
世界で生産されるバイク全体の3%強にあたる約200万台を生産し、日本4大メーカーの一角に数えられるのがスズキ。そんな同社について、2025年10月はどんなニュースがあったのだろうか。ヤングマシンの記事から厳選して注目トピックをお伝えする。
●文:ヤングマシン編集部
軽量ハイパワー400cc「DR-Z4S/DR-Z4SM」が最新装備で復活
スズキが新型デュアルパーパスモデル「DR-Z4S」と、スーパーモトモデル「DR-Z4SM」の日本導入を正式発表。2025年10月8日に発売された。水冷398cc単気筒DOHC4バルブエンジンは、最新の排出ガス規制に適合しつつ、低回転トルクを強化し、高回転までスムーズに伸びる特性を実現。
最大の進化は、電子制御スロットルを軸とした「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」の搭載だ。これにより、エンジン出力を3段階で調整できる「SDMS」、オフロード走行も考慮した3段階(+OFF)の「STCS(トラクションコントロール)」、そして解除可能なABSといった最新電子制御を獲得。
車体も新設計のスチールパイプ製ツインスパーフレームを採用し、剛性バランスと軽量化を追求している。価格は両車とも119万9000円だ。
400ccのDR-Zが帰ってきた! モトクロス競技の主導権を4ストロークが握り始めて間もない2000年、公道市販車として産声を上げたのは水冷398cc単気筒を搭載するハイスペックなデュアルパーパスモデ[…]
北米「ハヤブサ」にスペシャルエディションが登場!
スズキ「ハヤブサ」は、初代から継承される基本設計の確かさと、ライドバイワイヤや電子制御を装備した最新のスポーツバイクとしての機能を併せ持つ一台だ。北米市場では2026年モデルが発表され、特別カラーを纏いシングルシートカウルを標準装備した「スペシャルエディション」が追加された。
このスペシャルエディションは、鮮やかなブルー×ホワイトのカラーリング(パールビガーブルー)に、燃料タンクの立体エンブレムやカウルのホワイトモールディングなど、専用の装飾を施している。
2026年モデルの変更点として、電子制御システム「S.I.R.S.」が改良され、とくにクルーズコントロールは「スマートクルーズコントロール」へと改名され、双方向クイックシフターでギヤチェンジを行ってもキャンセルされなくなった。
鮮やかなブルーでスポーティな外観に 欧州に続き北米でもスズキ「ハヤブサ」が2026年モデルへと更新された。アルティメットスポーツを標ぼうするマシンは基本的に2025年モデルを踏襲しながら、レギュラーカ[…]
リッターネイキッド「GSX-S1000」シリーズが新色を纏う
北米スズキは、GSX-R1000(K5)由来の並列4気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド「GSX-S1000」と、パニアケース標準装備のスポーツツアラー「GSX-S1000GT+」の2026年モデルを発表した。
今回の変更はカラーリングのみで、「GSX-S1000」にはキャンディダリングレッドなどが設定され、「GSX-S1000GT+」にはパールブリリアントホワイトなどが登場している。両車とも電子制御スロットル、双方向クイックシフトシステム、トラクションコントロール(5段階)、スズキイージースタートシステムなどを装備。
GT+はさらにクルーズコントロールを装備する。日本仕様の次年度モデルにも、同様のカラー変更が期待されるところだ。
前年モデルでTFTディスプレイを獲得した無印 北米スズキは、2005年型GSX-R1000(通称K5)由来の痛快な並列4気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド「GSX-S1000」およびスポーツツア[…]
JMS202で「eバンバン」世界初公開、水素バーグマンも進化
スズキはジャパンモビリティショー2025(JMS)に出展。テーマをコーポレートスローガン「By Your Side」とした。二輪車で世界初公開されるのは、レジャーバイク「VanVan」をオマージュした原付二種相当のBEVコンセプト「e-VanVan」だ。
太いタイヤと可愛らしいスタイリングが特徴で、街乗りや通勤に映えるデザインとなっている。また、日本初公開としてインドで発表されたBEVスクーター「e-Address」が出品される。
さらに、前回のJMSから進化を遂げたペダル付き折り畳み電動バイク「e-PO」(フレーム新設計・リアディスク化)や、ショートホイールベース化した「水素エンジンバーグマン」といった次世代モビリティも参考出品された。
出展テーマは「By Your Side」 スズキは、2025 年10 月30 日から11 月9 日まで、東京ビッグサイトで開催されるJapan Mobility Show 2025 (ジャパンモビリテ[…]
「ハヤブサ」にエリーパワーの大容量リチウムイオンバッテリーが採用
スズキのアルティメットスポーツ「Hayabusa(ハヤブサ)」に、エリーパワー製の大容量リチウムイオンバッテリー「HY110SS」が標準採用された。この「HY110SS」は、従来の同等クラスの密閉型鉛電池(2.4kg)と比較して、重量を約1.1kg、体積を約38.7%も減少させている。
この大幅な軽量・小型化は、隼の走行性能向上に大きく貢献するはずだ。また、このバッテリーの特長は、過充電・過放電の監視・制御装置であるBMU(バッテリーマネジメントユニット)が不要な「BMUレス」設計であること。これは、独自開発の電解液技術によりセル電圧のばらつきを自己抑制・自己同期させる「SyncCell」技術によって実現した、高い安全性の証だ。
スズキの高性能車が信頼するPシリーズの証 2017年に「軽量かつ長寿命で高安全な始動用リチウムイオンバッテリー」として登場したHYバッテリーPシリーズは、以来25万個以上が生産され、二輪車市場で高い信[…]
原付二種スクーター「アヴェニス125」がカラー刷新
スズキは原付二種スクーターのスポーティモデル「アヴェニス125」にカラーチェンジを施し、2025年10月28日に発売。2022年の発売以来初のカラー変更で、新色の「パールミラレッド×グラススパークルブラック」に加え、ホワイトとブラックも色味を変更している。
注目すべきは、物価高の状況にもかかわらず、価格が発売当初から据え置きの28万4900円となっている点だ。アヴェニス125は空冷単気筒SEPエンジンを搭載し、WMTCモード燃費54.3km/L(計算上の航続距離約282km)という優れた燃費性能を持つ。LED灯火類やフル液晶ディスプレイ、フラットフロアなど実用的な装備も充実しており、通勤通学に最適な一台だ。
新色パールレッドだけでなくホワイトとブラックも色味新たに スズキは、原付二種スクーターの「アヴェニス125」をカラーチェンジ。2022年の発売以来、初めての変更を受けるアヴェニス125だが、ニューカラ[…]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
「ただの通過点から目的地へ」国道29号沿いの小さな町が仕掛けた生存戦略 昨年の参拝者が落とした「お賽銭」が鳥居になった 驚くべきことに、この風変わりな鳥居は、神社側が多額の予算を投じて独断で建てたもの[…]
1930年代のクラシックカーが現代のEV技術で蘇る!ブレイズ「EVクラシック」の造形美 愛知県名古屋市に本社を置く株式会社ブレイズが展開する「EVクラシック」は、1930年代から1960年代にかけての[…]
レーシングDNAと匠の技術革新!両社が誇る真の強みとは ドゥカティは1926年にイタリアのボローニャで創業し、MotoGPやWorldSBKといった最高峰レースで数々のタイトルを獲得してきた、モーター[…]
雨が降るほど燃え上がる、アドベンチャー乗りのタフな本音 Vストロームオーナーたちが年に一度、浜松に「里帰り」を果たすファンミーティング。前回の2025年大会は開場直前から本降りとなる、イベント史上初の[…]
ワークマン最大のカジュアルショップがイオンモール川口に誕生!! Workman Colors(ワークマンカラーズ)はワークマンが展開する多数のウエアやグッズのなかで、従来のメイン商材だった作業着(ワー[…]
最新の関連記事(スズキ [SUZUKI])
雨が降るほど燃え上がる、アドベンチャー乗りのタフな本音 Vストロームオーナーたちが年に一度、浜松に「里帰り」を果たすファンミーティング。前回の2025年大会は開場直前から本降りとなる、イベント史上初の[…]
80年代ターボブームを駆け抜けた近未来フォルムと先進装備 XN85は、空冷4気筒エンジンを搭載する「GS650G」をベースにスズキが作り上げたターボチャージャー搭載モデルである。当時の日本ではターボ車[…]
30馬力オーバーの強心臓が切り拓く高速クルージング ハオジュエ(豪爵)の最新鋭ビッグスクーター「TVL350」最大のウリとなるのが、完全新設計の339cc水冷4ストローク4バルブ単気筒エンジンだ。最高[…]
四半世紀愛されたファンバイク! 今もライダーの心を揺さぶる「SV650/X」 スズキのミドルスポーツ「SV650 ABS」および「SV650X ABS」は、かつて発表会で『Vツインファンバイク』と謳わ[…]
「存在がデカすぎた」から死なせた。天才・聖秀吉が物語から消えた真実 輸出仕様のカスタムを完全再現!フロントフェンダー外しに宿る「走り屋の狂気」 ホビージャパンが新たに展開するダイキャスト製1/24完成[…]
人気記事ランキング(全体)
1台を徹底して「自己管理」する過酷な現実と、新人が直面する洗車の掟 公道を颯爽と駆け抜ける白バイ。その輝くボディは、専門業者が完璧にメンテナンスしているように見えるかもしれない。しかし、その裏にあるの[…]
レーシングDNAと匠の技術革新!両社が誇る真の強みとは ドゥカティは1926年にイタリアのボローニャで創業し、MotoGPやWorldSBKといった最高峰レースで数々のタイトルを獲得してきた、モーター[…]
シリーズ累計5700万部突破!猫猫の「毒と薬」の魔力が現代の読者を惹きつける 架空の中華風帝国「茘(リー)」を舞台に、後宮の薬師・猫猫(マオマオ)が、美形の宦官・壬氏(ジンシ)に翻弄されつつ、王宮の事[…]
気が付けば18万キロ 車に使っているスパークプラグ「イリジウムプラグ」って、すっごい長寿命じゃないですか。期間が空いてしまうので、ついついチェックするのを忘れていて、車検のたびに思い出してはいたのです[…]
スズキが放つ異色のゲームコンテストが始動 スズキは、ビジュアルプログラミングアプリ「スプリンギン」を展開するしくみデザインとタッグを組み、「第3回SUZUKI×Springin’コンテスト」の開催を発[…]
最新の投稿記事(全体)
XG750Rがダートラで躍動! ハーレーダビッドソンは、伝統あるダートトラック全米選手権「Mission AFT SuperTwins(ミッションAFTスーパーツインズ)」において、2026年シーズン[…]
ダカールラリー直系の設計思想!ファクトリービルドで誕生した本格ラリーマシン 世界で最も過酷なラリーレイドであるダカールラリーにおいて、数々の金字塔を打ち立ててきたKTM。これまで多くのプライベーターや[…]
「ただの通過点から目的地へ」国道29号沿いの小さな町が仕掛けた生存戦略 昨年の参拝者が落とした「お賽銭」が鳥居になった 驚くべきことに、この風変わりな鳥居は、神社側が多額の予算を投じて独断で建てたもの[…]
1930年代のクラシックカーが現代のEV技術で蘇る!ブレイズ「EVクラシック」の造形美 愛知県名古屋市に本社を置く株式会社ブレイズが展開する「EVクラシック」は、1930年代から1960年代にかけての[…]
スポーティな走りを予感させる空力フォルムとリアスポイラー 一目見て惹きつけられるのが、引き締まったスポーティなサイドシルエットだ。デザイン性だけでなく空力性能もしっかり考慮されており、後頭部には大型の[…]
- 1
- 2









































