
国民的バイクといっても過言じゃない、スーパーカブを筆頭とするホンダのカブシリーズ。老若男女から愛され、オーナーたちによる『カブ主』総会(? )も各地で行われていますが、皆さん、全国に『カブの駅』っていうのがあるのをご存知ですか?
●文:風間ナオト(ヤングマシン編集部) ●写真:カブの駅(R),風間ナオト ●外部リンク:カブの駅
奈良県からスタート! 北海道から九州まで全国で増加中の「カブの駅」
突然ですが、皆さん、『カブの駅』ってご存知ですか?
現在、1200カ所以上登録されている『道の駅』はツーリングの集合場所や休憩スポットとしておなじみですが、『カブの駅』は初めて聞くという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
実は筆者もそのひとりで、拠点とする山梨にも『カブの駅』認定店ができたという話を耳にして、存在を知ったばかり。
『カブの駅』を主催するのは、『奈良カブミーティング』も運営されている奥田浩司さん。ご職業は解剖学の技師だとのこと。
そう、記事タイトルに「知っとるけ? 」と入れたのは、その『奈良カブミーティング』 にちなみ、奈良県出身のお笑い怪獣、明石家さんまさんが『オレたちひょうきん族』で発したセリフ(年齢がバレますね)に敬意を表するが故なのですよ。
さて、話を戻しますと、気軽にカブ乗りが集まれる場所を全国に作り、各地を巡ってステッカーなどを集めたりといった「スタンプラリーのようなものがしたくて」8年前に始められたそうで、「日本各地の認定店に集まってもらって憩いの場にしてもらう」のが基本的な活動内容。
活動の一環として『カブの駅』認定店になると認定証に加え、のぼり2枚とお店専用のステッカーが贈呈されます。
認定店はバイク屋さんやカスタムショップから、ライダーハウス、温泉、ラーメン屋さんなどまで業種は多種多様。
『カブの駅』グッズを取り扱う認定店は、老舗バイク屋さんやカスタムショップから、カフェ、ライダーハウス、ドライブイン、温泉、ガソリンスタンド、ラーメン屋さん、オートバイ神社などまで業種は多種多様。各店舗が持ち味を生かしたサービスを提供しています。
食いしん坊のワタクシ的には、エリマキトカゲのようにチャーシューが器を彩る鳥取県大山町『ラーメン さくら』、第14回からあげグランプリで西日本しょうゆダレ部門金賞を受賞した愛媛県今治市『からあげ専門店ういち』、解体ショーも開催する愛知県刈谷市の『鮪専門店 えびすまぐろ』がヒジョーに気になる(一部しかご紹介できなくてスミマセン)。
2025年10月中旬時点で認定店は71カ所。地域も北は北海道から南は九州まで、全国に広がりを見せていて、奥田さんによると、現在も「月に1件から2件は認定店になりたい」と話があるそうです。
「カブの駅」のおかげで認知度向上! 奈良カブミーティングは19回目
『奈良カブミーティング vol.19』のポスター。
活動目的のもうひとつとして、奥田さんたちが運営する『奈良カブミーティング』の認知度向上もあるようで、回を重ねるごとに来場者が増えています。
2025年11月2日(日)には、19回目のミーティングを奈良県磯城郡の唐古・鍵遺跡史跡公園で開催。
当日はJTB旅行券などの豪華賞品をもらえるジャンケン大会や和太鼓演奏を予定。近年、カブ系パーツにも注力するオーヴァーレーシングプロジェクツや総合工具メーカーのTONEなどが物販出店する他、バラエティに富んだ飲食ブースも数多く登場。『奈良カブミーティング』名物の奈良県公認『せんとくんプリン』も限定販売されるそう。
入場料金は1人500円(18歳以下は無料)。スムーズに入場するため、行く予定の方は500円玉を用意しておきましょう。詳細は『奈良カブミーティング』のSNSをチェックです!
名物の奈良県公認『せんとくんプリン』を限定販売。
[奈良カブミーティング Instagram]
[奈良カブミーティング X]
◾️日時:
2025年11月2日(日) 10時〜16時 ※雨天中止
◾️場所:
唐古・鍵遺跡史跡公園
奈良県磯城郡田原本町唐古50番地の2
気になったので近くにある「カブの駅」に行ってみました!
……と、ここまで説明したところで、『カブの駅』来訪体験をば。
山梨在住の筆者が訪れたのは、2025年7月加盟の第64号店『秋山油店 韮崎北SS』。国道20号(甲州街道)沿いにある昔ながらのガソリンスタンドです。
バイク好きのオーナーが「ライダーさんたちに憩いの場を提供したい」との思いを込めて協賛。工具貸し出しやパンク修理対応可能で、ホンダ純正オイル3種(カップラーメン&カップ焼きそば)も扱っています。
スタッフの女性にお聞きしたところ、「この夏は酷暑でツーリングライダー自体が少なくて、『カブの駅』目当てのお客さまはまだそれほどいらっしゃってないんですが、今後、プチカフェ化する計画ですので、ぜひ気軽に立ち寄っていただきたいですね」とのことでした。
今回はまず近場に行ってみましたが、全国津々浦々の『カブの駅』を少しずつ巡って、全県コンプリートなんてのも楽しそうです。
現時点で71店舗! まだまだ増える「カブの駅」認定店一覧
【北海道】
- RICO CAFE [北海道岩見沢市]
- カブ小屋 銭函スペース [北海道小樽市]
【東北】
- snowdrop(スノードロップ) [岩手県北上市]
- 南海部品 仙台店 [宮城県仙台市]
【関東】
- GARAGE521 [群馬県太田市]
- Rider’s Cafe Connect [群馬県北群馬郡]
- はらっぱオートバイ神社 [埼玉県八潮市]
- SobaCafe3〇1(そばカフェさんまるいち) [千葉県佐倉市]
- kuRuKuRuCAFE [千葉県佐倉市]
- Café Mango Magic [千葉県成田市]
- ORION ACE A☆GARAGE [東京都調布市]
- Rider’s Base Riberty [神奈川県座間市]
- 秋山油店 韮崎北SS [山梨県韮崎市]
【中部】
- ヤブチャンネル商会 [富山県氷見市]
- Little Shop [岐阜県海津市]
- アストロプロダクツ 岐阜店 [岐阜県岐阜市]
- PORTALSHAKE [岐阜県大垣市]
- Woody Cub Panic ※イベント限定 [岐阜県大垣市]
- 道の駅 夜叉ヶ池の里・さかうち [岐阜県揖斐郡]
- 笑顔が集まるCafe R65.Factory [静岡県浜松市]
- バイカーズオアシス MotoSmile 一宮 [愛知県一宮市]
- アップガレージ 岡崎宇頭店2F TamaRiba [愛知県岡崎市]
- 鮪専門店 えびすまぐろ [愛知県刈谷市]
- ライダーズカフェ ピットイン ※休業中 [愛知県清須市]
- バイカーズオアシス MotoSmile 半田武豊 [愛知県知多郡]
- B2マツモト [三重県津市]
【近畿】
- 滋賀カブミーティング-kaya spot [滋賀県]
- riprap(リップラップ) [滋賀県草津市]
- Cafe.K [滋賀県長浜市]
- ライダーハウス日本何周 [滋賀県長浜市]
- ドライブインみゆき [滋賀県米原市]
- BOOTSBELL(ブーツベル) [京都府京都市]
- ガレージ・セセラギ [京都府京都市]
- ログカフェ マタタビ [京都府南丹市]
- カナディアンカフェ Ride On! [大阪府堺市]
- CHACOL [兵庫県伊丹市]
- BIKERS&CARS CAFE 山猫家 [兵庫県加西市]
- お食事処 ダチョウ料理 大月 [兵庫県加東市]
- ROCK DINER SMOKIN’ BILLY [兵庫県西宮市]
- UP STAR Cafe [兵庫県朝来市]
- FLAT HOUSE CURRY [兵庫県豊岡市]
- MOTOBLUEZ(モトブルーズ) [兵庫県神戸市]
- 湊山温泉 [兵庫県神戸市]
- NARA CUB MEETING [奈良県磯城郡]
- クロスポイント レザークラフトwithカフェ ※愛知県知多半島に移転 [奈良県磯城郡]
- 宀一魂心会(べんいちこんしんかい) [奈良県宇陀市]
- WOODY CUB PANIC [奈良県吉野郡]
- カフェ&キャンプ 東豊ベース [奈良県山辺郡]
- Lightning.Volt(ライトニング ボルト) [奈良県奈良市]
- CUBNUSHI ALL-STAR [和歌山県橋本市]
【中国】
- ラーメン さくら [鳥取県西伯郡]
- ベストオート [島根県出雲市]
- バイカーズカフェ Z-YARD [岡山県笠岡市]
- Rider’s Cafe Log House 津山 [岡山県津山市]
- コンアモーレ [岡山県津山市]
- 刺繍屋 定春 [広島県尾道市]
- しまなみ海道 向島 お食事処 ほっと。 [広島県尾道市]
- ライダーハウス風曜日 [広島県福山市]
- ライダーハウス レッドSUN [山口県下関市]
【四国】
- 平野輪店 [香川県高松市]
- 三豊ベース [香川県三豊市]
- からあげ専門店ういち [愛媛県今治市]
- マイントピア別子 [愛媛県新居浜市]
- Coffee Cub [愛媛県東温市]
- ライダーズイン中土佐 [高知県高岡郡]
- 汗見川食堂カドヤ [高知県長岡郡]
【九州】
- ふじむらカフェ [福岡県北九州市]
- 喫茶店 EasyPit [熊本県阿蘇郡]
- GARAGE”WORKS” [熊本県熊本市]
- 湧水茶屋 [大分県竹田市]
- 木城温泉館 湯らら [宮崎県児湯郡]
※『カブの駅』公式SNSを元に、移転情報等もわかる範囲でまとめていますが、内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ツーリング)
日本の海岸線をめぐり本州一周を目指す「BLUE RIDE」の仕組み 『BLUE RIDE』は、およそ3500kmにも及ぶ本州の海岸線を区切り、地域ごとのラリーに参加しながら少しずつ本州一周を目指してい[…]
前後ドライブレコーダーを標準装備で映像を残せる オートバイ用品ブランド「CIEL(シエル)」を展開するLINKS(リンクス)から、前後ドライブレコーダーを標準装備した新型スマートモニター「M18」が、[…]
安宿での睡眠不足はツーリングの大敵。音の悩みを和らげる専用設計 宿泊費を極力抑え、その分をガソリン代や現地の美味しい食事に回したい。そう考えるライダーにとって、カプセルホテルやネットカフェは非常にあり[…]
時代を超えて響く1000cc空冷Vツインの美学「XS-V1 Sakura」 ヤマハが企業理念である「感動創造」をモーターサイクルという形で具現化し、アートの世界観で乗り物の楽しさを表現したコンセプトモ[…]
走行風を最大の冷却力に変える、新発想の次世代アンダーウエア 真夏のバイク走行において、メッシュジャケットを着ていても「涼しさを感じない」という経験を持つライダーは多い。それは汗が乾ききってしまい、気化[…]
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
サモトラケのニケの翼をモチーフにした、ホンダのウィングマーク 今回紹介するアイテムは、バイクや自動車関連のグッズを多数展開するブランドCAMSHOP.JP(キャムショップ)の、折りたたみコンテナボック[…]
GB350シリーズの違いは『見た目だけ』じゃありません! トラディショナルなデザインに味わい深い空冷単気筒エンジンを組み合わせた『GB350』シリーズは、バイクの原点を感じさせるスタイリングと走りで、[…]
50ccで7.2馬力! 6速ミッションを操る快感 「50ccだからといって、走りに妥協はしたくない」。そんな熱い思いを持つライダーたちを、NSR50はたちまち虜にした。 心臓部には、最高出力7.2PS[…]
伝説のV3ワークス直系、プライベーターを支えた名車「ホンダ RS500R」の軌跡 1983年に発売されたRS500Rは、ホンダが世界タイトルを獲得したワークスマシン「NS500」の技術を継承して作られ[…]
直4の咆哮。心震わす吸排気サウンド 「エンジンを回した瞬間、鳥肌が立った」。そう言いたくなるほど、両車のサウンドチューニングは秀逸だ。 新設計の399cc水冷直列4気筒エンジンは、最高出力58PSを1[…]
人気記事ランキング(全体)
技術的チャレンジ精神の結晶 まずは、特徴的なスタイリングこそボーラの目玉。ウェッジシェイプの鋭利なプロポーションでありながら、ステンレス製ルーフの質感や柔らかなリアフェンダーの曲線に、ジウジアーロの気[…]
83馬力へと進化した、完全新設計の2ストロークVツイン まず注目したいのは、なんといっても現代の環境規制に適合しながら公道を走れる完全オリジナルの水冷2ストローク250ccVツインエンジンだ。 ヴィン[…]
立ち乗りも座り乗りも自由自在。免許不要で広がる行動範囲 「近所の買い物や通勤を楽にしたいけれど、ペダルを漕ぐのは疲れるし、バイクの免許は持っていない」。そんな悩みを吹き飛ばしてくれる有力な選択肢が、こ[…]
50ccで7.2馬力! 6速ミッションを操る快感 「50ccだからといって、走りに妥協はしたくない」。そんな熱い思いを持つライダーたちを、NSR50はたちまち虜にした。 心臓部には、最高出力7.2PS[…]
SHOEI最新作『Z-9』に早くも登場するオリジナルグラフィック 『Z-9 BURNSIDE』は、ストライプを基調としたシンプルなグラフィックが特徴だ。フェイスガードから頭頂部を通り、後頭部下端まで抜[…]
最新の投稿記事(全体)
見た目は変わらないのに乗り心地が良く、走りがスポーティ 跨った瞬間から、スッとリヤショックが沈み込む。サスペンションの入りが良ければ、戻りもスムーズだ。路面追従性が高まり、大きな段差を乗り越えた際も車[…]
ライディングワークパンツJGP-1120:アメカジスタイルで安全/快適に決める!プロテクター標準装備のワークパンツ アメカジ好きライダーに向けたウェアを展開する「Jam’s Gold(ジャムズゴールド[…]
日本の海岸線をめぐり本州一周を目指す「BLUE RIDE」の仕組み 『BLUE RIDE』は、およそ3500kmにも及ぶ本州の海岸線を区切り、地域ごとのラリーに参加しながら少しずつ本州一周を目指してい[…]
巨大なフロントノーズに収まる8リッターV10エンジン そもそも1989年のデトロイトショーでダッジ・バイパーR/Tが発表された時点で、クルマ好きはもとより、評論家筋まで「コブラがダッジから復活した」と[…]
生物界最速の猛禽類を体現する「アルティメットスポーツ」 スズキの「Hayabusa(ハヤブサ)」は、単なる大型バイクではない。1998年に初代モデルが登場した際、市販車最速となる300km/h超の最高[…]
- 1
- 2
















































