
スズキが送り出した待望の400ccクラストレール/モタードモデル、新型DR-Z4S/DR-Z4SM。2025年10月の発売から時間が経ったこともあり、カスタム熱も高まってくる時期だ。そんな中、ヨシムラジャパンからマシンのスタイリングをより精悍にするフェンダーレスKITが登場。純正のリアビューを一新するだけでなく、ウインカーカスタムまで見据えた設計に注目だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ヨシムラ
高剛性と軽量化を両立したステンレスブラケット
今回ヨシムラがリリースしたキットで特筆すべきはメインブラケットの素材と構造だ。ここには高強度かつ耐腐食性に優れたステンレス材が採用されている。フェンダーレスキットはナンバープレートやウインカー、テールランプといった保安部品を支える重要なパーツであり、走行振動によるクラックなどのトラブルは避けたいところ。
ステンレスを用いることで、振動に強い高耐久性を確保しているというわけだ。また、単に強度があるだけではない。剛性を損なうことなく小型化と肉抜き加工が施されており、リアまわりの軽量化にも大きく貢献している。ブラケットには3連スリット加工が施され、デザイン上のアクセントになっている点も見逃せない。
配線加工不要のカプラーオン設計
自力でカスタムを行うサンデーメカニックにとって、配線処理の手間は導入のハードルになりがちだ。しかし、このキットにはスタイリッシュなLEDテールランプが付属しており、さらにコネクタ付きのカプラーオンタイプとなっており、設置も容易。
また、専用のマッドガードを採用することで、フェンダーレス化で懸念される「配線の露出」や「泥はね」に対しても効果的に抑制する設計となっている。見た目の良さと実用面での配慮がバランスよく盛り込まれているのだ。
純正ウインカー対応かつ社外M8ウインカーも装着可能
さらにうれしいのが、ウインカー取付の拡張性だ。純正ウインカー(M6)に対応しているだけでなく、それに加えて社外ウインカー(M8ボルト)用の取付穴も備えている。
フェンダーレス化と同時にウインカーを小型のものに変えたい、あるいは将来的にLEDウインカーへの変更も可能だ。
社外ウインカー装着例
新基準対応で車検も安心
公道を走る上で無視できないのが法規制への適合だろう。本製品は国土交通省の定める新基準「上向き40度」にナンバープレートの角度が設定されており、保安基準に適合しているので安心だ。
また、キットにはリフレクター(反射板)と、リフレクター下部に貼るステッカーも付属しているため、別途買い足す必要はない。ナンバープレートホルダーには「ヨシムラ」ロゴの抜き文字加工が施されており、さりげないブランドアピールも所有感を満たしてくれるだろう。
価格は3万4100円(税込)で、納期は4月上旬予定だ。DR-Z4S/SMのリアビューを軽快にし、実用性と拡張性を兼ね備えたヨシムラのフェンダーレスKIT。マシンの完成度を一段階引き上げるパーツとして、導入を検討してみてはいかがかな。
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