
スーパースポーツの心臓部を持ちながら、ストリートでの扱いやすさを追求したホンダの新たなフラッグシップ、CB1000FとCB1000F SE。往年の名車を思わせる美しいフォルムを持つこのマシンに、日常の取り回しやタンデムツーリングの快適性を大幅に向上させる専用グラブバーがデイトナから登場した。車体デザインに合わせた2色のカラーバリエーションで、機能性と美観を両立するアイテムだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:デイトナ
歴代CBの面影と最新の走行性能を掛け合わせたストリートの覇者
2025年11月に待望のデビューを果たしたCB1000F、そして2026年1月に登場した上級仕様のCB1000F SE。スーパースポーツモデルの直列4気筒エンジンをベースに低回転からの力強いトルクを引き出し、市街地からツーリングまで幅広く対応する。歴代CB750Fをモチーフとした流れるようなボディラインは、多くのライダーの心を掴んで離さない。大排気量モデルでありながら引き起こしが軽く、フレンドリーな乗り味を持つことも大きな魅力だ。
重い車体の取り回しを支えガレージの出し入れを劇的に楽にする
リッタークラスのバイクを所有する上で、多くのライダーが直面するのが車庫入れや駐車時の押し引きで感じる重さだ。デイトナから発売された専用グラブバーを装着することで、リア周りにしっかりと手を掛けられるポイントが生まれる。これにより、車体を押し引きする際の力の伝達がスムーズになり、重量感のあるCB1000Fの取り回し労力を大きく軽減できる。日常的な運用における心理的なハードルを下げる、実用性の高いパーツだ。
タンデムライダーの姿勢を安定させ長距離ツーリングの疲労を和らげる
このグラブバーは、同乗者にとっても大きな恩恵をもたらす。加速や減速の際にしっかりと掴む場所があるだけで、同乗者の姿勢は格段に安定する。タンデム時のグリップとして機能することで、同乗者の安心感が高まるだけでなく、ライダー自身も後ろの乗員の体重移動による挙動変化を抑えやすくなる。週末のタンデムツーリングにおいて、互いの疲労を和らげ、より快適なライディングの時間を共有できるようになる。
往年の名車を彷彿とさせるクロームメッキでリア周りを華やかに演出
素材には高い強度を誇るスチールを採用し、パイプ径は一般的なハンドルバーと同じ22.2mmに設定。しっかりと握り込める太さを確保している。カラーバリエーションは2種類用意されており、ひとつは「クロームメッキ」仕様(税込24,200円)。美しい金属光沢がCB1000Fのクラシカルな雰囲気を際立たせ、往年の空冷CBのような高級感と華やかさをリア周りにプラスする。ウルフシルバーメタリックの車体色とも相性が良い。
車体デザインに静かに溶け込むマットブラックの落ち着いた質感
もうひとつのカラーが「マットブラック」仕様(税込18,700円)。光沢を抑えた塗装は、グラファイトブラックの車体や、現代的な足回りのパーツ群と見事に調和する。カスタムパーツとしての主張を抑え、まるで純正部品のように車体デザインへ自然に溶け込むのが特徴だ。自身の愛車のカラーリングや、目指すスタイルに合わせて好みの仕上げを選択できるのは嬉しいポイントと言える。
専用設計によるボルトオン装着とフェンダーレスキット併用時の注意点
CB1000F/SE専用に設計されているため、車体への加工は不要。熟練したメカニックであれば約0.5時間(単独作業)でボルトオン装着が可能だ。ただし、装着にあたっていくつか注意点がある。センタースタンドを使用する際、グラブバーに過度な負荷をかけると破損や変形の原因となるため注意が必要だ。
また、デイトナ製のLEDフェンダーレスキット(商品番号:62577)とは同時装着ができない仕様となっているため、リア周りのカスタム計画を立てる際は留意しておきたい。
愛車との付き合いをさらに深くする機能美に満ちたアシストパーツ
CB1000Fは、そのままでもストリートを存分に楽しめる完成度の高いマシンだが、自身の使い方に合わせてパーツを追加することで、より長く付き合える相棒となる。デイトナのグラブバーは、取り回しの向上とタンデムの快適性という、日常のバイクライフに直結するメリットを提供する。機能を満たしながらも車体の美しさを損なわないこのパーツは、CB1000Fオーナーにとってぜひ導入を検討したいアイテムだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(CB1000F)
70〜80年代「F」の美学を現代へ:単なる復刻を超えた開発コンセプト 「CB750ホーネット」や「XL750トランザルプ」のLPL(開発責任者)を歴任してきた、本田技研工業の原本氏。彼が挑んだのは、ホ[…]
3人ともCBオーナー。CB1000Fは気になる存在 今回試乗したのは、同じ職場で働く20代の3人。全員がホンダファンで、それぞれCBを所有しています。CB1000Fは3人とも気になっていたモデルだった[…]
Rebel 250でリターン 沼口さんが初めてバイクの免許を取得したのは、25年前のことでした。当時乗っていたのは、先輩から譲ってもらったスクーター。アルバイト先へ通うための便利な移動手段として、2年[…]
疾走するモンキーに視線釘付け! ゆるっと着られる「MonkeyビッグシルエットTシャツ」 体のラインを拾いにくく、トレンド感のあるスタイルが叶うビッグシルエットTシャツ。ライディングパンツやデニムにも[…]
特殊シリコーン被膜で穴を埋めてサビを防ぐメッキングの可能性を追求 平滑で均一に見えるクロームメッキ被膜には無数の穴があり、そこから浸入した水分によりサビが生じるメカニズムに注目し、特殊シリコーン被膜で[…]
最新の関連記事(デイトナ)
防風と保温を追求した軽量モデル「DJ-034 ライトシェルウインターパーカー」 マットな質感の厚手素材と軽量素材を組み合わせ、軽快な着心地を実現した防風ライディングジャケット。裏起毛の身頃が体温を逃し[…]
柔らかな不織布が愛車を優しく包み込む! 本製品の最大の特徴は、軽量で柔らかい不織布素材を採用している点だ。ガレージ内での長期保管時に降り積もるホコリや塵をシャットアウトするのはもちろん、屋外用カバーの[…]
クッション性抜群!腰に優しい絶妙な高さ設定 作業中の負担を大幅に軽減してくれるこのシート。座面にはクッション性の高い素材を採用しており、長時間の集中作業でもお尻や腰へのダメージを最小限に抑えてくれる。[…]
高性能ICを採用したバイク専用電源 クラシックデュアルメータールックカバーのサービスホールに取り付け可能な、USB Type-C 1ポートを備えたバイク専用電源。接続機器に合わせて最適な充電を制御する[…]
DT-アプリの「専用イコライザー」で真価を発揮! 最大の注目ポイントは、スマホ向けアプリ「DT-アプリ」との連携だ。アプリ内に本スピーカー専用のイコライジングプリセットが追加されており、選択するだけで[…]
人気記事ランキング(全体)
キミ・ライコネンが大絶賛した、アルファロメオのモンスターマシン ジュリア GTAmが最も濃密な時間を過ごし、その牙を研いだ場所こそトピックです。イタリア北部にある「バロッコ・プルービング・グラウンド」[…]
T40より手頃な価格設定を実現したボンネビルファミリーの新たな入門機 トライアンフがインド市場向けに投入した「ボンネビル T4」は、世界的な成功を収める400ccプラットフォームの技術基盤を活用しつつ[…]
配線工事不要で取り付けも簡単! クラファンで大きな注目を集めるドラレコ バイクに乗るうえで、万が一の事故やトラブルに備えて映像を記録しておくことは重要だ。しかし、一般的な車載型のドライブレコーダーでは[…]
250/300に続き「Honda E-Clutch」が欧州500ccへ! 欧州ホンダが発表した2027年モデルの「CMX500 Rebel」。最大の注目は「Honda E-Clutch(ホンダ Eクラ[…]
勝利のために常識を超えた装備を投入した特別なCB 1980年代初頭、世界のスポーツバイク市場で存在感を高めていたホンダが、持てる技術を惜しみなく注ぎ込んで生み出したのが「CB1100R」だ。その開発思[…]
最新の投稿記事(全体)
塗るか、落とすか? 面倒なサビ取りもBAN-ZIなら簡単で感嘆!! 近所の足代わりに重宝する原付スクーターはプラスチック製のカバーに全身を覆われ、骨格部品を見る機会は少ない。だがカウルを剥ぐと内部の鉄[…]
憧れのエボを“現代基準”で楽しむコンプリートカスタム「ZDC」 ZDCシリーズ 1990年代のエボリューション・ソフテイルをベースに、エンジンや車体各部をリフレッシュし、専用設計のパーツで独自のスタイ[…]
ライダーを救う「直営ネットワーク」の強みとは 近年、リターンライダーなど幅広い層に支えられ、二輪需要は根強い。しかしその一方で、街の個人ショップは店主の高齢化や後継者不足で相次いで廃業…「バイクは買っ[…]
ボタンひとつで車体が自立!力作業を完全に不要にする電動油圧の技術 重い大型バイクやスクーターを停車・駐車する際、車体を支えながらスタンドを立てる作業は、時にライダーにとって大きな身体的負担や精神的スト[…]
通算10勝の歴史を祝す専用グラフィックとシリアルナンバーの刻印 アプリリア・レーシングの歴史において、オーストラリアのフィリップアイランド・サーキットは極めて特別な意味を持つ。超高速コーナーが連なる同[…]
- 1
- 2









































