
ホンダの人気軽二輪スクーター「ADV160」が、装備を大幅にアップデートして2026年5月21日に発売される。最大の目玉はスマートフォン連携機能「Honda RoadSync」の標準搭載と、視認性抜群の5インチフルカラーTFTメーターの採用だ。価格は53万9000円。日常の移動から休日の冒険まで、スペックを見るだけでもワクワクが止まらない新型モデルの魅力をひも解いていこう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ホンダ
PCX160ベースのクロスオーバースクーター
ADV160が、先代モデル・ADV150の後継機種として初登場したのは2023年のこと。ベースモデルとなったPCX160と同様に、トラコンに相当するホンダセレクタブルトルクコントロールを備えた新設計の水冷4バルブ『eSP+』エンジンを搭載した、クロスオーバースタイルのスクーターだ。
スマートキーやテーパードハンドルバー、リザーバータンク付きツインショック、フルLED灯火器、調整式ウインドスクリーンなど装備も充実しており、悪路走破性能を確保しながらシート高を780mmに抑えているのも特徴で、日本市場では常に軽二輪クラスの販売台数上位にいる人気モデルだ。
毎日の移動、スマホのナビや連絡チェックがラクラクに
そんなADV160に最新の2026年モデルが登場する。特に注目したいのが新たに採用された「Honda RoadSync」だ。
手元のスイッチや別売りのヘッドセットを使った音声入力で、ナビアプリや音楽再生を直感的に操作できるシステムだ。5インチのTFTフルカラー液晶メーターに情報がはっきりと表示されるため、視線移動の負担を減らし、安全かつスマートな移動空間が手に入る。
見知らぬ場所へのツーリングや、急な連絡が入りがちな日常の移動。いちいちバイクを停めてスマホを取り出すといった面倒がこれからは不要となるわけだ。
荒れたアスファルトも段差も怖くない! 頼もしい足まわりの構造
市街地を走っていれば、突然の工事跡やマンホールの段差にヒヤッとすることは多い。だが、ADV160の足まわりならそんなストレスも大幅に軽減できる。フロント130mm、リア110mmというスクーターとしては異例の長さを持つサスペンションストロークが、路面からのショックを効果的に吸収してくれるのだ。
さらに、専用開発のブロックパターンタイヤと後輪のスリップを抑える「HSTC」が組み合わさり、未舗装路でもしっかりとしたグリップ力が期待できる。タフな見た目は決して伊達じゃない。
大容量ラゲッジと充実の電源で、行動範囲が無限に広がる
休日のちょっとしたデイキャンプや買い物。荷物の積載スペースが足りず、リュックを背負って肩がこる…そんな悩みもADV160が解決の糸口になる。シート下には29Lの大容量ラゲッジボックスを備え、日常の荷物ならすっぽりと収まる容量を確保。
さらにフロントインナーボックスには2Lの小物入れとUSB Type-Cソケットを完備している。スマートフォンのバッテリー切れを気にすることなく、気のおもむくままに遠くまで走っていけるのは大きなメリットだ。
この頼もしいスペックが、あなたを非日常へ連れ出す
力強い走りと環境性能を両立する「eSP+」エンジンを搭載し、スマートキーまで標準装備。ADV160は、日常の利便性を極限まで高めながら「いつでも冒険に出かけられる」というロマンを詰め込んだ一台だ。シート高は780mmとスリムな形状のおかげで、足つき性への配慮もあり。週末ごとに地図を広げ、次の目的地を探したくなる一台だ。
HONDA ADV160 2026 model COLOR VARIATION
HONDA ADV160 2026 model SPECS
| 項目 | 内容 |
| 商品名(型式) | ADV160(8BK-KF54) |
| メーカー希望小売価格 | 539,000円(消費税10%込) |
| 発売日 | 2026年5月21日 |
| 全長 / 全幅 / 全高 | 1,950mm / 760mm / 1,195mm |
| シート高 / 車両重量 | 780mm / 137kg |
| エンジン種類 / 総排気量 | 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 / 156cm³ |
| 最高出力 | 12kW[16ps] / 8,500rpm |
| 最大トルク | 15Nm[1.5kgf・m] / 6,500rpm |
| 燃料タンク容量 | 8.1L |
| タイヤサイズ(前 / 後) | 110/80-14M/C 53P / 130/70-13M/C 57P |
| ブレーキ形式(前 / 後) | 油圧式ディスク(ABS) / 油圧式ディスク |
| カラーバリエーション | マットパールアジャイルブルーマットガンパウダーブラックメタリックパールスモーキーグレー |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型アドベンチャー/クロスオーバー/オフロード)
サーキット激走も無問題! 新時代のアドベンチャー 2019年にカワサキがイタリアのビモータと資本提携し、最初に登場したのがNinja H2のエンジンを搭載した「TESI H2」。そのハブセンターステア[…]
前モデルからの進化:丸形LEDヘッドランプとABSユニットの刷新 「アドベンチャーモデルらしいタフな顔つきは好きだが、灯火類は最新のLEDが欲しい」。そんなライダーの要望を、2026年モデルは鮮やかに[…]
普通二輪で乗れる極上スタイル「スピード400&スクランブラー400 X」 「初めての輸入車に挑戦したいけれど、デザインの妥協は絶対にしたくない」。そんなライダーの背中を力強く押してくれるのが、400c[…]
7/1:ビモータ「TESI H2 TERA」 カワサキ「Z H2」譲りの200PSスーパーチャージドエンジンと、ビモータ伝統のハブセンターステアリングを融合させた究極のクロスオーバー。ノーズダイブを抑[…]
名機Vツインが最新の電子頭脳を手に入れた 「Vツインの鼓動感は好きだが、ツーリングを楽にする最新の電子制御も欲しい」。そんなライダーのわがままに、スズキは完璧な回答を用意した。 心臓部には、25年以上[…]
最新の関連記事(ADV160)
5/15:ヤマハ「YZF-R9」 1月に登場した70周年記念カラーに続いて、クロスプレーン3気筒エンジンを搭載した新型YZF-R7の通常カラーが登場。価格は149万6000円。2026年モデルは歴代最[…]
日本に導入される可能性も?! ホンダはタイで、PCX160をベースにクロスオーバー仕立てとした軽二輪スクーター「ADV160」の新型2026年モデルを発表した(インドネシアでは昨秋発表)。新たにスマー[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
通勤からツーリングまでマルチに使えるのが軽二輪、だからこそ低価格にもこだわりたい! 日本の道に最適なサイズで、通勤/通学だけでなくツーリングにも使えるのが軽二輪(126~250cc)のいいところ。AT[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
人気記事ランキング(全体)
三輪ソーラーEV「スリールオータ」 スリールオータは、電気だけで動く極めて実用的な小型三輪モビリティだ。ドアがない仕様は「側車付き軽二輪車登録」、ハードドアを装備した仕様は「ミニカー登録」と、ユーザー[…]
ニューヨークステーキに挑む異端児タルタルステーキ 世の中のあれこれ以外に、バイクの世界にもたくさんの「タラ・レバ」があります。「あの時、〇〇だったら、〇〇であれば」がそれ。もしも発売されてい「タラ」世[…]
ガソリン代ゼロ!50cc原付やキックボードを凌駕する圧倒的な経済性 この高い経済性は、毎日の通勤や通学における移動コストを最小限に抑え、家計を大きく助けてくれる。車体重量の面でも、重いエンジン部品を多[…]
乗り手の心を捉えて離さないスーパーXR じつはこのマシン、オーナーは某大手メーカーで辣腕を振るうトップエンジニア。当然、諸般の事情によりその素性は明かせないが、日常的に世界最先端の工学と向き合う人物が[…]
鳥の翼から紡がれる伝統のS字シルエットと現代機能のスマートな統合 いわずと知れた日本を代表し、世界で愛される名車スーパーカブ。そのプレミアムモデルであり、長兄となるのが125ccエンジンを積んだC12[…]
最新の投稿記事(全体)
痛みの限界突破からライダーを救う! プロトから、あのヒット作の第二弾となる「PLOT別注G-craft ASIA オールドスタイルソファシート タンデムシートセット」が解禁されたぞ! プロト別注とは […]
純正比で約4kgの軽量化と1.1kW(1.5hp)のパワーを上乗せ 世界最高峰のレース現場で鍛え上げられた排気テクノロジーを、安心の公道仕様で味わえる注目の新製品。その進化とスペックの要点を一挙チェッ[…]
水洗いで粘着力が復活! 失敗知らずの「吸着ゲル」仕様 プロテックパッドの真骨頂は、特殊なゲル状密着面にある。一般的なステッカーと違って糊残りがなく、何度でも位置調整や貼り直しが可能。もし泥やホコリで粘[…]
世界で注目を集めるスズキのネオクラシック「GSX-8T/8TT」 スズキの「GSX-8T」と、ハーフカウルを装備した上級仕様「GSX-8TT」は、クラシカルな意匠に最新鋭のメカニズムを凝縮した新世代の[…]
まるでピットクルー。サーキットの熱気を感じる本格派:2026 MotoGP Team ポロシャツ ヤマハファクトリーチームが着用するポロシャツのレプリカモデル。「Monster Energy Yama[…]
- 1
- 2










































