
2026年5月は、本格的なツーリングシーズンに向けて各メーカーから多彩なニューモデルが続々とリリースされる。リッタークラスに迫るスーパースポーツから、日常の足として活躍する原付二種スクーター、さらに次世代燃料対応モデルまで、全方位で魅力的なラインナップが揃った。ここからは、5月に発売を迎える注目の新型バイク全6車種を紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部
5/15:ヤマハ「YZF-R9」
1月に登場した70周年記念カラーに続いて、クロスプレーン3気筒エンジンを搭載した新型YZF-R7の通常カラーが登場。価格は149万6000円。2026年モデルは歴代最軽量のアルミフレームを採用し、装備重量195kgを実現。ミドルクラス最強のトラック性能と日常的な扱いやすさを両立しており、充実の電子制御デバイスやスマホ連携アプリにも対応する期待の1台だ。
【YAMAHA YZF-R9】主要諸元■全長2070 全幅705 全高1180 軸距1420 シート高830(各mm) 車重195kg ■水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 888cc 120ps/10000rpm 9.5kg-m/7000rpm 常時噛合式6段リターン 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●色:ブルー、ホワイト ●価格:149万6000円(白は159万5000円) ●発売日:2026年5月15日(ホワイトは2026年1月30日)
5/21:ホンダ「ADV160」
圧倒的な悪路走破性を誇る人気クロスオーバースクーター、ADV160に2026年モデルが登場。最大のトピックは、音声入力でナビや音楽操作が可能なスマホ連携機能「Honda RoadSync」と5インチカラー液晶メーターの標準搭載だ。専用ブロックタイヤと長尺サスを備え、価格は53万9000円となっている。
【HONDA ADV160】主要諸元■全長1950 全幅760 全高1195 軸距- シート高780(各mm) 車重137kg ■水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 156cc 16ps/8500rpm 1.5kgf・m/6500rpm – 燃料タンク容量8.1L ■タイヤサイズF=110/80-14M/C 53P R=130/70-13M/C 57P ●色:マットパールアジャイルブルー、マットガンパウダーブラックメタリック、パールスモーキーグレー ●価格:53万9000円 ●発売日:2026年5月21日
PCX160ベースのクロスオーバースクーター ADV160が、先代モデル・ADV150の後継機種として初登場したのは2023年のこと。ベースモデルとなったPCX160と同様に、トラコンに相当するホンダ[…]
5/22:ヤマハ「CYGNUS X」
原付二種スクーターを牽引してきた名車シグナスXが第7世代へと進化し、38万9400円で復活。縦剛性を約19%向上させた新設計フレームや大径ブレーキシステムにより安定したハンドリングを実現。トラクションコントロールやスマホの急速充電に対応するUSB Type-C端子も新搭載され、次世代の名に恥じない仕上がりとなっている。
【YAMAHA CYGNUS X】主要諸元■全長1865 全幅715 全高1125 軸距1340 シート高785(各mm) 車重126kg ■水冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒 124cc 12PS/8000rpm 1.1kgf・m/6000rpm Vベルト式無段変速 燃料タンク容量6.1L ■タイヤサイズF=110/70-12 47L R=130/70-12 56L ●色:ディープパープリッシュブルーメタリック、ブルーイッシュホワイトパール、マットダークグレーメタリック ●価格:38万9400円 ●発売日:2026年5月22日
継承されるスポーティDNA 第7世代に進化した「CYGNUS X」は、思いのままに操れる洗練されたスポーティモデルの実現を目指して開発された原付二種スクーター。新型には幅広いユーザーの「通勤とスポーツ[…]
5/26:スズキ「GSX-8R」
快適なポジションで疲れない新世代フルカウルスポーツGSX-8Rに、鮮烈な「グラスブレイズオレンジ」が追加。2026年モデルはバイオメタノール10%混合の次世代燃料「E10ガソリン」へ新たに対応したのが最大のアップデートだ。不快な振動を消す専用バランサーなど快適装備はそのままに、価格は124万3000円となっている。
【SUZUKI GSX-8R】主要諸元■全長2115 全幅770 全高1135 軸距1465 シート高810(各mm) 車重205kg ■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 775cc 80ps/8500rpm 7.7kg-m/6800rpm 常時噛合式6段リターン 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●色:グラスブレイズオレンジ、マットブラックメタリックNo.2、パールテックホワイト、トリトンブルーメタリック ●価格:124万3000円 ●発売日:2026年4月15日(グラスブレイズオレンジは5月26日)
フルカウルスポーツは日常使いでは疲れる…そんな悩みを過去にする カッコいいスポーツバイクに乗りたい。休日はワインディングを駆け抜け、その流麗なスタイリングをガレージで眺めたい。誰もが一度は抱く願いだ。[…]
5/28:ヤマハ「YZF-R25/R3」
毎日乗れる扱いやすさが人気のスーパースポーツYZF-R25/R3に、NEWカラーが登場。なかでも「ライトグリーン」はY2Kトレンドをおさえた、Z世代直撃の一色となっている。スマホ連携機能やUSB Type-Aソケットが標準装備となり、現代のニーズに完全対応。軽さと良好な足つき性、疲れを軽減するA&Sクラッチも健在で、街乗りからツーリングまでこなす一台だ。
【YAMAHA YZF-R25/R3】主要諸元■全長2090 全幅735 全高1140 軸距- シート高780(各mm) 車重169kg ■水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 249cc[320cc] 35PS/12000rpm[42PS/10750rpm] 2.3kgf・m/10000rpm[3.1kgf・m/9000rpm] – 燃料タンク容量14L ■タイヤサイズF=110/70-17M/C(54S)[110/70R17M/C(54H)] R=140/70-17M/C(66S)[140/70R17M/C(66H)] ●色:ブルー、ブラック、ライトグリーン、ホワイト(70周年記念車) ●価格:69万800円[72万6000円] ※70周年記念車は71万2800円[74万8000円] ●発売日:2026年5月28日(70周年記念車は2026年2月27日) ※[ ]内はYZF-R3
毎日乗るなら軽さと足つき! 不安をなくす最高のエクスペリエンス 「スポーツバイクは前傾姿勢がキツそうだし、足つきも不安で毎日の通勤や通学には向かなそう」。そんな悩みを軽やかに吹き飛ばすのが、ヤマハのY[…]
5/29:ヤマハ「YZF-R7」
ヤマハから2026年モデルの「YZF-R7 ABS」がヤマハ創立70周年を記念した「70th Anniversary Edition」に続いて、通常カラーのブルーとブラックが登場。2026年モデルは、日常の街乗りから長距離ツーリングまでを快適に楽しめるよう、電子制御や足つき性、ポジションの向上など、大幅なアップデートが施されている。
【ヤマハ YZF-R7 ABS】主要諸元■全長2,070 全幅725 全高1,160 軸距1,395 シート高830(各mm) 車重189kg ■水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 688cc 54kW(73PS)/8,750r/min 68N・m(6.9kgf・m)/6,500r/min 常時噛合式6速/リターン式 燃料タンク容量13L ■タイヤサイズF=120/70ZR17M/C 58W R=180/55ZR17M/C 73W ●色:ディープパープリッシュブルーメタリックC、ブラックメタリックX、ブルーイッシュホワイトパール ●価格:116万6000円[125万4000円] ●発売日:2026年5月29日 ※[ ]内は70th Anniversary Edition。
まとめ:スマホ連携の標準化と環境対応が進む次世代バイク
5月の新型モデルを俯瞰すると、バイクとスマートフォンの連携機能やUSB電源の標準搭載が一気に加速し、日常の利便性が飛躍的に向上していることがわかる。また、次世代燃料「E10ガソリン」への対応など、環境負荷を見据えた技術も市販車へ着実に浸透し始めた。今後はスペックの追求だけでなく、ライダーの使い勝手や持続可能性に寄り添うモデルが新たなスタンダードになっていくだろう。
来月のニューモデルもお楽しみに!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
アライが誇る最先端のカーボンテクノロジー「RX-7X SRC」 今回プレゼントされる「Arai RX-7X SRC」についてまず振り返っておこう。高いプロテクション機能で知られるRX-7Xの帽体フォル[…]
属人的な「才能発掘」からの脱却と進化 モータースポーツの最高峰であるMotoGP。そこでは、ライダー個人の圧倒的な技能、過酷なレース環境、そして極限までチューニングされたマシンの特性が複雑に絡み合い、[…]
イベント前に届く。熱中症対策を兼ねたオリジナルグッズの事前販売 隼駅まつり実行委員会主催の「2026年 第16回 隼駅まつり」が、2026年8月2日(日)に開催される。会場となるのは、鳥取県八頭郡八頭[…]
本格的な走りと愛らしいフォルム。世界中で愛されるモンキー125の実力 コンパクトな車体ながら、倒立フォークや12インチのブロックタイヤを備え、本格的な走行性能を持つモンキー125。愛らしい丸みを帯びた[…]
シニアTTは赤旗中断で1周目の順位がレース結果に 今年のマン島TTはつくづく悪天候に翻弄された。サイドカーTTは車体の空力に問題があり、予選も決勝も中止になったことはすでにお伝えしたが、結果としては2[…]
最新の関連記事(新型バイク(日本車/国産車))
気になる方は「Honda 二輪車正規取扱店」へ! 細かい部分までしっかりこだわった特別感のあるモデル「スーパーカブ50・HELLO KITTY」「スーパーカブ110・HELLO KITTY」が気になる[…]
原付二種スポーツの絶対的エース、さらなる進化へ 個性を解き放つ3つの新色が2026年モデルを彩る 前モデル(2024年)では、パールホライゾンホワイトとマットガンパウダーブラックメタリックという、モノ[…]
元青汁王子が立ち上げたバイクメーカーが第1号モデルを発売! 青汁王子としてその名を知られる実業家の三崎優太さん。最近、バイクにハマっているらしいとの情報をきっかけに近況を不定期でお届けしてきましたが、[…]
大柄な車体への不安を消し去る、シート高735mmの絶大な安心感 「クルーザースタイルに憧れるが、車体が重くて取り回しに苦労しそう…」。そんな先入観を抱え、購入をためらっている大人は少なくないだろう。し[…]
万能400ccスポーツ『CBR400R』にHonda E-Clutchが搭載されます! 250ccクラスとは一線を画する余裕のパワーと、セパレートハンドルのフルカウルスポーツでありながらネイキッドバイ[…]
人気記事ランキング(全体)
耐荷重80kg! 美しいデザインで大人も子供も楽しめる EVEREST XING emoveは、次世代型モビリティを展開する株式会社Acalieのハイスペックブランド「EVEREST XING」からリ[…]
原付二種スポーツの絶対的エース、さらなる進化へ 個性を解き放つ3つの新色が2026年モデルを彩る 前モデル(2024年)では、パールホライゾンホワイトとマットガンパウダーブラックメタリックという、モノ[…]
前年モデルの美点はそのまま。最新の「色」で個性をアップデート 「クラシックなバイクに乗りたいけれど、重くて扱いづらいのは嫌だ」。そんな現代のライダーのワガママな悩みを鮮やかに解決し、世界中で支持を集め[…]
コンパクトすぎて窮屈という悩みを、絶妙なサイズアップで解決 電動とは思えないほどシンプルな抜け感のあるデザインで注目を集めていた、従来のWonkey。ところが、「ファンバイクのような車格では、自分の身[…]
大柄な車体への不安を消し去る、シート高735mmの絶大な安心感 「クルーザースタイルに憧れるが、車体が重くて取り回しに苦労しそう…」。そんな先入観を抱え、購入をためらっている大人は少なくないだろう。し[…]
最新の投稿記事(全体)
伝統のスクランブラースタイルを貫く「キャバレロ」 「スクランブラーはオフロードモデルが登場するまでの間、自由を謳歌するライダーたちのアイコンであり、特に1950-60年代のアメリカで隆盛を誇ったモデル[…]
A-FORCE RRのベンチレーション性能を語る上で欠かせない、画期的内装パッド「3D Air Tech」 最高気温が40℃を超える日が”酷暑日”と設定されました。最高気温が40℃を超えるのも珍しくな[…]
僕のCB1000Fは店の中央で待っていた 去る2025年11月14日。僕はヘルメットやグローブ、ジャケットなどライディングウェア一式を担いで電車に乗っていた…。なぜかって? そう! なぜならその日は待[…]
アライが誇る最先端のカーボンテクノロジー「RX-7X SRC」 今回プレゼントされる「Arai RX-7X SRC」についてまず振り返っておこう。高いプロテクション機能で知られるRX-7Xの帽体フォル[…]
スズキSV650 ABS試乗レビュー この記事では、惜しまれつつ生産終了となったスズキのVツインミドルネイキッド、SV650について紹介する。1999年の初代SV650、2003年の2代目SV650、[…]
- 1
- 2












































