
前2輪の圧倒的な安定感と最新のナビゲーション機能で隙のない進化を遂げた2026年モデルのヤマハ「トリシティ125」。その高いポテンシャルを「全天候型」へと昇華させる画期的なアイテムが誕生した。それがテイトモビリティサービスが放つ後付けルーフキット「SLR for Tricity」だ。雨や風、紫外線を徹底的にシャットアウトする本製品は、ライダーの疲労とストレスを根本から排除してくれるぞ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:テイトモビリティサービス
LMWの安定性に快適性をプラスするカスタムパーツ
ヤマハ独自のLMW(リーニングマルチホイール)機構により、悪路や段差に対しても無類の強さを誇るトリシティ125。しかし、いかに車体が安定していようと、生身のライダーは降雨や直射日光の脅威から逃れることはできない。この避けられない物理的な課題を完全に解決するのが、屋根付きバイクの開発で40年以上の実績とノウハウを持つテイトモビリティサービスの後付けルーフキットだ。
ルーフキットの真価を語る前に、ベースとなる2026年モデル「トリシティ125」の圧倒的な完成度に触れておこう。同モデルは「LMWアッカーマン・ジオメトリ」による自然で滑らかな旋回性を誇るだけでなく、新たにスマートフォン連携が可能な4.2インチTFTディスプレイを獲得した。
ターンバイターンナビゲーションをメーター内に直接表示できるようになったことで、視線移動を最小限に抑えた安全なルーティングが可能となっている。このハイテク車体にルーフを組み合わせることで、死角ゼロのコミューターが完成するというわけだ。
紫外線を99.9%遮断する最高基準のUVカットスクリーン
長時間のライディングにおいて、見過ごされがちなのが紫外線による疲労の蓄積だ。「SLR for Tricity」のスクリーンは、UV-Aを95.8%、UV-Bを99.9%カットするという驚異的な数値を実現。これは日焼け防止の世界基準においても最高クラスの紫外線保護係数であり、夏の凶悪な日差しからライダーの肌と体力を確実に守り抜いてくれるだろう。
ハンドリングを阻害しない重量9.9kgの高剛性フレーム
屋根を後付けする際の最大の懸念点は、重量増による運動性能の低下と重心の悪化だ。そこで、このキットは高剛性な軽量金属フレームを緻密に設計・採用することで、ルーフキット単体の重量をわずか9.9kgに抑制。トリシティが本来持つ軽快なハンドリングやバンク角をスポイルすることなく、堅牢な屋根付き環境を構築しているのだ。
過酷な環境に耐え抜く二層A.B.Sとポリカーボネート
ハードな業務用ユースにも耐えるべく、素材選びにも妥協はない。ルーフ天面には強度に優れた二層A.B.S.樹脂を採用し、スクリーン部分には両面ハードコート処理を施したポリカーボネートを使用。これにより、雨風だけでなく、走行中の飛び石やスクラッチ傷に対する高い耐候性と耐久性を長期間にわたって確保している。
現代のガジェット運用に応えるアクセサリー電源端子
スマートフォンやドライブレコーダー、グリップヒーターなど、現代のバイクライフにおいて電源の確保は必須。本製品にはルーフ側にアクセサリー電源端子が標準で組み込まれており、高いシステム拡張性を有している。新型トリシティ125本体にも新たにUSBタイプC電源ソケットが搭載されているため、車体側とルーフ側で電源系統を使い分けるスマートな配線レイアウトが可能となるぞ。
最新モデルに適合し、取り回しの良さはそのまま
適合車種は2026年モデルのヤマハ「トリシティ125」。ルーフキット装着時の寸法は全長1980mm、全高1830mmとなり、全幅は900mm(スクリーン単体幅は550mm)に収められている。
通勤やデリバリー業務からプライベートなツーリングに至るまで、あらゆるシーンにおける取り回しと実用性が確保されているといえよう。
25万の価値に見合った機能性を手に入れろ
「SLR for Tricity」は、2026年2月27日より発売が開始されており、価格は25万800円(税込)に設定されている。2026年モデルのトリシティ125車体価格(税込57万2000円)と合わせると初期投資こそ相応の額となるが、天候に一切左右されない極上の移動空間と、圧倒的な疲労軽減効果を考慮すれば、その費用対効果は絶大。バイクの限界を超えた全天候型モビリティを求めるなら、一考の価値ありだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(トリシティ125)
125と155の基本的な違いを整理 ◆トリシティ125 メリット・原付二種なので維持費が155に比べ少しだけ安い・燃費性能が高く、毎日の通勤でも財布に優しい デメリット・高速道路が走れないため行動範囲[…]
外観をスタイリッシュにリニューアルしたトリシティ125 前回のトリシティ300に続き、今回試乗を行うのも前2輪を持つLMWシリーズのトリシティ125。ちなみにLMWとは、リーニング・マルチ・ホイールの[…]
LCDメーターがTFTにグレードアップ、外観も一新! リーニングマルチホイール=LMW採用の原付二種/軽二輪スクーターとして独自の地位を築いているヤマハの「トリシティ125」「トリシティ155」がマイ[…]
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
LCDメーターがTFTにグレードアップ、外観も一新! リーニングマルチホイール=LMW採用の原付二種スクーターとして独自の地位を築いているヤマハの「トリシティ125」が欧州でマイナーチェンジ。最新YZ[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
虹色に輝くスチールスプロケットが個性的 フットワークパーツのプロショップであるアドバンテージのGSX1100Sカタナ用530 コンバートキット。XAM製ドリブンスプロケットは軽量で耐久性に優れたスチー[…]
シンプルイズベストなSRにさらなるクラシックテイストを加えたい ヤマハSR400/500は、デビュー以来40年以上にわたって生産されたロングセラーモデルだ。無駄を削ぎ落としたシンプルなスタイリングは時[…]
ミリ単位の取付位置設定でタンクからテールまで一本線を通すカウルキット 「究極のライダーのために」をコンセプトに世界の二輪パーツメーカーと共同で逸品を開発するというNaps Sportsの方針に沿い、今[…]
可変バルブ機構と縦目2灯フェイスを備えた本格派オフローダー まずはWR125Rが持つポテンシャルをおさらいしておきたい。最大の特徴は、走行中に吸気カムが切り替わる可変バルブ機構(VVA)を採用した水冷[…]
熟成の域に達したZ900RSの魅力をさらに引き立てるリアビュー構築 2026年モデルとして発表された新型Z900RSは、電子制御スロットル(ETV)やボッシュ製IMUを獲得し、最高出力は従来の111p[…]
人気記事ランキング(全体)
ナナハンは重い、でも350は物足りないというジレンマへの回答 大型バイクの圧倒的なパワーには憧れるが、取り回しに気を遣う日常はしんどい。かといって、ミドルクラスでは加速感が足りず、どこか迫力に欠ける。[…]
RSV4 1100 Factory 2026ベースのサーキット専用スペシャル アプリリア・レーシングの「X」シリーズは、2019年のRSV4 Xに始まり、2020年Tuono X、2022年RSV4 […]
ベンダ/Napoleonbob250 モーターサイクルショーの興奮を、次は「音」と「走り」で体感しよう! 東京・名古屋のモーターサイクルショーで熱い視線を浴びた、プロトが放つ期待のニューモデル、モルビ[…]
憧れのレトロバイク、でも「維持費」と「トラブル」が心配…そんな悩みを一掃する新星が登場 大型バイクは重くて車検も面倒。かといって中古のレトロバイクは故障が怖いし、維持費も馬鹿にならない。そんな悩みを抱[…]
12Kカーボンの強靭なシェルに「MFJの安心」をプラス 最大のトピックは、MFJ公認を取得したことだろう。 MFJ規格とは日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が定める、国内のモーターサイクルスポ[…]
最新の投稿記事(全体)
Screenshot シュアラスターから洗車好きライダーに向けて新たな商品が発売されました。 ワックスやコーティングの塗りのばし作業効率&施工技術が格段にアップするアプリケーター「ワックスパッド」と拭[…]
虹色に輝くスチールスプロケットが個性的 フットワークパーツのプロショップであるアドバンテージのGSX1100Sカタナ用530 コンバートキット。XAM製ドリブンスプロケットは軽量で耐久性に優れたスチー[…]
軽量・快適・高機能を兼ね備えた新世代システムヘルメットの新グラフィックモデル RYUKIはIRカットシールドを標準採用した軽量・快適・高機能を兼ね備えたシステムヘルメットだ。フリップアップ機構を持つシ[…]
ベンダ/Napoleonbob250 モーターサイクルショーの興奮を、次は「音」と「走り」で体感しよう! 東京・名古屋のモーターサイクルショーで熱い視線を浴びた、プロトが放つ期待のニューモデル、モルビ[…]
12Kカーボンの強靭なシェルに「MFJの安心」をプラス 最大のトピックは、MFJ公認を取得したことだろう。 MFJ規格とは日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)が定める、国内のモーターサイクルスポ[…]
- 1
- 2






































