【開発者に聞く、ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣの真実】21,000km超の持久性を体感!どんな状況でも楽しく、どこまでも走り続けたくなる

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【開発者に聞く、ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣの真実】21,000km超の持久性を体感!どんな状況でも楽しく、どこまでも走り続けたくなる

2007 年に初代が登場したロードスマートシリーズの一員ではあるけれど、Ⅲ以前とは完全な別物。2020年から発売が始まったロードスマートⅣは、スポーツツーリングタイヤの新境地を開拓したのだ。

●文:中村友彦 ●BRAND POST提供:ダンロップ

ライフの末期を迎えても段減りや偏摩耗はナシ‼

どうしてこんなに耐久性と持続力が高くて、守備範囲が広いんだろう?2万1000㎞を走ったロードスマートⅣを体験した僕の中には、素朴な疑問が芽生えてきた。

装着後、2万1000kmを超えたスポーツマックス ロードスマートⅣを体感する筆者。

そこで、ダンロップタイヤ東京本社を訪れ、開発の主要メンバーを務めた上田剛幹さんに、このタイヤに関するさまざまな話を聞いてみることにした。

株式会社ダンロップタイヤマーケティング本部 上田剛幹さん

2001年にダンロップに入社した上田さんは、約10年に渡って多種多様な製品のテストライダーを務め、2012~2025年は設計部門に在籍。愛車のカワサキZX-10Rが履くタイヤは、現在はQ5Aだが、自らが手がけた製品の資質を改めて確認するべく、近日中にロードスマートⅣに交換する予定だ。

最初の質問はライフについて。開発陣にとって、2万1000㎞は想定内だったのだろうか。

「ライフは車両や使い方によって異なるので、一概には言えないですが、開発陣の想定は1万5000㎞前後で、2万1000㎞は想定外です。おそらく、空気圧をマメに管理して、上手な使い方をしていただけたのでしょう。ただし、現状は本来のハンドリングではないとのことですから、我々の希望を言うなら、何らかの違和感を覚えた時点で、前後セットで交換して欲しかったです(笑)」

2万1000㎞を走ったロードスマートⅣ。そろそろスリップサインが出てきそうなフロントに対して、リアはまだ十分にミゾが残っている。とはいえ、前後とも中央部の摩耗が顕著で、本来のラウンド形状は維持していない。

2万1000㎞を走ったロードスマートⅣを観察して意外だったのは、前後とも中央付近が平らになりつつも、段減りや偏摩耗が見当たらなかったことだ。

「その点には、細溝が大いに貢献しています。車体が直立している状態での接地端の溝を細くすることで、排水性を犠牲にせず、トレッド面の剛性を上げることができ、そのおかげで段減りや偏摩耗が抑制できました。また、抜群の耐久性を誇るハイシリカXコンパウンドの採用や、キャンバースラストチューニングで弱オーバーステアのハンドリングを構築し、前輪にこじるような力が入らないことも、ライフの向上には役立っています」

トレッドパターンの基本は排水性を重視して決定したが、段減りと偏摩耗を抑制するべく、要所に細溝を導入している。

快適性を実証するためライダーの疲労度を数値化

ここからはロードスマートⅣの誕生背景について。タイヤの世界では過去に前例がない、4つの〝続く〞というコンセプトは、どこから生まれたのだろう。

「実はそのコンセプトは、後付けです(笑)。開発時に我々が重視したのは、ロングランでの疲労の少なさ、スポーツライディングの楽しさ、距離を走っても性能が衰えない持続力、既存のスポーツツーリングタイヤを上回る万能性やウェット性能などで、そういった資質をお客さんにどうやってアピールするかをチームで相談している中で、営業サイドから〝続く〞という言葉が出て来たんです」

コンセプトに続いてもうひとつ、快適性を実証するため、乗車中のライダーの心拍数を測定し、交換神経と副交感神経のバランスをベースにして疲労度を数値化しことも、これまでのタイヤの世界では前例がないことである。

「ロードスマートⅣのテストには40〜50代のスタッフも参加していて、当初の彼らはバイクを下りると、〝あー、疲れた〞と言うことが多かったんです。我々はその言葉を意識して開発を行い、最終的にはかなりの快適性が実現できたのですが、疲れはあくまでも感覚的なものですからね。それをデータとして示せないかと考えて文献やネットを調べ、疲労研究の第一人者として著名な、横浜国立大学の小泉淳一名誉教授の論文に遭遇して、疲労度の測定をお願いしたんです。結果は予想通り、先代のⅢを凌駕する快適性が確認できました」

ロードスマートⅢとⅣの疲労度の比較テストは、被験者の胸部にメモリー心拍計を付けて実施。心拍数の変動をベースにして交感神経と副交感神経の活動を数値化し、疲労度・ストレス度を評価。

過去に前例がない……わけではないけれど、ロードスマートⅣは先代のⅢとは一線を画する、革新的な技術を数多く導入している。もっとも、タイヤのプロファイルを決定するキャンバースラストチューニングに関しては、疑問を抱く人がいるかもしれない。

「先代のⅢと比較すると、フロントは尖り気味、リアはややフラットになっていますから、不思議な印象を抱く人はいるでしょう。とはいえ、我々が理想とする弱オーバーステアのハンドリング、スポーツタイヤに通じる心地いい旋回性と、ツーリングタイヤならではの安定感を実現するためには、この形状がベストだったんです」

タイヤのプロファイルを決定するキャンバースラストチューニングでは、軽い操舵で楽にロールすることを重視。

内部構造で興味深いのは同社にとっては初の技術として、フロントにアラミドジョイントレスベルト、リアにカーカスラインのアールを大きく取るIPTプロファイルを導入したこと。

「その2点は、良好な乗り心地を追求した結果です。ライダーが察知できるレベルではないですが、フロントは広範囲にたわむこと、リアは上下方向にたわむことで、路面の凹凸を通過した際の衝撃を素早く吸収できるようになりました」

良好な乗り心地を実現するため、フロントにはアラミドジョイントレスベルト、リアにはIPTプロファイルを採用。

環境変化に対する強さを生み出す技術で注目したいのは、前述したハイシリカXコンパウンドや、リアの深層に設置した高発熱ゴム(ロードスポーツ2から転用した技術で、表面の摩耗が進んでも性能が劣化しない)、FEM解析と実地テストで排水性を追及したトレッドパターンなど。

「温まりやすくて冷えづらく、柔軟性と耐久性に優れるシリカは、Ⅲでも使っていましたが、Ⅳでは充填効率を先代比で150%にまで高めています。トレッドパターンについては、パッと見はⅢと似ているのですが、1度刻みで溝の角度を検証し、最終的には先代マイナス10度となる15度で、理想の排水性が実現できたんです」

上田さんの話を聞いていると、ロードスマートⅣは非常に欲張りなタイヤと思えてくる。逆に言うなら、理想の特性を実現するためとはいえ、よくぞここまで新しいチャレンジを行ったものである。

「スポーツツーリングタイヤに求められる要素と言うと、耐久性とウェット性能が筆頭に来ることが多いですが、我々が目指したのは、どんな状況でも楽しく、どこまでも走り続けたくなるタイヤです。そういう資質を求めていたライダーからの支持が集まり、ロードスマートⅣは世界中で好セールスを記録しているんですよ」

性能が続き過ぎ!【DUNLOP SPORTMAX ROADSMARTⅣ】装着後”21,000km”走行インプレッション!!


ダンロップ・スポーツマックス・ロードスマートⅣ

ツーリングタイヤに求められるロングライフ&オールウェザーはもとより、豊かな接地感と軽快なハンドリングが、「走りたい」という気持ちを駆り立てる。走りが、興奮が、そして性能が続くツーリングラジアルだ。

スポーツマックス ロードスマートⅣ


※本記事はダンロップが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。