工程が大切なので、均一に塗ったら乾くまで待ちましょう。塗ったところが曇っていけば、OKです!
布を巻き付ける
ワックスの層が3~4層くらい出来たら、布を指に巻きつけます。外れないようにしっかりと!
布を巻いた指で磨き込む
指先に少量の水を染み込ませて、ワックスを少し取り、作った下地の上からくるくると円を描くように磨きます。このとき、力を抜いて磨くようにすると◎! 曇っていた面がだんだん、うろこ状になって光り出してきます。
さらに磨き込み
指の滑りが悪くなったら水とワックスを足して、鏡面になるよう、磨き込んでいきます。
完成!!
ツルッとした表面が出来たら完成です! 上達すると、くっきりと自分の顔が反射するくらい、輝きますよ!
鏡面磨き成功のコツ
ワックスはたっぷりとらずに、気持ち少なめの量をムラなく、丁寧に塗り込むと失敗しにくいです。そして、終始ゴシゴシせずに、優しく磨いてあげると◎。
いかがでしたか?? なかなか難しい鏡面磨きですが、光った時には達成感を感じられるはずです! そして、この無心になれる時間が、日々の生活の中で癒やしになったりもします。みなさんも是非、鏡面磨きにチャレンジしてみてくださいね!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(伊藤由里絵)
みなさん、こんにちは! 靴磨きしながら愛車のヤマハボルトで日本一周している、いとです! 「靴磨きを始めたいけど、どんなアイテムを用意すればいいのか分からない!」なんてお悩みをよく耳にします。昔はミンク[…]
みなさんこんにちは、靴磨きしながら愛車のヤマハボルトで日本一周中のいとです! まだ暑さが残る日も続いていますが、涼しい日も多くなり、ツーリングシーズン到来となりました。この時期のおすすめは、なんといっ[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 北海道をバイクで走りたいと思う人も多いかもしれないが、本州から離れ、フェリーでないと行けないので、ハードルはちょっと高い。そんな方に向けて、筆者が日本一周旅の道中で走った[…]
皆さんこんにちは! 愛車のヤマハボルトで日本一周しながら靴磨き職人として働くいとです! 暑~いこの季節、皆さんいかがお過ごしですか~?? さてさて、この季節にお客様からよくこんな相談を受けます。夏の間[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 猛暑の夏は思い切ってフェリーに乗って、避暑地でツーリングする。日本一周を始めるまで一度もフェリーに乗ったことがなかったいとさん。水平線に沈む夕日をはじめとした絶景の数々に[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
尾道発の気鋭ビルダー!サトマリモーターサイクルが魅せるメタルワークの系譜 広島県尾道市に拠点を置く「SATOMARI MOTORCYCLE(サトマリ・モーターサイクル)」は、ビルダーの佐藤勇作氏が20[…]
既存の四輪店舗にバイク用品専門店を新設 カー&バイク用品のリユース専門店「アップガレージ」を全国展開するアップガレージグループは、2026年9月19日(土)、大阪市住之江区に「アップガレージライダース[…]
荒野を駆け抜けた友情と青春!『機甲創世記モスピーダ』が放つタイムレスな魅力 1983年10月から1984年3月まで全25話が放送されたタツノコプロ制作のTVアニメ『機甲創世記モスピーダ』。謎の宇宙生命[…]
本棚の奥にガレージ出現!?「遊べる本屋」の真骨頂 雑多に積み上げられた書籍、POPの毒のある言葉、そしてサブカルチャーの濃密な空気感。「遊べる本屋」の代名詞を持つヴィレッジヴァンガードは、行くたびに新[…]
名神高速ICからすぐ!京都・東山の観光拠点として絶好のロケーション 高速道路を走り抜け、京都の街へ降り立つライダーにとって、宿までのアクセスの良さは重要なポイントだ。「COCO VILLA 京都清水寺[…]
最新の関連記事(ビギナー/初心者)
なぜ「舗装路のベテラン」がダートで転ぶのか? アドベンチャーバイクのブームもあり、林道やダートに興味を持つライダーは増えています。しかし、「アスファルトの上なら何万キロも走っている」というベテランであ[…]
ブレーキング:鍵はイニシャルブレーキ 旋回への準備を整える区間で重要となるのが、初期制動=イニシャルブレーキである。コーナーの進入でいきなりガツンッとレバーを握り込むと、前方向へのピッチングが必要以上[…]
はじめに:“速さ”でなく“スムーズさ” 皆さんは、私、フレディ・スペンサーのことをどういうライダーだと思っているだろうか? 前走者のインに飛び込んだり、コーナーの立ち上がりでホイールスピンを続けるなど[…]
すでに13年も続いている人気イベント 初心者むけと言いつつ、いきなりサーキットが舞台というと「ハードル高くね」と思われがち。ですが、「バイクで遊ぼう」にはツナギのいらない「街乗りクラス」の設定があるの[…]
1.「裏ペタ」という不思議なカスタム SS系やストリートファイター系のカスタムバイクで、時折見かけることがある「裏ペタ」。要はナンバープレートを、リヤフェンダーの内側に貼り付けるカスタム(!?)のこと[…]
人気記事ランキング(全体)
下町の匠が挑む新ジャンル!丸ハンドルと全天候型ボディを持つ「Blue Jay」 スーパーコンピュータの冷却配管部品やオリンピック競技用機材などを手がけてきた西川精機製作所。同社が開発した「Blue J[…]
レーサーの姿と技術を公道へ持ち込んだRG250Γ 1983年3月に発売されたRG250Γ(ガンマ)は、ひと目でレーシングマシンを連想させるスタイルによって、当時のライダーに強烈な衝撃を与えた。車名の「[…]
ティザー画像だけでは、もぉ我慢できない! 復活することがわかった空冷スポーツスター。ハーレーダビッドソン米国本社が新型として再登場させることを成長戦略のひとつとして明らかにし、日本法人ハーレーダビッド[…]
タイムレスなクラシックスタイルと現代的実用性の融合 「クラシックのエッセンスは決して時代遅れにならない」というデザインコンセプトのもと、コロンビア/フィリピン市場で展開されるスズキの「GN 160」。[…]
決勝出走は28台、新たなクラスも誕生 2024年を最後に、その歴史に幕を降ろしていた鈴鹿4耐が9月6日(日)に復活しました。1年の休止とも言えるので意外に早い再開とも言えるでしょう。 これまでの流れを[…]
最新の投稿記事(全体)
ユーロ5+対応とDOHC化で進化。新型エンジン最大の見どころとは 今回の動画で最も大きなテーマとして取り上げられたのが、新型キャバレロラリー500に採用された新開発エンジンである。 動画冒頭で野口氏は[…]
サーキットを沸かせた主役は間違いなく長島哲太 レースを終えた日曜日、多くのメディアの取材を終えると、時間はもう午後7時を回っていた。暗くなったパドックで荷物をバッグに詰めながら長島哲太(DUNLOP […]
尾道発の気鋭ビルダー!サトマリモーターサイクルが魅せるメタルワークの系譜 広島県尾道市に拠点を置く「SATOMARI MOTORCYCLE(サトマリ・モーターサイクル)」は、ビルダーの佐藤勇作氏が20[…]
空力特性と軽さを備えたネオクラシックフルフェイスが新規追加! 新製品の『HYUGA』は、オージーケーカブトの持ち味である空力特性と軽さはそのままに、デュフューザーなどを備えないシンプルな帽体形状を特徴[…]
国土交通省の「性能等確認」に適合!エレグラン G-classが勝ち取った安全の証明 エレモーズが展開する特定小型四輪のフラグシップモデル「エレグラン G-class」が、2026年8月27日付で国土交[…]
- 1
- 2















































