
2026年3月のヤマハ関連ニュースは、新型車両の発表からモータースポーツ界の歴史的転換点まで、多岐にわたる重要なトピックが相次いだ1ヶ月であった。原付二種クラスに投入されるハイブリッド搭載の新モデルや、人気スーパースポーツの最新仕様の発表に加え、既存モデルの利便性を高める専用カスタムパーツの登場が注目を集めた。さらには、レース界を長年牽引してきた絶対王者の引退表明という大きな節目も迎えている。これらの動向を時系列順に振り返る。
●文:ヤングマシン編集部
125ccオフ車「WR125R」を快適にするカスタムパーツが登場
2026年1月に国内発売された125ccクラスのフルサイズオフローダーWR125R。その走行性能と快適性を向上させる各種カスタムパーツが続々と登場している。
サスペンション専門メーカー・テクニクスからは、ストローク全域を最適化し、長時間の林道ツーリング等で発生しやすい突き上げ感や疲労を劇的に軽減するリアショックアブソーバーや、スムーズな作動を実現するフロントフォーク用シールがラインナップに追加。
また、875mmという高いシート高による足つきの不安を根本から解消するため、メーカー純正アクセサリーとして車高を無理なく下げるローダウンリンクおよびローダウンシートが用意され、日常の市街地走行からオフロード走行まで幅広いシーンでの扱いやすさを向上させている。
待望のフルサイズ! WR125Rがもたらす「給油を忘れる」冒険の旅 2026年1月30日に国内発売を迎えたヤマハの新型「WR125R」。125ccクラスでありながら、本格的なオフロード走行と日常のオン[…]
3輪スクーター「トリシティ125」に全天候型ルーフキットが登場
ヤマハの前2輪スクーター・トリシティ125の2026年モデル向けに、全天候型の快適な移動空間を実現する後付けルーフキットが発売された。屋根付きバイクの開発で長年の実績を持つ専門メーカーが手掛けた本製品は、強度の高い軽量金属フレームを採用し、ルーフ単体の重量を9.9kgに抑制している。
これにより、同車種が本来持つ軽快なハンドリングやバンク角を損なうことなく装着が可能に。さらに、最高基準のUVカット性能を持つスクリーンや二層ABS樹脂のルーフ天面を採用することで、直射日光による疲労の蓄積や降雨を徹底的に防ぐ。加えて、スマートフォンやドライブレコーダーなどの現代のガジェット運用に対応するため、アクセサリー電源端子も標準装備しており、利便性が高い。
LMWの安定性に快適性をプラスするカスタムパーツ ヤマハ独自のLMW(リーニングマルチホイール)機構により、悪路や段差に対しても無類の強さを誇るトリシティ125。しかし、いかに車体が安定していようと、[…]
原付二種の新型ハイブリッドスクーター「FAZZIO」正式発表
シンプルかつモダンなデザインを採用した原付二種の新型レトロスクーターが、2026年4月24日に発売されることが発表された。最大の特徴は、発電用ジェネレーターとスターターモーターを兼ねたスマートモータージェネレーターシステムを活用した、マイルドハイブリッドの一種である「パワーアシスト機能」の搭載だ。
発進時から3秒間の駆動力アシストが行われるため、スムーズな加速と静粛なエンジン再始動を実現している。WMTCモード燃費は56.4km/Lと高い環境性能を誇る。車体には、スマートフォン連携対応のメーターやUSB充電ソケット、充実した大容量の収納スペースを備え、価格は36万8500円だ。
2025年のモーターサイクルショーで展示されたモデルが正式発売へ ヤマハは、シンプルかつモダンなスタイルの軽量ボディに空冷124ccブルーコア(BLUE CORE)エンジンを搭載した原付二種スクーター[…]
250/320ccスポーツ「YZF-R25/R3」に新色追加
軽快な走行性能と日常での扱いやすさを両立した大人気スーパースポーツモデルの2026年仕様が、5月28日に発売される。今回のラインナップでは、王道のブルーやシックなブラックに加え、2000年代のポップカルチャーを現代風にアレンジした鮮やかなミントカラーの新色が追加された。
装備面では、ライダーの疲労を軽減するアシスト&スリッパークラッチの標準装備や、780mmという低いシート高による優れた足つき性を維持している。さらに、車両コンディション等を確認できるスマートフォン連携機能や、ツーリング時に不可欠なUSB Type-A電源ソケットが標準採用され、価格は250ccモデルが69万800円、320ccモデルが72万6000円となっている。
毎日乗るなら軽さと足つき! 不安をなくす最高のエクスペリエンス 「スポーツバイクは前傾姿勢がキツそうだし、足つきも不安で毎日の通勤や通学には向かなそう」。そんな悩みを軽やかに吹き飛ばすのが、ヤマハのY[…]
ロードレース絶対王者「中須賀克行」が引退を表明
国内最高峰の全日本ロードレース選手権JSB1000クラスで長年絶対王者として君臨してきた中須賀克行選手が、東京モーターサイクルショーのプレスカンファレンスにおいて、今シーズン限りでの現役引退を表明した。これまでに13回のタイトルを獲得してきた同選手は、MotoGPマシンの開発ライダーも兼任し、トップランナーとして業界を牽引してきた。
45歳を迎える今年、後進に道を譲る決断を下したが、「最後まで全力でやり通す」と語り、ファンにサーキットでの応援を呼びかけた。通算100勝の達成と14回目のチャンピオン獲得を目指すラストシーズンは、4月4日および5日にモビリティリゾートもてぎで開幕戦を迎える。
レースは自分の人生そのもの 始まりがあれば、終わりは必ずやってくる。絶対王者として長年、国内最高峰の全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに君臨してきた中須賀克行が、今シーズン限りでの引退を表明[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
賢くズラして、お得に涼む!お盆休みの「混雑回避ルート」 カレンダーの並びが良い2026年のお盆休み(8月8日〜16日)は、大混雑が予想されます。特に大混雑するのは8月8日(土)、9日(日)、13日(木[…]
驚愕!女性の約2人に1人、男性の約3人の1人が「脂肪のとりすぎ」という事実 厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」によると、1日の総エネルギーのうち、脂肪からとるエネルギーの目標量は20[…]
ヤマハが下した決断。大型モデルは「YSP」専売へ ヤマハ発動機販売が発表した2027年1月からの新販売体制において、最もライダーに大きな影響を与えるのが「取扱モデルの排気量による明確な区分け」である。[…]
アライが誇る最先端のカーボンテクノロジー「RX-7X SRC」 今回プレゼントされる「Arai RX-7X SRC」についてまず振り返っておこう。高いプロテクション機能で知られるRX-7Xの帽体フォル[…]
属人的な「才能発掘」からの脱却と進化 モータースポーツの最高峰であるMotoGP。そこでは、ライダー個人の圧倒的な技能、過酷なレース環境、そして極限までチューニングされたマシンの特性が複雑に絡み合い、[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
ヤマハが下した決断。大型モデルは「YSP」専売へ ヤマハ発動機販売が発表した2027年1月からの新販売体制において、最もライダーに大きな影響を与えるのが「取扱モデルの排気量による明確な区分け」である。[…]
ヤマハポッケをレストア中 ヤマハの小さなレジャーバイク「ポッケ」のレストアが進行中です。 元の状態は、まぁ控えめに言って半分“鉄くず状態”。詳しい様子はYouTubeで見ていただくとして、とにかく最初[…]
国産スクーターの復権 スーパーカブのようなビジネスバイクが主流であった50ccクラスに、ホンダが送り出したロードパルは「女性でも手軽に乗れるお買い物バイク」として新たな市場を開拓。これに対抗し、ヤマハ[…]
最新技術を詰め込み走りを極めた新世代スポーツネイキッドMT-09 2024年のモデルチェンジにより、ハンドルやステップ位置が見直され、よりスポーツネイキッドらしいライディングポジションを獲得したMT-[…]
単なる足代わりで終わらない。シグナスXが誇る「本気」の走り ただのスクーターと侮るなかれ。シグナスXの根底に流れているのは、紛れもないヤマハのレーシングDNAだ。心臓部にはVVA(可変バルブ機構)を採[…]
人気記事ランキング(全体)
耐荷重80kg! 美しいデザインで大人も子供も楽しめる EVEREST XING emoveは、次世代型モビリティを展開する株式会社Acalieのハイスペックブランド「EVEREST XING」からリ[…]
プロの世界を身近に。ニュートラルが「1速の下」にある衝撃 新型パニガーレV4 Rは、「ドゥカティ・レーシング・ギアボックス(DRG)」を採用した初めての公道モデル。ニュートラルを1速と2速の間ではなく[…]
僕のCB1000Fは店の中央で待っていた 去る2025年11月14日。僕はヘルメットやグローブ、ジャケットなどライディングウェア一式を担いで電車に乗っていた…。なぜかって? そう! なぜならその日は待[…]
ヤマハが下した決断。大型モデルは「YSP」専売へ ヤマハ発動機販売が発表した2027年1月からの新販売体制において、最もライダーに大きな影響を与えるのが「取扱モデルの排気量による明確な区分け」である。[…]
混迷するカウンタック界隈に登場した短命モデル 大多数のクルマ好きがスーパーカーの原点としているランボルギーニ・カウンタック。中にはフェラーリ512BBやミウラの名を上げる方もいることでしょうが、やはり[…]
最新の投稿記事(全体)
ワークマンプラス上板橋店で実地調査! 全国で800を超える店舗を展開。リーズナブルな価格でありながら高機能のワークウエアを自社ブランドにて多数リリースし、現場の作業着のみならずカジュアルやアウトドアユ[…]
峠道が最高に楽しい一方で日常の足として普通に使える 最近の僕はミドルクラスのフルカウルスポーツを試乗すると、他機種とどこまで基本設計・部品を共有するか、最新の電子デバイスをどのレベルで投入するか、日常[…]
モンスター史に刻む新たなマイルストーン ドゥカティの看板モデルの一つとして長年愛されてきたモンスターが、この度フルモデルチェンジを受けて、日本上陸を果たした。1992年に発表された初代モンスターは、美[…]
歴史をこじ開けた一撃。驚異のオールタイムラップレコード チェコGPの週末、ブルノ・サーキットの主役は間違いなく小椋藍だった。その快進撃の口火を切ったのは、公式予選2での驚異的なアタックである。 小椋は[…]
収納力と走りが進化した唯一無二のクロスオーバーNC750X ホンダのNC750Xは、経済性に優れる745cc並列2気筒エンジンを搭載し、日常の移動から長距離ツーリングまで快適にこなすオールラウンダーと[…]
- 1
- 2











































