
2020年の登場以来、そのタフなスタイルと実用性でライダーの心を掴んで離さないCT125ハンターカブ。街乗りから本格的なキャンプツーリングまでこなす懐の深さが魅力だが、オーナーなら一度は「自分だけの仕様にしたい」とカスタム熱が高まる瞬間があるはずだ。しかし、ハンドルまわりのカスタムに手を出そうとしたとき、意外な壁となるのが「ウインカーの行き場」。そんな悩みをスタイリッシュに解決し、愛車の質感をワンランク引き上げる逸品を紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:シフトアップ
終わらないハンターカブの進化と魅力
2020年の初代モデルの登場以来、CT125ハンターカブの魅力は留まることを知らない。 先日発表された2026年モデルでは、初代で人気を博した「マットフレスコブラウン」が復活し、新たに艶のある「アステロイドブラックメタリック」が追加された。
歴代モデルを振り返れば、サファリグリーンやターメリックイエローなど、その時々のトレンドを取り入れたカラーリングで、ライダーの所有欲を刺激し続けてきた。
その魅力の根源は、やはり「自由」であることだ。大型リヤキャリアに荷物を満載して旅に出るもよし、街中を軽快に流すもよし。そして何より、豊富なアフターパーツを使って、自分のスタイルに合わせて車両を作り込んでいく過程こそが、ハンターカブ・ライフの醍醐味と言えるだろう。
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ハンドル交換で直面する「ウインカー問題」
自分好みのライディングポジションを追求したり、デザイン性を高めたりするために「ハンドル交換」は人気のカスタムメニューだ。しかし、ここでひとつの課題が浮上する。ハンターカブの純正ウインカーはハンドルバーに設置されているため、社外ハンドルに交換すると「ウインカーをどこに固定するか」という問題が発生してしまう。
無理やりタイラップで固定したり、汎用のステーで妥協しようものなら、せっかくのハンターカブの精悍な顔つきが台なしになってしまう。機能は満たせても、愛車を眺めたときの満足感は半減してしまうだろう。
機能美を実現したシフトアップ製「ウインカーダウンステー」
そんなカスタム派の悩みにひとつの答えを出したのが「シフトアップ」だ。同社がリリースした「ウインカーダウンステー(JA55, JA65対応)」はユーザーの使い勝手を考慮した仕上がりとなっている。
この製品は、ヘッドライトステーの固定ボルトと交換する形で装着することで、ヘッドライトの横に純正ウインカーを移設可能となる。これにより、ハンドルまわりが物理的にフリーになる。ハンドル交換の自由度が飛躍的に高まるだけでなく、フロントキャリアやスクリーンなど、他のアクセサリーとの干渉も避けやすくなるはずだ。
特筆すべきは、ウインカーの取り付け位置をヘッドライトステーの「3箇所」から選択できる点だ。 パーツの組み合わせによっては、ミリ単位の干渉が命取りになることもある。この3段階の調整機能があれば、他の装着パーツに合わせて最適なクリアランスを確保できる。これは、実際にカスタムを行う現場の苦労を知り尽くした設計と言えるだろう。
そして機能性以上に心を動かすのが、その質感だ。アルミ削り出しのボディにアルマイト仕上げが施されており、金属特有の重厚な輝きを放っている。価格は6380円(税込)だ。決して安くはないが、毎日目に入るフロントまわりの質感が向上することを考えれば、納得の金額だろう。
まとめ:細部に宿るこだわりが、愛車を特別な一台にする
たかがウインカーの取り付け位置ひとつ、ステーの質感ひとつとはいえ、それだけでバイクの見栄えは大きく変わる。 シフトアップのウインカーダウンステーは、ハンドル交換という機能的な要求を満たすだけでなく、その精緻な作りでオーナーの所有欲をも満たしてくれるアイテムだ。
もしあなたが、ハンターカブのハンドルまわりのカスタムを構想しているなら、あるいはフロントまわりのルックスにあと一歩の「締まり」が欲しいと感じているなら、このパーツは間違いなく有力な選択肢となるはずだ。
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